保健体育Ⅱ

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 保健体育Ⅱ
科目番号 0041 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 橋本 真

到達目標

1 自分や周囲の心身の健康・安全について理解し、ひとりひとりが主体的に授業におけるルールを意識して実行できる。
2 保健分野の内容について正しい知識を習得し、それに基づいて自分の考えを表明できる。
3 ボール運動(球技)では個人技能だけでなく集団技能を習得する。
4水泳では背泳ぎの泳法を習得する。
5 器械運動では自分の技能に合った技の組み合わせができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールにうついてについて、自主的に率先して理解や判断のもと適切な行動ができる。指示があった自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールについて理解し適切な行動ができる。指示があった自分や周囲の心身の健康・安全、授業のルールについて理解して適切な行動ができない。
評価項目2保健分野の内容について正しい知識を習得し、それに基づいて自分の考えを表明できる。保健分野の内容について正しい知識を習得している。保健分野の内容について正しい知識を習得していない。
評価項目3パス、ドリブル、スペースについての理解などの個人技能だけでなく、集団での戦術などの技能についても習得している。パス、ドリブル、スペースについての理解などの個人技能を習得している。パス、ドリブル、スペースについての理解などの個人技能を習得していない。
評価項目4背泳ぎに必要な技能を習得しているだけでなく、その技術を周囲に対して教授することができる。背泳ぎに必要な技能を習得している。背泳ぎに必要な技能を習得していない。
評価項目5器械運動に必要な技能を習得し技の組み合わせを考えることができるだけでなく、その技術を周囲に対して教授することができる。器械運動に必要な技能を習得し技の組み合わせを考えることができる。器械運動に必要な技能を習得し技の組み合わせを考えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)体育の学習を通じて、運動やスポーツをすることの楽しさを体験し、生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する心身を醸成する。
(2)(1)のために必要な豊かな心、生きる力および規範意識の重要性について理解しながら、主体的、計画的に自身の健康と体力向上を考えて実行できる授業を展開する。
※体育実技と保健の評価割合は70%と30%とする。
授業の進め方・方法:
通常の授業はグラウンドや体育館などの体育施設で実技を行なう。準備運動やストレッチング、トレーニングを実施し、個人の体力や技能の向上を図るとともに、ゲーム中での技術や判断、戦術理解などの総合的な能力を体得する。天候や施設などの状況により、シラバスどおりには実施できない場合がある。
注意点:
(1) 授業時の服装は、本校指定の体操服に限る。
(2) 安全への配慮を考慮して、当然のことながら装飾品を外し、爪を切るなど自己安全管理を求める。
(3) シラバスの項目・内容を確認して、ルール等を事前に予習しておく。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、からだつくり運動 からだつくり運動の意義や必要性について理解している
2週 体力テスト 体力テストの意義や必要性について理解している
3週 体力テスト 体力テストの各調査項目について適切な実施方法を実行している
4週 ソフトボール ソフトボールの基本用語やルールについて理解している
5週 ソフトボール バッティングについて適切な動作を習得している
6週 ソフトボール 守備時の適切な動き方について理解している
7週 ソフトボール
8週 薬物乱用と健康 薬物について正しい知識を習得し、自分の意見を表明できる
2ndQ
9週 水泳 背泳ぎについて効率的なフォームで最低25メートル泳ぐことができる
10週 水泳 10分間泳に必要なフォームを習得している
11週 水泳 水球の基本用語やルールについて理解している
12週 水泳
13週 水泳
14週 スポーツと栄養 スポーツと栄養の関係について正しい知識を習得し、自分の私生活
15週 前期末試験
16週 前期末試験返却・解説
後期
3rdQ
1週 ソフトバレーボール ソフトバレーボールの基本用語やルールについて理解している
2週 ソフトバレーボール ゲーム中にレシーブ、トス、アタックなど適切なプレーを選択している
3週 ソフトバレーボール ゲーム中にカバーリングやポジションの修正など適切な技能を習得している
4週 器械運動 器械運動の基本用語や安全について理解している
5週 器械運動 自分ができる技を組み合わせて発表できる
6週 器械運動 自分ができる技を、周囲に対して教授することができる
7週 器械運動
8週 飲酒と健康 飲酒について正しい知識を習得し、自分の意見を表明できる
4thQ
9週 バスケットボール バスケットボールの基本用語やルールについて理解している
10週 バスケットボール ゲーム中にドリブル、パス、シュートなど適切なプレーを選択している
11週 バスケットボール チームでポジションや戦術について考えて実践している
12週 バスケットボール
13週 アダプテッドスポーツ 障がい者のスポーツについて理解し、自分の考えを述べることができる
14週 まとめ 2年次の学習内容について理解している
15週 学年末試験
16週 学年末試験返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前1,前2,前3
企業には社会的責任があることを認識している。3前4
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前4
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前4
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前4
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前4
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前4
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前4

評価割合

試験レポート課題発表実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合70201070030200
体育実技00070030100
保健702010000100