工学基礎演習

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 工学基礎演習
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ① 初回に配布するノート(課題提出用)
② 初回に配布する基礎計算問題のプリント
③ 教科書:豊田敏盟,竹内英人ほか「フォーカス ゴールド 5th Edition 数学Ⅰ+A」(啓林館)
担当教員 村上 信太郎

到達目標

1 状況に応じた式の計算を適切に行うことができる。
2 方程式・不等式の扱いに習熟し,問題解決に応用できる。
3 2次関数の基本性質と図形的性質を活用できる。
4 集合と命題に関する知識を数学的に運用できる。
5 図形と計量に関する知識に習熟し,問題解決に応用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1状況に応じた式の計算を適切かつ高度に行うことができる。状況に応じた式の計算を適切に行うことができる。状況に応じた式の計算を行うことができない。
評価項目2方程式・不等式の扱いに習熟し,高度な問題解決に応用できる。方程式・不等式の扱いに習熟し,問題解決に応用できる。方程式・不等式の扱いに習熟できず,問題解決に応用できない。
評価項目32次関数の基本性質と図形的性質を巧みに活用できる。2次関数の基本性質と図形的性質を活用できる。2次関数の基本性質と図形的性質を活用できない。
評価項目4集合と命題に関する基礎的な知識を数学的に運用できる。集合と命題に関する基礎的な知識を活用できる。集合と命題に関する基礎的な知識を活用できない。
評価項目5図形と計量に関する基礎的な知識を高度な問題解決に応用できる。図形と計量に関する基礎的な知識を活用できる。図形と計量に関する基礎的な知識を活用できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (ⅱ-m5) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
今後の専門科目を学習し試験で得点を取るためには,一定の数学の実力が必要になる。この授業では高専数学の土台となる高校数学Ⅰと基礎計算問題(初回配布プリント)について,「基礎的な計算」から「高度な応用力」まで,各自のレベルと目標に合わせた数学力向上を目指す。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
 講義は最小限にとどめ,授業中は学生各自でアクティブラーニング(※)を行う。
 質問は歓迎する。小学校の復習から大学の応用数学まで,どのような内容の質問でも受け付ける。
 授業への取り組み姿勢に問題がある場合は,クラス担任や保護者を交えて指導を行う。
(※履修上の区分としてのアクティブラーニングとは異なる。)

【学習方法】
学生各自で現時点の数学力や将来的な数学力の目標が異なる。少しでも自身のためになるように,各自の目標に合わせて自分の学習レベルを決定すること。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
2回の定期試験を行う。時間は50分とする。学習成果物(50%)および定期試験(50%)を総合的に判断して評価する。到達目標の到達度を基準として成績を評価する。
学習成果物…初回に配布する指定ノートの全ページを数学の学習で埋めて提出する。(解答に至る過程が説明されていないものは不可)
定期試験…配布プリントおよび教科書の問題(基礎~大学入試レベル),教科書以外の問題から幅広く出題ち

【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-310)
内線電話 8933
e-mail: s.murakamiアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 基礎計算問題,数と式,2次関数 1,2,3
2週 基礎計算問題,数と式,2次関数 1,2,3
3週 基礎計算問題,数と式,2次関数 1,2,3
4週 基礎計算問題,数と式,2次関数 1,2,3
5週 基礎計算問題,数と式,2次関数 1,2,3
6週 基礎計算問題,数と式,2次関数 1,2,3
7週 基礎計算問題,数と式,2次関数 1,2,3
8週 中間試験
2ndQ
9週 基礎計算問題,2次関数,集合と命題,図形と計量 1,3,4,5
10週 基礎計算問題,2次関数,集合と命題,図形と計量 1,3,4,5
11週 基礎計算問題,2次関数,集合と命題,図形と計量 1,3,4,5
12週 基礎計算問題,2次関数,集合と命題,図形と計量 1,3,4,5
13週 基礎計算問題,2次関数,集合と命題,図形と計量 1,3,4,5
14週 基礎計算問題,2次関数,集合と命題,図形と計量 1,3,4,5
15週 基礎計算問題,2次関数,集合と命題,図形と計量 1,3,4,5
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験ポートフォリオ合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000