英語Ⅴ(4M)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語Ⅴ(4M)
科目番号 0090 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: Ichizo Ueda, Toshiko Ueda, Chiaki Taoka, Taoka; Nakasaka; Kashimoto.(2018). Take a Stance. Discussing Today's Controversial Issues. National Geographic Learning, Tokyo. 追加資料: Gershon, S. ( 2014). Present Yourself 1. Cambridge University Press.      自作プリント      Ted Talk
担当教員 ティラビ イビフ

到達目標

1.原稿を見ずに、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表ができる。
2.毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表を聞いて、内容を理解することができる。
3.プレゼンテーションの基本的な構成と基礎的な語彙・表現を身に着けて、身振り手振りやスライド資料などを用い
て発表ができる。
4. 英語で身近なトピックについて自分の意見を述べることができる。
5. グループ発表とポスター発表を行うことができる。        

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1原稿を全く見ずに、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表ができる。ところどころ原稿を見れば、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表ができる。最初から最後まで原稿を見なければ、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表ができない。
評価項目2メモを取りながら、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表を理解し、内容に関する質問ができる。メモを取りながら、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表を理解することができる。メモを取りながらでも、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表を理解することができない。
評価項目3プレゼンテーションの基本的な構成と基礎的な語彙・表現を身に着けて、身振り手振りやスライド資料などを用いて発表ができる。プレゼンテーションの基本的な構成と基本的な語彙・表現は身に着けているが、身振り手振りやスライド資料は効果的に使うことができない。プレゼンテーションの基本的な構成と基礎的な語彙・表現を身に着けておらず、身振り手振りやスライド資料などを用いた発表も行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文読解、口頭発表の作業を通じ、総合的な英語力の向上を目指す。本講義では特に、英語プレゼンテーションの技能に焦点を当てている。具体的には、与えられたテーマや自分のことについて、スライド資料等を用いながら、毎分120語程度の速度で、2分程度の口頭発表ができることを目標とする。また、英語IVに引き続き、教科書を用いた英作文演習も行っていく。
授業の進め方・方法:
演習形式で行い、英語プレゼンテーションに必要な技能を身に着ける。基本的な流れは下記の通りである。
(1)目標とする技能に関する教員によるデモンストレーション。
(2)教科書の英文を読み、テーマに関する基礎知識を身につけるとともに、本文で使用されている文法事項を身につける。
(3)本文の内容について、発表の準備を行う。
(4)学生による口頭発表
(5)発表の評価と議論
・英語IVで行った発音の訓練も引き続き行っていく。
なお、授業の進度や内容は、学生の理解度等を見て変更する場合もある。
注意点:
60点を合格点とする。学期末の成績は、英語での口頭発表60%、宿題10%、授業態度10%、クラスでのパフォーマンス10%、最終プロジェクト10%で評価する。
各自2回の個人発表と、2回のグループ発表を予定している。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
Unit9 Humans or AI?
授業の進め方と評価の仕方について説明する。
人間とAIの背景情報と言語項目を理解できる。
2週 Unit9 Humans or AI?
アイコンタクト
人間とAIに関する英文を読み、本文の表現を身につける。
アイコンタクトの使い方を理解し、発表を通じて身につける。
3週 Unit9 Humans or AI?
ジェスチャー
個別発表 1
人間とAIの長所と短所についてのアイデアを表現できる。
ジェスチャーの使い方を理解し、発表を通じて身につける。
把握した技術を使って、人間とAIに関するプレゼンテーションを行うことができる。
4週 個別発表 1

把握した技術を使って、人間とIAに関する発表を行うことができる。
5週 Unit10 A Valuable Expericence or a Disadvantage in Job Hunting?
ジェスチャー
就職活動の背景情報と言語項目を理解できる。
ジェスチャーの使い方を理解し、発表を通じて身につける。
6週 Unit10 A Valuable Expericence or a Disadvantage in Job Hunting?
ペースと声の活用
就職活動に関する英文を読み、本文の表現を身につける。
ペースと声の使い方を理解し、発表を通じて身につける。
7週 Unit10 A Valuable Expericence or a Disadvantage in Job Hunting?
視覚的補助; 即興演習
就職活動について批判的に意見を述べることができる。
スライド等の視覚的補助の効果的な使い方を理解し、発表を通じて身につける。
絵を見ながら1分ですぐに話すことができる。
8週 グループ発表
ピアフィードバック
把握した技術を使って、グループ発表を行うことができる。
4thQ
9週 World Englishes
構成 ( 紹介 )
世界の英語のアクセントの違いと言語項目を理解できる。
発表の基本的な構成( 紹介 )の作り方を理解し、発表を通じて身につける。
10週 World Englishes
構成 ( 本文 ); 即興演習
ビデオを見ることで英語の異なるアクセントを理解することができる。
発表の基本的な構成( 本文 )の作り方を理解し、発表を通じて身につける。
絵を見ながら1分ですぐに話すことができる。
11週 結論のまとめ方; 即興演習
個別発表 2
発表の 結論の作り方を理解し、発表を通じて身につける。
絵を見ながら1分ですぐに話すことができる。把握した技術を使って、グループ発表を行うことができる。
12週 個別発表 2

把握した技術を使って、発表を行うことができる。
13週 Unit12 Are the Homeless Responsible for Their Homelessness?
質疑応答
ホームレスの背景情報と言語項目を理解できる。
英語での質疑応答に必要な語彙や表現を使えるようになる。
14週 Unit12 Are the Homeless Responsible for Their Homelessness?
ホームレスに関する英文を読み、本文の表現を身につける。
ホームレスについて批判的に意見を述べることができる。
15週 最終プロジェクト ( ポスター発表) 最終プロジェクト の発表 
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3

評価割合

試験発表宿題態度クラスのパフォーマンス最終プロジェクト合計
総合評価割合06010101010100
基礎的能力06010101010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000