人類史Ⅱ(3M)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 人類史Ⅱ(3M)
科目番号 0064 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『高等学校日本史B改訂版』伊藤純郎他著 清水書院、『新詳世界史B』帝国書院(いずれも令和元年度2年次に使用したもの)、補助教科書:『最新日本史図表』 第一学習社、『グローバルワイド最新世界史図表』第一学習社(いずれも令和元年度2年次に使用したもの)
担当教員 米澤 晋彦,荒川 肇

到達目標

1.近世以降の日本の内政と外交及び織豊政権・幕藩体制のあゆみがわかる。
2.開国から明治時代の日本の内政と外交及び明治維新・立憲体制の確立とあゆみがわかる。
3.大正時代からワシントン体制下の日本の内政と外交及び政党政治のあゆみがわかる。
4.軍部の台頭と政党政治の崩壊、第二次世界大戦に至るまでの日本の内政と外交及び終戦までのあゆみがわかる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近世以降の日本の内政と外交及び織豊政権・幕藩体制のあゆみを世界史と対比させて説明できる。近世以降の日本の内政と外交及び織豊政権・幕藩体制のあゆみを説明できる。近世以降の日本の内政と外交及び織豊政権・幕藩体制のあゆみを説明できない。
評価項目2開国から明治時代の日本の内政と外交及び明治維新・立憲体制の確立とあゆみを世界史と対比させて説明できる。開国から明治時代の日本の内政と外交及び明治維新・立憲体制の確立とあゆみを説明できる。開国から明治時代の日本の内政と外交及び明治維新・立憲体制の確立とあゆみを説明できない。
評価項目3大正時代からワシントン体制下の日本の内政と外交及び政党政治のあゆみを世界史と対比させて説明できる。大正時代からワシントン体制下の日本の内政と外交及び政党政治のあゆみを説明できる。大正時代からワシントン体制下の日本の内政と外交及び政党政治のあゆみを説明できない。
評価項目4軍部の台頭と政党政治の崩壊、第二次世界大戦に至るまでの日本の内政と外交及び終戦までのあゆみを世界史と対比させて説明できる。軍部の台頭と政党政治の崩壊、第二次世界大戦に至るまでの日本の内政と外交及び終戦までのあゆみを説明できる。軍部の台頭と政党政治の崩壊、第二次世界大戦に至るまでの日本の内政と外交及び終戦までのあゆみを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本近世・近代の歴史を、世界の多様な地域の歴史、世界史の一環として理解するための基礎知識を修得する。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。必要に応じて適宜レポートや小テストを課す。試験結果が合格点に達しない場合、再試験を行うことがある。
注意点:
〔評価方法〕
合格点は50点である。前期・後期の成績は、それぞれの中間・期末の試験結果を70%、その他(レポートや小テスト等)を20%、授業態度を10%で評価する。学年総合成績=(前期成績+後期成績)/2。
〔学習上の注意〕
授業中、各自で説明のメモを取ることが必要である。わからない語句や漢字がある場合は自分で辞書を引き、わからない地名が出てきたときは自分で地図を参照する習慣を身につけることがポイントである。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
1 近世
(1)中世から近世社会へ
授業の進め方と評価の仕方について理解する。近世初頭の外交と織豊政権について理解する。
2週
(1)中世から近世社会へ
近世初頭の外交と織豊政権について理解する。
3週 (2)幕藩体制の成立と国際関係 幕藩体制の成立と国際関係について理解する。
4週     同上     同上
5週 (3)幕藩体制の展開と元禄文化 幕藩体制の展開と元禄文化について理解する。
6週     同上     同上
7週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
8週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答。
2ndQ
9週 (4)幕藩体制の動揺と化政文化 幕藩体制の動揺と化政文化について理解する。
10週     同上     同上
11週 近代1 明治期
(1)近世から近代社会へ
幕末期から明治維新に至るまでの過程について理解する。
12週     同上     同上
13週 (2)明治維新と立憲国家の成立 明治維新から立憲国家が成立するまでの過程について理解する。
14週     同上     同上
15週 到達度試験(前期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答。
後期
3rdQ
1週 (3)日清・日露戦争と東アジア 日清・日露戦争と東アジア情勢について理解する。
2週     同上     同上
3週 (4)近代産業の発展と国民生活 近代産業の発展と国民生活について理解する。
4週     同上     同上
5週 近代2 大戦期
(1)第一次世界大戦と日本の社会
第一次世界大戦と日本の社会について理解する。
6週     同上     同上
7週 到達度試験(後期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
8週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答。
4thQ
9週 (2)政党政治の発展と大衆社会 政党政治の展開と大衆社会について理解する。
10週     同上     同上
11週 (3)第二次世界大戦への道 第二次世界大戦に至るまでの過程について理解する。
12週     同上     同上
13週 (4)第二次世界大戦と日本の社会 軍部の台頭から終戦に至るまでの過程と日本の社会について理解する。
14週     同上     同上
15週 到達度試験(後期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700010020100
基礎的能力7000001080
専門的能力0000000
分野横断的能力0001001020