グローバル実践英語ⅡB(0293)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 グローバル実践英語ⅡB(0293)
科目番号 2M24 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位A: 1
開設学科 産業システム工学科機械・医工学コース 対象学年 2
開設期 秋学期(3rd-Q) 週時間数 3rd-Q:2
教科書/教材 Two Sides to Every Discussion 2, Bricks 2 Notebooks of Essential Words, Native Camp (Online英会話)
担当教員 菊池 秋夫,マシュー トーマス

到達目標

コミュニケーションを円滑に進めるための語彙を増やして「聞く・話す」活動がスムーズにできることを目指す。また自分の考えを的確に伝えるための文が書けるようになる。
問題集を活用して1年の時に学習した文法事項の演習・小テストを行い、その定着を図る。

ルーブリック

Ideal Level of Achievement (Very Good)Standard Level of Achievement (Good)Unacceptable Level of Achievement (Fail)
Evaluation 1Students are able to write and express clearly and concisely their opinions on a number of subjects, using appropriate vocabulary and grammar.Students can express and write their opinions and ideas, with minimal errors.Students are not able to express or write their opinions, in a logical or understandable way.

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP6◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では「聞く」「話す」活動を多く取り入れることによって、英語でコミュニケーションを図ろうとする意欲を育て、自分の伝えたいことが正しく相手に伝わるようになることを目指す。自分の考えを論理的かつ文法的に正しく英語で述べたり書いたりできる力をつける。また、内容が比較的簡単な短い話を英語で聞くことで、リスニングの力をつける。
授業の進め方・方法:
Two Sides to Discussion(テキスト)を参考に、テーマについて賛成・反対の意見を読み、聞き、話し合った後、自分の考えをパラグラフ形式で書く。
文法の復習を継続する。
注意点:
受け身の授業にならないよう、自分の考えを自由に述べることのできる雰囲気づくりに気を配る。また、授業中は文法事項などの複雑な説明を除いて、なるべく英語でのやりとりを多くする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Unit 10 Studying Abroad
Bricks
自分の考えをパラグラフ形式で書くことができる。
仮定法の用法を理解し、正しく使うことができる。
2週 Unit 11 More Foreign Visitors
Bricks
自分の考えをパラグラフ形式で書くことができる。
様々な形の仮定法の表現を理解することができる。
3週 Unit 13 April Fools' Day in Japan
Bricks
自分の考えをパラグラフ形式で書くことができる。
比較の基本的な用法を理解し、正しく使うことができる。
4週 Unit 17 Smartphone Lock Screen
Bricks
自分の考えをパラグラフ形式で書くことができる。
倍数表現や比較の言い換え表現を理解することができる。
5週 Unit 18 YouTube vs. Normal TV
Bricks
自分の考えをパラグラフ形式で書くことができる。
無生物主語のパターンを理解する。否定の様々な形を知る。
6週 Unit 19 Internet vs. ZBricks-and-Mortar
Bricks
自分の考えをパラグラフ形式で書くことができる。
場面に応じた英文を作ることができる。
7週 Review 自分の考えをパラグラフ形式で書くことができる。
学習した文法を使って色々な表現ができる。
8週 到達度試験
(答案返却とまとめ)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。1
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。1
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。1
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。2
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。2
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

ExaminationPresentationMutual Evaluations between studentsParticipationPortfolioHomework, Quiz合計
総合評価割合70000030100
Basic Ability70000030100
Technical Ability0000000
Interdisciplinary Ability0000000