現代の社会Ⅱ(2B)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 現代の社会Ⅱ(2B)
科目番号 0029 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『政治・経済』東京書籍、補助教科書:『政治・経済資料集』清水書院、その他:自製プリントの配布
担当教員 伊藤 寛崇,米澤 晋彦

到達目標

1.現代日本政治の概要がわかる。
2.現代国際政治の概要がわかる。
3.現代日本経済の概要がわかる。
4.現代国際経済の概要がわかる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代日本政治の現状と課題を具体的に説明できる。現代日本政治の概要を説明できる。現代日本政治の概要を説明できない。
評価項目2現代国際政治の現状と課題を具体的に説明できる。現代国際政治の概要を説明できる。現代国際政治の概要を説明できない。
評価項目3現代日本経済の現状と課題を具体的に説明できる。現代日本経済の概要を説明できる。現代日本経済の概要を説明できない。
評価項目4現代国際経済の現状と課題を具体的に説明できる。現代国際経済の概要を説明できる。現代国際経済の概要を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本および世界における政治・経済について多様な観点から学ぶことにより、現代世界において自ら考え主体的に生きていくために必要な基礎能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。必要に応じて適宜、レポートを課す。試験結果が合格点に達しない場合、再試験を行うことがある。
注意点:
授業中は板書を書き写すだけでなく、口頭で説明した内容のメモをとること。授業中に出てきた分からない漢字や語句、地名を、指示されなくとも自らすすんで辞書や地図で調べて確認しておくこと。この実直な作業は、後に本当の実力として大いに身になるものである。
日常的にテレビや新聞などのメディアで、日々のニュースに触れておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
日本政治の現状①
授業の進め方と評価の仕方について理解する。
日本政治の現状について理解する。
2週 日本政治の現状②
日本政治の現状について理解する。
3週 日本政治の現状③ 日本政治の現状について理解する。
4週 国際政治の現状① 国際政治の特質について理解する。
5週 国際政治の現状② 国際法について理解する。
6週 国際政治の現状③ 国際政治の課題について理解する。
7週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
8週 試験の解説と解答 到達度試験(前期中間)の解説と解答。
2ndQ
9週 戦後日本経済のあゆみ 戦後復興からバブル期までの経済について理解する。
10週 日本経済の現状 バブル期以降の経済について理解する。
11週 日本経済の課題 公害問題・食糧問題・消費者問題について理解する。
12週 国際経済のしくみ① 貿易と国際分業の基本原理を理解する。
13週 国際経済のしくみ② 外国為替と国際収支について理解する。
14週 国際経済の現状 経済のグローバル化について理解する。
15週 到達度試験(前期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 到達度試験(前期末)の解説と解答。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。1
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。1
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。2
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。2
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。2
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
企業には社会的責任があることを認識している。2
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2

評価割合

到達度試験小テストないしノートレポート授業態度口頭発表その他合計
総合評価割合705101500100
基礎的能力7051000085
専門的能力0000000
分野横断的能力000150015