総合英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 総合英語Ⅰ
科目番号 1911012 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 一般教科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 MY WAY English Communication I (三星堂)
担当教員 上杉 鉛一

到達目標

(1)教科書の語句を理解する
(2)教科書付属のCDを聞いて、その内容を理解する
(3)重要文法事項を含んだ基本構文を英作文出来る
(4)教科書付属のCDと同じ速さで音読できる
(5)遠隔授業の課題を確実に提出する、課題は試験と同等に評価する




ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
語句を理解する80%以上理解する50%以上理解する(ように努力する) 50%は理解できない
聞き取りで理解できる60%以上の内容を聞き取れる40%以上を聞き取れる40%は聞き取れない
基本構文を理解し、英作文出来る冠詞等の微細な間違いのみで英作文出来る基本構文を使って、通じる程度の英作文が出来る基本構文を使えない
速音読が出来る付属のCDと同じ速さで読める時々遅れるが、読めるCDについて読もうとしない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)中学校で学習した語句・文法事項の復習に加え、高1程度の語句・文法を学習する
(2)新出の文法事項を発展させる
(3)英語の勉強方法をマスターする
(4)「読む」「聞く」を中心として4技能の力を伸ばす






授業の進め方・方法:
英単語の発音、意味を定着させる
文構造に注意して、英文の意味が分かるようにする
重要事項に注意して、英文の意味が分かり、それを使って簡単な英語が差分出来るようにする
シャドーイング等の音読活動を通じて、英文を体にすり込む
注意点:
(1) 今後学ぶ英語や専門科目の基礎となる科目であるから、学習内容をしっかりと身に付ける必要がある。
(2) 学習内容の定着には、日々の復習が不可欠である。教科書・練習課題などを活用して主体的に学習すること。
(3) 課題を出すので、必ず期限内に提出すること。
(4) 学習内容についてわからないことがあれば、積極的に質問すること。
(5) 遠隔授業の課題は試験と同等の評価とする。











授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション Lesson 1 Proverbs Around the World Section 1, 2 ・語句の意味および発音を定着させる。
・いろんな国のことわざを学ばせる。
2週 Lesson 1 Section 3 Practice ・語句の意味および発音を定着させる。
・花のことわざを学ぶ。本文や重要語句、文法の理解度を確認させる。
3週 Lesson 1 Challenge A Piece of Cake ・世界のことわざ、慣用表現について理解させる
4週 Lesson 2 Iwago Mitsuaki- An Animal Photographer Section 1, 2 ・語句の意味および発音を定着させる。
・岩合光昭とネコ、その他の動物について学ばせる。
5週 Lesson 2 Section 3, Practice ・岩合さんからのメッセージを理解させる。
・本文や重要語句、文法の理解度を確認させる。
6週 Lesson 2 Challenge Photo Ark ・写真で動物を絶滅から守る運動について理解させる。
7週 Lesson 1,2 のまとめ ・語句の意味および発音を定着させる。
・時制(現在、過去、進行形)、助動詞、受動態について復習させる
8週 前期中間試験の解答と説明 ・語句の意味および発音を定着させる。
・間違いを訂正させる。
2ndQ
9週 Lesson 3 Sending Canned Mackerel to Space Section 1, 2 ・本文で用いられていた単語の意味を確認させる。
・宇宙食と高校生について学ばせる。
10週 Lesson 3 Section 3, Practice ・高校生の作ったサバ缶についてまなばせる。
・本文中に出てきた語法・熟語、文法(動名詞、to-不定詞)の使い方を復習させる。
11週 Lesson 3 Challenge The World of Ramen ・語句の意味および発音を定着させる。
・インスタントラーメンについて学ばせる。
12週 Lesson 4 Messages from Winnie-the-Pooh Section1, 2 ・語句の意味および発音を定着させる
・小熊のプーさんの作者とその内容について
13週 Lesson 4 Section 3, Practice ・語句の意味および発音を定着させる。
・文法(完了形)を学ばせる
14週 Lesson 4 Challenge The Moomin Series ・語句の意味および発音を定着させる。
・ムーミンシリーズのキャラクターについて学ばせる
15週 Lesson 3, 4のまとめ ・語句の意味および発音を定着させる。
・文法(動名詞、to-不定詞、完了形)を復習させる。
16週 前期末試験の解答、説明 ・語句の意味および発音を定着させる。
・間違いを訂正させる。
後期
3rdQ
1週 Lesson 5 Endangered Languages Section 1, 2 ・語句の意味および発音を定着させる。
・アルタ語とツィムシアン語について学ばせる
2週 Lesson 5 Section 3, 4 ・ 語句の意味および発音を定着させる。
・アイヌ語とマリオ語の取り組みについて学ばせる
3週 Lesson 5 Practice, Challenge Emotiki ・語句の意味および発音、文法(関係代名詞、it - to)を定着させる。
・マオリ族の作った絵文字(Emotiki)について学ばせる
4週 Lesson 6 A Wheelchair Traveler Section 1, 2 ・語句の意味および発音を定着させる。
・三代達也さんとイタリア旅行について学ばせる
5週 Lesson 6 Section 3, 4 ・語句の意味および発音を定着させる。
・アテネの旅と旅から学んだことを学ばせる。
6週 Lesson 6 Practice, Challenge Yasashii Nihongo ・語句の意味および発文法(分詞、It -- that)を定着させる。
・やさしい日本語について学ばせる。
7週 Lesson 5, 6のまとめ ・語句の意味および発音を定着させる。
・文法(関係代名詞、分詞、仮主語)について復習させる。
8週 後期中間試験の解答と説明 ・語句の意味および発音を定着させる。
・間違いを訂正させる。
4thQ
9週 Lesson 7 The Fugees Section 1, 2 ・語句の意味および発音を定着させる。
・The FugeesとLumaについて学ばせる。
10週 Lesson 7 Section 3, 4 ・語句の意味および発音を定着させる。
・Lumaの指導と町の人の反応について学ばせる。
11週 Lesson 7 Practice, Challenge The Refugee Olympic Team ・語句の意味および発音、文法(副詞関係副詞、比較)を定着させる。
・難民五輪選手団について学ばせる。
12週 Lesson 8 Avatar Robots Section 1, 2 ・語句の意味および発音を定着させる。
・分身ロボット織り姫と作者の吉藤さんについて学ばせる。
13週 Lesson 8 Section 3, 4 ・語句の意味および発音を定着させる。
・織り姫の特長と可能性について学ばせる
14週 Lesson 8 Practice, Challenge Weak Robots ・語句の意味および発音、文法(仮定法)を定着させる。
・弱いロボットについて学ばせる。
15週 Lesson 7, 8のまとめ ・語句の意味および発音を定着させる。
・文法(関係副詞、比較、仮定法)を定着させる。
16週 学年末試験の解答と説明 ・語句の意味および発音を定着させる。
・間違いを訂正させる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合600010030100
基礎的能力600010030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000