概要:
この講義は本校の教育目標のうち「基礎力」を養う科目である。
電気磁気学は、電気回路と並んで電気工学の重要な基礎科目の1つであり、目に見えない電気磁気現象を工学的に理解するための基礎知識を習得するものである。
本科目は2年、3年、4年で3年間履修し最終的には電磁方程式を理解することを目標とする。
なお本科目の初期段階では数学の進度に応じて、微積分・ベクトルについても教授を行う
授業の進め方・方法:
1時間を講義、2時間を問題演習して理解を深める。講義および演習は教科書および配布プリントを中心に進める。また適宜、小テストおよび課題レポートを行う。
課題レポートについては、創造性を育む目的で創造的な課題(例は授業スケジュール)を含める。
微積分・ベクトルを用いるため、数学の進捗にあわせて授業を進める。
質問は、授業終了後、休憩時間等、随時受け付ける。なお、毎週金曜日の17時~18時をオフィスアワーとします。(権田研究室 電気情報工学科棟2F)
注意点:
とくになし。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電磁気 | 電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。 | 2 | 前2,前3,前7,前15 |
電界、電位、電気力線、電束を説明でき、これらを用いた計算ができる。 | 2 | 前4,前5,前7,前10,前11,前12,前15 |
ガウスの法則を説明でき、電界の計算に用いることができる。 | 2 | 前6,前7,前9,前15 |
導体の性質を説明でき、導体表面の電荷密度や電界などを計算できる。 | 2 | 前13,前14,前15,後3,後7 |
誘電体と分極及び電束密度を説明できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後7 |
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。 | 2 | 後4,後5,後6,後7,後9,後10,後13,後14,後15 |
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。 | 2 | 後4,後5,後6,後7,後9,後10,後13,後14,後15 |
静電エネルギーを説明できる。 | 2 | 後11,後12,後13,後14,後15 |