到達目標
(1)基本的な交流計器を正しく取り扱うことができる
(2)基本的な交流直並列回路の解析ができる
(3)実験ノートに実験データおよび実験環境の正しい記録ができる
(4)実験データを整理し,基本的な書き方に倣ってレポートにまとめることができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 基本的な交流計器を正しく取り扱うことができる | 基本的な交流計器を取り扱うことができる | 基本的な交流計器を取り扱うことができない |
評価項目2 | 基本的な交流直並列回路の解析が正しくできる | 基本的な交流直並列回路の解析ができる | 基本的な交流直並列回路の解析ができない |
評価項目3 | 実験ノートに実験データおよび実験環境の正しい記録ができる | 実験ノートに実験データおよび実験環境の記録ができる | 実験ノートに実験データおよび実験環境の記録ができない |
評価項目4 | 実験データを整理し,基本的な書き方に倣って十分なレポートにまとめることができる | 実験データを整理し,基本的な書き方に倣ってレポートにまとめることができる | 実験データを整理し,基本的な書き方に倣ってレポートにまとめることができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気・情報関連の基礎で学ぶ理論,法則,現象などを,実際に計測器などを使って確かめることによって,電気・情報関係の興味を喚起し,体験的な学習によって,机上での教科書による座学の知識を深める.電気情報工学基礎実験2では,電気分野における交流現象を取り扱い,交流回路における抵抗,コイル,コンデンサの組合せ回路について理解する.
授業の進め方・方法:
到達目標(1)~(4)の達成度について,以下の割合で評価する。①から③の項目に関する合計点が50点以上を合格とする。ただし,特別な理由無く未提出のレポートがある場合は不合格とする。
①実験レポート:70% (100点満点で評価する全テーマの平均点を0.7倍した70点満点で評価する)
②チェックテスト:15%(実験に関連する試験を行い,15点満点で評価する)
③実験態度:15%(実験ノートの記録内容を15点満点で評価する)
注意点:
(予習)
実験当日までに実験内容の予習を行い,実験ノートにデータをまとめられるように表を準備する.予習を行っている前提で,実験方法の説明を行いますので,しっかり予習を行うこと.
(授業中)
実験中は私語を慎み,指導教員が話す事項を実験ノートに記録する。実験ノート,関数電卓,グラフ用紙,定規等を用意しておくこと.特に,教科書に未記載の実験式の導出等について聞き漏らしの無いよう,集中して望むこと.
(復習)
実験レポートは他の予定を考え,期限までに計画的に作成する.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
実験ガイダンス 授業の概要および,レポートの書き方について説明する。
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レポートの書き方を理解する。
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2週 |
実験・実習1 CR直列回路(1)
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CR直列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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3週 |
実験・実習1 CR直列回路(2)
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CR直列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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4週 |
実験・実習1 CR直列回路(3)
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CR直列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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5週 |
実験・実習2 LR直列回路(1)
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LR直列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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6週 |
実験・実習2 LR直列回路(2)
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LR直列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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7週 |
実験・実習2 LR直列回路(3)
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LR直列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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8週 |
中間チェックテスト これまで学習したことについてのテストを行う
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4thQ |
9週 |
実験・実習3 CR並列回路(1)
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CR並列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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10週 |
実験・実習3 CR並列回路(2)
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CR並列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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11週 |
実験・実習4 LR並列回路(1)
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LR並列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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12週 |
実験・実習4 LR並列回路(2)
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LR並列回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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13週 |
実験・実習5 LRC共振回路(1)
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LRC共振回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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14週 |
実験・実習5 LRC共振回路(2)
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LRC共振回路の電気諸量を測定,計算し,理論値との比較を考察できる。
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15週 |
期末チェックテスト これまで学習したことについてのテストを行う
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 1 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 1 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 1 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 1 | |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 1 | |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 1 | |
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。 | 1 | |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 1 | |
共振について、実験結果を考察できる。 | 1 | |
評価割合
| 実験レポート | 試験 | 実験態度 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 15 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 15 | 15 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |