到達目標
1.集団行動において基本的な行動様式が実践できる。
2.ソフトボール、バレーボール、バスケットボール、サッカーの基本動作ができる。
3.新体力テストにより自己の体力の確認ができる。
4.身体組成、有酸素能力等の測定により健康と体力について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
集団行動において基本的な行動様式が実践できる。 | 基本的な集団行動規範に基づいて行動でき、他者(チームやクラス)への指示や協力ができる。
授業や各種目のルールに則って安全に進行ができる。また、授業で使う道具や施設の準備を行ったり、それらを安全に配置することができる。
他者との協力協調してチームのために参加・応援・補助をする活動ができる。 | 整列、体操、実技中の行動において、基本的な集団行動規範に基づいて行動できる。
授業や各種目のルールに則って安全に行動ができる。また、授業で使う道具や施設を適切に使用することができる。
自分本位な活動にならないようにに参加・応援・補助をすることができる。
| 整列、体操、実技中の行動において、基本的な集団行動規範に基づいて行動できない。
授業や各種目のルールに則った行動や安全に配慮したプレー・活動ができない。また、授業で使う道具や施設を安全に適切に使用できない。
個人活動の割合が多くなったり、自分本位な活動ばかりを行う。
|
ソフトボール、バレーボール、バスケットボール、サッカーの基本動作ができる(ラジオ体操第二を含む)。
| 基本的な技術を身につけ、ルールを覚え、各チームで協力し、積極的に練習や試合を運営することができる。
経験者もしくは合格者はチームやクラスメイト学生(未経験者)に指導をし、その学生の技能を高めることができる。
| 基本的な技術を身につけ、ルールを覚え、各チームで協力し、練習や試合に参加できる。
経験者もしくは合格者はチームやクラスメイト学生(未経験者)に技能向上関する指導をすることができる。また、競技やゲーム運営の手本として活動すことができる。
| 基本的な技術を身につけたり、ルールを覚えることが殆ど出来ず、練習や試合に対して消極的な態度で参加してる。
経験者でありながらチームやクラスメイト学生(未経験者)に技能向上関する指導や競技やゲーム運営及び補助を行わない。
|
新体力テストにより自己の体力の確認ができる。 | 新体力テストにより自己の体力の確認ができ、過去の体力を大きく上回っていくことができる。また、上回るために測定に積極的に参加し向上していこうという意欲がある。
全国統一の評価表に基づいて、平均値を超えるパフォーマンスを発揮することができる。 | 新体力テストにより自己の体力の確認ができ、過去の体力を上回っていくことができる。また、上回るために測定に積極的に参加し向上していこうという意欲がある。
全国統一の評価表に基づいて、平均値に到達することができる。 | 新体力テストにより自己の体力の確認ができ、過去の体力を上回っていくことがでない。自己の体力を調べるために、測定に全力をもって挑んでいない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
各運動種目の基本技能を習得するとともに、体力の向上を目指す。また、健康、安全、運動について理解する。
授業の進め方・方法:
授業場所 :第二体育館かグラウンドにて行う。その他、必要に応じて総合グラウンドや教室でも実施する。
授業形式 :実技を中心に進め、前期と後期にそれぞれ講義と筆記試験を1回ずつ実施する。
用意するもの :指定の体操服と体育館シューズ、グラウンドシューズを用意しておくこと。指定服装以外での授業参加は認めない。
主な授業内容 :
<前期>
1.集団行動等:整列、行進等の行動様式を身につける。 ラジオ体操第2、体育祭練習を行う。
2.ソフトボール :送球、捕球、打撃の基本技能を身につける。ルールを理解し、基本的なゲームを行う。
3.バレーボール :オーバー、アンダーパスの基本技能を身につける。ルールを理解し、基本的なゲームを行う。
4.新体力テスト :(屋内種目) 握力、反復横跳び、長座体前屈、上体起こしの記録測定を行う。
5.保健理論 :身体組成について学び、自身の測定調査も行う。身体組成に関する筆記試験もしくはレポート課題を行う。
<後期>
1.新体力テスト :(屋外種目) 50m走、立ち幅跳、ハンドボール投げ、持久走の記録を測定する。
2.バスケットボール :パス、ドリブルの基本技能を身につける。ルールを理解し、基本的なゲームを行う。
3.サッカー :パス、ドリブルの基本技能を身につける。ルールを理解し、基本的なゲームを行う。
4.保健理論 :有酸素運動について学び、筆記試験もしくはレポート課題を行う。
注意点:
評価方法:実技試験、体力テストによる評価70%、筆記試験、レポート等15%、授業への取り組み等15%で評価を行い、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:アクティブスポーツ(大修館)を活用し,授業内容の理解がより深まるように各種目の技術やルールを予習・復習する、また、生涯を通じてスポーツに親しむ(する・見る・支える)資質を養うために、各種目の起源(歴史)や特徴(楽しさ)を学ぶ。
その他:担当者により、授業内容の順序・授業方法・評価方法に違いがあるので、授業最初のガイダンスで確認をすること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
年間および前期の授業の流れを把握し、評価方法、受講方法を理解できる。
|
2週 |
集団行動 ラジオ体操第2 |
集合・整列方法を理解できる。 ラジオ体操第2の方法を理解できる。
|
3週 |
ソフトボール①(※雨天時はバレーボール) |
キャッチボール、バッティングができる。
|
4週 |
ソフトボール②(※雨天時はバレーボール) |
連携プレーや簡易のゲームができる。
|
5週 |
ソフトボール③(※雨天時はバレーボール) |
ゲームのルールや運営方法を学び実践することができる。
|
6週 |
ソフトボール④(※雨天時はバレーボール) |
実技試験の課題に沿った練習を行い、技能を高めることができる。
|
7週 |
ソフトボールの試験(※雨天時はバレーボール) |
実技試験の課題に挑戦し、達成することができる。
|
8週 |
新体力テスト練習 身体組成測定 |
上体起こし・長座体前屈・握力・反復横跳びの測定の練習を行い、測定方法を理解することができる。 身体組成を測定をすることで、自己の体格の変化を把握することができる。
|
2ndQ |
9週 |
新体力テスト本番 保健理論講義 |
上体起こし・長座体前屈・握力・反復横跳びの測定を行い自身の体力を知ることができる。 身体組成に関する知識を得ることができる。
|
10週 |
保健理論筆記試験もしくはレポート課題 |
身体組成に関する知識の確認をすることができる。
|
11週 |
バレーボール① |
パス、スパイク、サーブ、レセプションができる。
|
12週 |
バレーボール② |
ローテーションやミニゲームができる。
|
13週 |
バレーボール③ |
ゲームのルールや運営方法を学び実践することができる。
|
14週 |
バレーボール④ |
実技試験の課題に沿った練習を行い、技能を高めることができる。
|
15週 |
バレーボールの試験 |
実技試験の課題に挑戦し、達成することができる。
|
16週 |
実技試験予備日 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション 新体力テスト練習① |
後期の授業の流れを把握し、評価方法、受講方法を理解することができる。 50m走・ハンドボール投げ・立ち幅跳びの測定の練習を行い、測定方法を理解することができる。
|
2週 |
体育祭の練習 |
体育祭の練習(行進、校歌、学生歌、ラジオ体操第二、各種目)を通して協調性をたかめることができる。
|
3週 |
新体力テスト本番① 新体力テスト練習② |
50m走・ハンドボール投げ・立ち幅跳び・の測定を行い自身の体力を知ることができる。 持久走の練習を行い、測定方法を理解することができる。
|
4週 |
新体力テスト本番② 保健理論講義 |
持久走の測定を行い自身の体力を知ることができる。 有酸素運動に関する知識を得ることができる。
|
5週 |
保健理論筆記試験もしくはレポート課題 |
有酸素運動に関する知識の確認をすることができる。
|
6週 |
サッカー① |
パス、ドリブル、シュートができる。
|
7週 |
サッカー② |
連携プレイやミニゲームができる。
|
8週 |
サッカー③ |
ゲームのルールや運営方法を学び実践することができる。
|
4thQ |
9週 |
サッカー④ |
実技試験の課題に沿った練習を行い、技能を高めることができる。
|
10週 |
サッカーの試験 |
実技試験の課題に挑戦し、達成することができる。
|
11週 |
バスケットボール① |
パス、ドリブル、シュートができる。
|
12週 |
バスケットボール② |
連携プレイやミニゲームができる。
|
13週 |
バスケットボール③ |
ゲームのルールや運営方法を学び実践することができる。
|
14週 |
バスケットボール④ |
実技試験の課題に沿った練習を行い、技能を高めることができる。
|
15週 |
バスケットボールの試験 |
実技試験の課題に挑戦し、達成することができる。
|
16週 |
実技試験予備日 |
|
評価割合
| 実技試験 | 筆記試験 | 取り組み・態度 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 15 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 15 | 15 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |