英語LL演習(3E)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語LL演習(3E)
科目番号 0073 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 TOEIC テストリスニングをひとつひとつわかりやすく, 学研プラス
担当教員 菅原 隆行,大西 絵理香

到達目標

1. ネイティブスピーカーによる英語の音声を聞いて理解できる。
2. 公共の場やビジネスの場面で用いられる語彙や表現を理解できる。
3. 公共の場やビジネスの場面を題材にしたリスニング問題を通して、聞いて理解するスキルを高める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1ネイティブスピーカーによる英語の音声を聞いて十分に理解できるネイティブスピーカーによる英語の音声を聞いて理解できるネイティブスピーカーによる英語の音声を聞いて理解することができない
評価項目2公共の場やビジネスの場面で用いられる語彙や表現を十分に理解できる公共の場やビジネスの場面で用いられる語彙や表現を理解できる公共の場やビジネスの場面で用いられる語彙や表現を理解できない。
評価項目3公共の場やビジネスの場面を題材にしたリスニング問題を通して、聞いて理解するスキルを十分に高めることができる公共の場やビジネスの場面を題材にしたリスニング問題を通して、聞いて理解するスキルを高めることができる公共の場やビジネスの場面を題材にしたリスニング問題を通して、聞いて理解するスキルを高めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語の基礎的リスニング能力を身につけることを目的に、ネイティブスピーカーによって話されるリスニング問題演習を通してリスニングのスキルを高める。また、日常生活やビジネスの場面で用いられる語彙や表現を身につけ、英語聴解力の向上を目指す。
授業の進め方・方法:
演習形式で行う。TOEIC Listeningの4つのパート問題の形式を理解し、ネイティブスピーカーの発音やナチュラルなスピードに慣れるための演習問題を行う。また、必要に応じて語彙や表現の使い方を説明する。
注意点:
合格点は50点である。定期試験の結果を70 %, 小テスト、課題等の結果を30%の比率で評価する。
到達度試験は授業の時間内に行う。課題等が未提出の場合は単位修得が困難になるので注意すること。期末総合成績=(前期中間成績+前期末成績)/2

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
INTRODUCTION
授業の進め方及び評価の仕方と、TOEIC試験に関する基礎知識を理解する。
2週 PART1 (1-4)(写真描写問題)(人物の写真、風景の写真) 写っている人物や風景から即座に判断し、正しい解答を選ぶことができる。
3週 PART 2 (5-6)(応答問題) (WH疑問文) 各種のWH疑問文を理解し、適切な応答を選ぶことができる。
4週 PART 2 (7-8)(応答問題) (Yes/No疑問文, 平叙文) Yes/No疑問文や平叙文を理解し、適切な応答を選ぶことができる。
5週 PART 2 (9-10)(応答問題)(付加疑問文、選択・否定疑問文) 付加疑問文や選択・否定疑問文を理解し、適切な応答を選ぶことができる。
6週 PART 2 (応答問題)総合演習 PART 2 (応答問題)の総合演習を行い、成果と課題を把握する。
7週 PART 3 (11-13)(会話問題)(オフィスでの会話、受付や医院での会話) オフィスでの会話や受付や医院での会話を理解し、適切な応答を選ぶことができる。
8週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
2ndQ
9週 試験の解説と解答
PART 3 (14)(会話問題)(交通関連の会話)
前期中間試験の解説と解答、交通関連の会話を理解し、適切な応答を選ぶことができる。
10週 PART 3 (19-20)(会話問題)(意図問題、3人の会話問題) 意図問題と3人の会話問題を理解し、適切な応答を選ぶことができる。
11週 PART 3 (21)(会話問題) (グラフィック問題) グラフィックと会話の関連を理解し、適切な応答を選ぶことができる。
12週 PART 3 (会話問題)総合演習  PART 3(会話問題)総合演習を行い、成果と課題を把握する。 
13週 PART 4 (22-24)(説明文問題)(空港や飛行機内でのトーク、図書館でのトーク) 空港や飛行機内でのトーク、図書館でのトークを理解し、適切な応答を選ぶことができる。
14週 PART 4 (29)(説明文問題) (意図問題) 説明文問題の意図問題を理解し、適切な応答を選ぶことができる。
15週 到達度試験(前期期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 前期期末試験の解説と解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2,前3,前4,前5,前6
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前3,前4,前5,前6
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力5000002070
専門的能力2000001030