体育・スポーツⅡ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 体育・スポーツⅡ
科目番号 0027 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 最新高等保健体育
担当教員 橋本 真

到達目標

1自分や周囲の心身の健康・安全について理解し、適切な行動をとる。
2ひとりひとりが主体的になって、授業におけるルールを意識し実行できる。
3ボール運動(球技)では準備運動や練習なども含めて自分たちでスポーツの楽しみ方を実践できる。
4 バドミントンでは基本的な技能を身につける。
5 グラウンドゴルフでは、その意義や必要性を理解し大崎上島でのスポーツについて学習する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールにうついてについて、自主的に率先して理解や判断のもと適切な行動ができる。指示があった自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールについて理解し適切な行動ができる。指示があった自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールについて理解して適切な行動ができない。
評価項目2率先して主体的に授業におけるルールを意識し実行できる。指示があった授業におけるルールを意識し実行できる。指示があった授業におけるルールを意識し実行できない。
評価項目3ボール運動(球技)のゲームや練習では、運営に主体的にかかわることができる。 ボール運動(球技)のゲームや練習では、運営協力的にかかわることができる。ボール運動(球技)のゲームや練習では、運営協力的にかかわることができない。
評価項目4バドミントンに必要な技能を習得しているだけでなく、その技術を周囲に対して教授することができる。バドミントンに必要な技能を習得している。バドミントンに必要な技能を習得していない。
評価項目5グラウンドゴルフに必要な技能や知識を習得しているだけでなく、大崎上島のスポーツについて考えることができる。グラウンドゴルフに必要な技能や知識を習得している。グラウンドゴルフに必要な技能や知識を習得していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)体育の学習を通じて、運動やスポーツをすることの楽しさを体験し、生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する心身を醸成する。
(2)(1)のために必要な豊かな心、生きる力および規範意識の重要性について理解しながら、主体的、計画的に自身の健康と体力向上を考えて実行できる授業を展開する。
授業の進め方・方法:
通常の授業はグラウンドや体育館などの体育施設で実技を行なう。準備運動やストレッチング、トレーニングを実施し、個人の体力や技能の向上を図るとともに、ゲーム中での技術や判断、戦術理解などの総合的な能力を体得する。天候や施設などの状況により、シラバスどおりには実施できない場合がある。
注意点:
(1) 授業時の服装は、本校指定の体操服に限る。
(2) 安全への配慮を考慮して、当然のことながら装飾品を外し、爪を切るなど自己安全管理を求める。
(3) シラバスの項目・内容を確認して、ルール等を事前に予習しておく。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、からだつくり運動 からだつくり運動の意義や必要性について理解している
2週 体力テスト 体力テストの意義や必要性について理解している
3週 体力テスト 体力テストの各調査項目について適切な実施方法を実行している
4週 グラウンドゴルフ グラウンドゴルフの基本用語やルールについて理解している
5週 グラウンドゴルフ 地域のスポーツについて考え、自分の生涯スポーツに生かそうとしている
6週 グラウンドゴルフ
7週 グラウンドゴルフ
8週 バドミントン 審判や記録係などゲームの運営に積極的に協力している
2ndQ
9週 バドミントン バドミントンの基本用語やルールについて理解している
10週 バドミントン ゲーム中にスマッシュ、ハイクリア、ヘアピンなど適切なプレーを選択している
11週 バドミントン
12週 バドミントン
13週 ハンドボール ゲーム中に必要な個人技能や集団技能を習得している
14週 ハンドボール 審判や記録係などゲームの運営に積極的に協力している
15週 ハンドボール チームで準備運動、練習などを協力して考えて実行している
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前4
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前4
合意形成のために会話を成立させることができる。3前4
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前4
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前1,前2,前3
複数の情報を整理・構造化できる。3前1,前2,前3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前8
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前8
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前8
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前8
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
目標の実現に向けて計画ができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前8
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前8
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前8
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前8
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前8

評価割合

試験レポート課題発表実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合020050030100
体育020050030100
0000000