英語特別演習(英会話中級)

科目基礎情報

学校 徳山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語特別演習(英会話中級)
科目番号 0144 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械電気工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 倉増 泰弘,上田 真梨子

到達目標

この授業では、様々なテーマでの動画制作を通して、多様な英語表現を学ぶだけでなく、明示的・暗示的に総合的な英語コミュニケーション能力の向上を目指す。また、この授業の到達目標は以下の4つである。                                        
1)英語の発音方法を理解し、実際に発音することができる。                                
2)与えられたテーマに従って作成する動画の原稿を英語で書くことができる                                 
3)作成した原稿の意味や文脈を意識しながら、英語で原稿を台詞を流暢に話すことができる                     
4)他の学習者の英語を聞き取り、発音方法や内容について批評できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語の発音方法を十分に理解し、実際に難なく発音することができる                                英語の発音方法をある程度理解し、実際に発音することがある程度できる                                英語の発音方法を理解できず、実際に発音することができない                               
評価項目2与えられたテーマに従って作成する動画の原稿を英語で書くことができる                                                                与えられたテーマに従って作成する動画の原稿を英語である程度書くことができる                                                                与えられたテーマに従って作成する動画の原稿を英語で書くことができない                                                               
評価項目3作成した原稿の意味や文脈を十分意識しながら、英語で台詞を流暢に言える                                                    作成した原稿の意味や文脈を意識しながら、英語で台詞をある程度流暢に言える                                                    作成した原稿の意味や文脈を意識できず、また英語で台詞を流暢に言えない                                               
評価項目4他の学習者の英語を聞き取り、発音方法や内容について十分に批評できる他の学習者の英語をある程度聞き取り、発音方法や内容を批評できる 他の学習者の英語を聞き取れず、また発音方法やジェスチャーを批評できない 

学科の到達目標項目との関係

到達目標 A 2 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では、動画制作を通して、ListeningやSpeakingのようなバーバルコミュニケーション能力だけでなく、ReadingやWritingのようなノンバーバルコミュニケーション能力も向上させることを目指す。
授業の進め方・方法:
授業内では、毎回英語の発音に関して理解を深めながら、実際に発音しながら英語の調音能力を高める。また、様々なテーマに基づいて、個人やグループで動画制作を行いながら、楽しみながら英語を学んでいく。定期的に実施する動画視聴会では、動画を見合いながら、お互いの発音や内容について批評し合う場を持つ。
注意点:
本授業の成績は以下のような配点で行う。                                                               
 動画(40%)+スクリプト(30%)+スライド(10%)+ワークシート提出(20%)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 プロジェクト①:学校の設備 グループ動画制作に向けた打ち合わせ        1)海外の小中学生を視聴者と想定して、紹介したい学校の特別教室、実験設備などをグループごとに選定できる。 2)紹介すべきポイントをグループでピックアップして英語の語彙を調べることができる。
2週 プロジェクト①:学校の設備 グループ動画制作に向けた打ち合わせ      1)学校の設備について理解しやすい平易な英語で説明文を作成することができる。 2)説明する際に使うスライドを作成することができる。
3週 プロジェクト①:学校の設備 グループ動画制作に向けた打ち合わせ    1)作成したスライドに合わせて、流ちょうに英語で説明を音読できるようになる。 
4週 動画視聴会   動画を視聴し合い、発音や内容について批評できる
5週 プロジェクト②:山口県の観光名所 グループ動画制作に向けた打ち合わせ 1)訪日観光客を視聴者と想定して、紹介したい山口県の観光名所をグループごとに選定できる。 2)紹介すべきポイントをグループでピックアップして英語の語彙を調べることができる。
6週 プロジェクト②:山口県の観光名所 グループ動画制作に向けた打ち合わせ 1)山口県の観光名所について理解しやすい平易な英語で説明文を作成することができる。 2)説明する際に使うスライドを作成することができる。
7週 プロジェクト②:山口県の観光名所 グループ動画制作に向けた打ち合わせ 1)作成したスライドに合わせて、流ちょうに英語で説明を音読できるようになる。 
8週 動画視聴会 動画を視聴し合い、発音や内容について批評できる
4thQ
9週 プロジェクト③:科学理論・科学現象 グループ動画制作に向けた打ち合わせ 1)中学生を視聴者と想定して、動画で説明する科学理論や科学現象をグループごとに選定できる。 2)紹介すべきポイントをグループでピックアップして英語の語彙を調べることができる。
10週 プロジェクト③:科学理論・科学現象 グループ動画制作に向けた打ち合わせ 1)科学理論や科学現象について理解しやすい平易な英語で説明文を作成することができる。 2)説明する際に使うスライドを作成することができる。
11週 プロジェクト③:科学理論・科学現象 グループ動画制作に向けた打ち合わせ 1)作成したスライドに合わせて、流ちょうに英語で説明を音読できるようになる。 
12週 動画視聴会 動画を視聴し合い、発音や内容について批評できる
13週 プロジェクト④個人動画制作:政見放送 1)選挙に出馬する候補者の政見放送の動画を見て、スピーチの表現やテクニックを理解できる 2)自分が候補者になった場合に訴える政策をまとめることができる
14週 プロジェクト④個人動画制作:政見放送 政見放送のテーマで自分の主張を英語で書くことができる。
15週 動画視聴会 動画を視聴し合い、発音や内容について批評できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3

評価割合

動画スクリプトスライドワークシート合計
総合評価割合40301020100
基礎的能力40301020100
専門的能力00000
分野横断的能力00000