学習・教育到達度目標 C2 世界の文化・歴史を理解し,人間に対する配慮を怠らない.
JABEE a 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE b 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任
本校教育目標 ① ものづくり能力
概要:
人間は、生きていく上で常に健康で順調であるとは限らない。例えば、疾病、ケガ、障がい、失業、老齢といった様々な危機に直面する可能性がある。このような状況を個人や家族のみで解消することができない場合、どのような社会的な政策や制度を設計する必要があるだろうか。本講義では、時事問題を適宜取り上げながら、社会政策、社会保障、社会福祉に関する基礎的・基本的な事柄について検討していく。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式ですすめていく。
前学期の「経済学I」では、雇用・労働問題、社会保険制度(医療、年金、介護)について取り上げる。
まとまりごとに課題を実施する。
注意点:
毎回の講義で取り上げるトピックについて、講義時間外にも積極的に考えたり調べたりすることが望ましい。
継続的に授業内容の予習・復習を行うこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクション:社会政策、社会保障、社会福祉 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
社会政策、社会保障、社会福祉の基本的な枠組みが理解できる。
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2週 |
福祉国家における生存権と労働 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
生存権について理解できる。
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3週 |
社会政策の歴史(1):イギリス (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
イギリスの社会政策の歴史について理解できる。
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4週 |
社会政策の歴史(2):日本、ドイツ、アメリカ (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
日本,ドイツ,アメリカの社会政策の歴史について理解できる。
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5週 |
保険のしくみ:民間保険と社会保険 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
民間保険と社会保険の相違について理解できる。
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6週 |
雇用・労働問題(1):労働政策、労使関係、賃金 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
雇用・労働問題の基本的な枠組みについて理解できる。
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7週 |
雇用・労働問題(2):雇用保険 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
雇用保険について理解できる。
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8週 |
雇用・労働問題(3):労働災害 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
労働災害について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
医療の現状と課題(1):医療保険の必要性、健康保険、国民健康保険 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
医療保険の基本的な枠組みについて理解できる。
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10週 |
医療の現状と課題(2):後期高齢者医療制度、医療保険制度の動向と課題 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
後期高齢者医療保険について理解できる。
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11週 |
年金の現状と課題(1):国民年金、厚生年金 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
年金制度の基本的な枠組みについて理解できる。
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12週 |
年金の現状と課題(2):年金保険制度の動向と課題 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
年金保険制度の現状と課題について理解できる。
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13週 |
介護の現状と課題(1):介護保険制度の創設と概要 (復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
介護保険制度の基本的な枠組みについて理解できる。
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14週 |
介護の現状と課題(2):介護保険制度をめぐる動向(復習:配布資料を参考に関連するトピックについて考えたり調べたりする。) |
介護保険の現状と課題について理解できる。
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15週 |
理解度の確認 |
現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |