化学Ⅱ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 化学Ⅱ
科目番号 0023 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「改訂 新編化学基礎」竹内敬人他 著 東京書籍 「ダイナミックワイド 図説化学」竹内敬人他 著 東京書籍 「ニューサポート 改訂 新編化学基礎」東京書籍編集部
担当教員 三原 めぐみ

到達目標

1.イオンの生成、イオン結合の仕組みやイオン化エネルギー、イオン結晶等の概念を理解している。
2.金属結合の仕組みや金属の性質・利用について理解している。
3.分子の生成、共有結合の仕組みや電気陰性度、結合の極性等について理解している。
4.化学結合の多様性、化学結合と結晶の性質について理解している。
5.物質と人間生活、化学とその役割について理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1イオンの生成、イオン結合の形成の 仕組みやイオン化エネルギー、イオ ン結晶等の概念を理解し、説明でき る。 イオンの生成、イオン結合の仕組み やイオン化エネルギー、イオン結晶 等の概念を理解している。 イオンの生成、イオン結合の仕組み やイオン化エネルギー、イオン結晶 等の概念を理解していない。
評価項目2金属結合の仕組みや金属の性質・利用について理解し、説明できる。金属結合の仕組みや金属の性質・利用について理解している。金属結合の仕組みや金属の性質・利用について理解していない。
評価項目3分子の生成、共有結合の仕組みや電気陰性度、結合の極性等について理解し、説明できる。分子の生成、共有結合の仕組みや電気陰性度、結合の極性等について理解している。分子の生成、共有結合の仕組みや電気陰性度、結合の極性等について理解していない。
評価項目4化学結合の多様性、化学結合と結晶の性質について理解し、説明できる。化学結合の多様性、化学結合と結晶の性質について理解している。化学結合の多様性、化学結合と結晶の性質について理解していない。
評価項目5物質と人間生活、化学とその役割について理解し、説明できる。物質と人間生活、化学とその役割について理解している。物質と人間生活、化学とその役割について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
化学的な事物・現象についての基本的な概念や原理・法則に対する理解を深め、科学的な探究心を育成する。中学理科で学習する基本的な知識が必要である。また、内容によっては専門教科における基礎知識も学習する。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に図説等を活用しながら、講義形式で授業を行う。
注意点:
予習復習をすること。「ダイナミック図説化学」は必ず持参すること。また、配布した資料等は必ず目を通すこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イオンとイオン結合 イオンの形成について説明できる.
2週 イオンとイオン結合 イオンの分類について説明できる.
3週 イオンとイオン結合 イオン結合とイオン結晶について説明できる.
4週 イオンとイオン結合 イオン化エネルギー、イオン結晶の物質について説明できる.
5週 金属と金属結合


金属結合について説明できる.
6週 金属と金属結合


金属の性質・構造について説明できる。
7週 金属と金属結合
中間試験を実施する

金属の利用について説明できる.
8週 分子と共有結合

分子、分子の形成について説明できる.
4thQ
9週 分子と共有結合

分子の形、配位結合について説明できる.
10週 分子と共有結合


電気陰性度・分子の極性について説明できる.
11週 分子と共有結合


分子結晶・共有結合の結晶について説明できる.
12週 化学結合と物質の分類 物質の構成粒子と物質の分類について説明できる.
13週 化学と人間生活 セラミック、プラスチック、繊維について説明できる.
14週 化学と人間生活 食料の確保、食品の保存、洗剤について説明できる.
15週 試験答案の返却・解説 各試験において間違った部分を自分の課題として把握する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学化学(一般)化学(一般)代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。3
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。3
原子のイオン化について説明できる。3
代表的なイオンを化学式で表すことができる。3
イオン式とイオンの名称を説明できる。3
イオン結合について説明できる。3
イオン結合性物質の性質を説明できる。3
イオン性結晶がどのようなものか説明できる。3
共有結合について説明できる。3
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。3
自由電子と金属結合がどのようなものか説明できる。3
金属の性質を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000