| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 標準的なレベルに加えて,丸めの誤差の伝搬について理解し,丸め誤差を小さくするための四則演算ができる.量の抽象的な概念からスタートして,2つの量の順序関係を定めるには2つの量が同じ次元を持たなければならないことを,実例を挙げて説明できる. | 数量と次元について基本的な内容を理解している. | 数量と次元について基本的な内容を理解していない. |
評価項目2 | 標準的なレベルに加えて,記述統計学の役割について簡単に説明できる. | 記述統計の役割と手法について基本的な内容を理解している. | 記述統計の役割と手法について基本的な内容を理解していない. |
評価項目3 | 標準的なレベルに加えて,線形・片対数・両対数グラフ用紙の用途を実例を挙げて説明できる.論文やレポートに適したグラフ作成作法を理解している.論文やレポートに適したグラフ作成作法を理解している.因果関係と見かけ上の相関について理解し,実例を挙げて説明することができる. | 測定値のグラフ化の意義や手法について基本的な内容を理解している.測定値の相関・回帰分析,および時系列データの概要について基本的な内容を理解している. | 測定値のグラフ化の意義や手法について基本的な内容を理解していない.測定値の相関・回帰分析,および時系列データの概要について基本的な内容を理解していない. |
評価項目4 | 標準的なレベルに加えて,ベルヌーイの定理・中心極限定理の概要を説明できる.分散がわかっている正規母集団から抽出された標本平均があるとき,母平均の区間推定を,標準正規分布表を用いて求めることができる. | 主な離散型確率分布・連続型確率分布について基本的な内容を理解している. | 主な離散型確率分布・連続型確率分布について基本的な内容を理解していない. |
評価項目5 | 標準的なレベルに加えて,主成分分析の一連の流れを数式により導くことができる.具体的な応用例を挙げることができる. | 主成分分析の役割と手法について基本的な内容を理解している. | 主成分分析の役割と手法について基本的な内容を理解していない. |