物理Ⅰ

Course Information

College Hakodate College Year 2024
Course Title 物理Ⅰ
Course Code 0050 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 3
Department 社会基盤工学科 Student Grade 2nd
Term Year-round Classes per Week 前期:4 後期:2
Textbook and/or Teaching Materials 総合物理(数研出版) / リードα 物理基礎・物理 (数研出版)、 配布プリント(実験・問題)
Instructor

Course Objectives

1. 位置、速度、加速度、力、運動量、エネルギーなどの物理量の定義が説明でき、計算できる。
2. 運動方程式、運動量保存則、エネルギー保存則、熱量の保存則、熱力学第一法則などの重要な物理法則が説明でき、計算できる。
3. データ整理を行い、定められた形式で実験レポートを期日までに提出できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複数の物理概念・物理量を含んだ問題を解くことができる。定義から物理概念が理解でき、物理量が計算できる。計算で求めた答は単位付きで表示できる。物理量の定義が概ね説明できない。定義式を用いた計算が概ねできない。
評価項目2物理法則の導出過程が説明でき、問題を解くことができる。重要な物理法則が説明でき、その法則を用いて、物理量が計算できる。重要な物理法則の概ね説明できない。
評価項目3表やグラフを正しく完成でき、「考察」を自分の言葉を用いて表現できる。データ整理を行い、定められた形式でレポートを期日までに完成できる。実験レポートを完成できない。

Assigned Department Objectives

函館高専教育目標 B See Hide

Teaching Method

Outline:
物理の学習を通じて、自然現象を系統的・論理的に考える能力を養い、自然現象を解明するために物理的な見方・考え方を修得する。物理は工学の基礎であり、科学技術の発展に欠かせない科目である。2年生では物体に働く力と運動の状態(位置、速度、加速度)、エネルギー、運動量、熱、気体の状態変化について学習する。また、実験では測定に用いる器具をグループまたは、個人で使用し、実験データをもとに、データ整理を行い、実験レポートを期日までに完成させること。
Style:
・ 理科総合の物理分野で学習した内容を修得し、計算できることが必須。
・ 数学、特に、「1次関数、2次関数、ベクトル、ベクトルの内積、三角比、三角関数」を頻繁に使用する。これらについて修得し、計算することができること。
・ 実験も数回、行う。実験終了後はデータ整理を行い、表とグラフを作成し、提出期限を守って、定められた形式で実験レポートを完成さること。
・ 物理量を表す記号とその単位の区別ができ、物理量の単位について注意をはらうこと。
・ 関連する科目; 数学、工学基礎実験、理科総合 
Notice:
・ 評価割合の「その他」は小テスト、中テスト、実験レポート、授業態度等を含む

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス
1年の復習
シラバスから授業概要,評価方法,注意事項が理解できる。
位置、速度、加速度が計算できる
等加速度直線運動する物体の物理量が計算できる
2nd 落下運動
(1) 自由落下  (2) 鉛直投射 (3) 水平投射 (4) 斜方投射
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
3rd 力とニュートンの三つの法則
(1) 力の定義と性質
(2) 様々な力
   (重力・張力・垂直抗力・弾性力・摩擦力)
・実験(弾性力と摩擦力)
(3) 合力と力のつり合い
(4) 慣性の法則
(5) 運動の法則と運動方程式・実験
(6) 作用反作用の法則
(7) 運動方程式の応用
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
4th 力とニュートンの三つの法則
(1) 力の定義と性質
(2) 様々な力
   (重力・張力・垂直抗力・弾性力・摩擦力)
・実験(弾性力と摩擦力)
(3) 合力と力のつり合い
(4) 慣性の法則
(5) 運動の法則と運動方程式・実験
(6) 作用反作用の法則
(7) 運動方程式の応用
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
5th 力とニュートンの三つの法則
(1) 力の定義と性質
(2) 様々な力
   (重力・張力・垂直抗力・弾性力・摩擦力)
・実験(弾性力と摩擦力)
(3) 合力と力のつり合い
(4) 慣性の法則
(5) 運動の法則と運動方程式・実験
(6) 作用反作用の法則
(7) 運動方程式の応用
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
6th 力とニュートンの三つの法則
(1) 力の定義と性質
(2) 様々な力
   (重力・張力・垂直抗力・弾性力・摩擦力)
・実験(弾性力と摩擦力)
(3) 合力と力のつり合い
(4) 慣性の法則
(5) 運動の法則と運動方程式・実験
(6) 作用反作用の法則
(7) 運動方程式の応用
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
7th 力とニュートンの三つの法則
(1) 力の定義と性質
(2) 様々な力
   (重力・張力・垂直抗力・弾性力・摩擦力)
・実験(弾性力と摩擦力)
(3) 合力と力のつり合い
(4) 慣性の法則
(5) 運動の法則と運動方程式・実験
(6) 作用反作用の法則
(7) 運動方程式の応用
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
8th 力とニュートンの三つの法則
(1) 力の定義と性質
(2) 様々な力
   (重力・張力・垂直抗力・弾性力・摩擦力)
・実験(弾性力と摩擦力)
(3) 合力と力のつり合い
(4) 慣性の法則
(5) 運動の法則と運動方程式・実験
(6) 作用反作用の法則
(7) 運動方程式の応用
小テスト
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
2nd Quarter
9th 運動量
(1) 運動量と力積
(2) 運動量保存の法則
(3) 反発係数
(4) 運動量保存の法則の応用実験(運動量保存則)
解説を通じて、自分の間違った箇所が理解できる。
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
10th 運動量
(1) 運動量と力積
(2) 運動量保存の法則
(3) 反発係数
(4) 運動量保存の法則の応用実験(運動量保存則)
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
11th 運動量
(1) 運動量と力積
(2) 運動量保存の法則
(3) 反発係数
(4) 運動量保存の法則の応用実験(運動量保存則)
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
12th 仕事とエネルギー
(1) 仕事
(2) 仕事率
(3) エネルギーの定義
(4) 運動エネルギー
(5) 位置エネルギー
(6) 力学的エネルギー保存の法則
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
13th 仕事とエネルギー
(1) 仕事
(2) 仕事率
(3) エネルギーの定義
(4) 運動エネルギー
(5) 位置エネルギー
(6) 力学的エネルギー保存の法則
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
14th 仕事とエネルギー
(1) 仕事
(2) 仕事率
(3) エネルギーの定義
(4) 運動エネルギー
(5) 位置エネルギー
(6) 力学的エネルギー保存の法則
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
15th 前期期末試験

仕事とエネルギー
(1) 仕事
(2) 仕事率
(3) エネルギーの定義
(4) 運動エネルギー
(5) 位置エネルギー
(6) 力学的エネルギー保存の法則
16th 答案返却・解答解説・前半総括
解説を通じて、自分の間違った箇所が理解できる。
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
2nd Semester
3rd Quarter
1st 仕事とエネルギー
力学的エネルギー保存の法則実験
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
2nd 仕事とエネルギー
力学的エネルギー保存の法則実験
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
3rd 熱エネルギー
(1)温度・熱量・比熱
(2)熱量の保存、物質の三態
(3)熱膨張、熱と仕事
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
4th 熱エネルギー
(1)温度・熱量・比熱
(2)熱量の保存、物質の三態
(3)熱膨張、熱と仕事
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
5th 熱エネルギー
(1)温度・熱量・比熱
(2)熱量の保存、物質の三態
(3)熱膨張、熱と仕事
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
6th 熱エネルギー
(1)温度・熱量・比熱
(2)熱量の保存、物質の三態
(3)熱膨張、熱と仕事
左記の各単元について、計算ができる。実験については、グループ実験を行い、グループ内での役割を分担し、各自、実験レポートを作成できる。
7th 気体の状態変化
(1)圧力、ボイルシャルルの法則
(2)理想気体の状態方程式
(3)分子運動と圧力、絶対温度
(4)気体の内部エネルギー、熱力学第一法則
(5)気体の状態変化
(6)不可逆変化と熱機関と熱効率
(7)気体分子運動論
(8)モル比熱
左記の各単元について、計算ができる。
8th 気体の状態変化
(1)圧力、ボイルシャルルの法則
(2)理想気体の状態方程式
(3)分子運動と圧力、絶対温度
(4)気体の内部エネルギー、熱力学第一法則
(5)気体の状態変化
(6)不可逆変化と熱機関と熱効率
(7)気体分子運動論
(8)モル比熱
小テスト
4th Quarter
9th 気体の状態変化
(1)圧力、ボイルシャルルの法則
(2)理想気体の状態方程式
(3)分子運動と圧力、絶対温度
(4)気体の内部エネルギー、熱力学第一法則
(5)気体の状態変化
(6)不可逆変化と熱機関と熱効率
(7)気体分子運動論
(8)モル比熱
左記の各単元について、計算ができる。
10th 気体の状態変化
(1)圧力、ボイルシャルルの法則
(2)理想気体の状態方程式
(3)分子運動と圧力、絶対温度
(4)気体の内部エネルギー、熱力学第一法則
(5)気体の状態変化
(6)不可逆変化と熱機関と熱効率
(7)気体分子運動論
(8)モル比熱
左記の各単元について、計算ができる。
11th 気体の状態変化
(1)圧力、ボイルシャルルの法則
(2)理想気体の状態方程式
(3)分子運動と圧力、絶対温度
(4)気体の内部エネルギー、熱力学第一法則
(5)気体の状態変化
(6)不可逆変化と熱機関と熱効率
(7)気体分子運動論
(8)モル比熱
左記の各単元について、計算ができる。
12th 気体の状態変化
(1)圧力、ボイルシャルルの法則
(2)理想気体の状態方程式
(3)分子運動と圧力、絶対温度
(4)気体の内部エネルギー、熱力学第一法則
(5)気体の状態変化
(6)不可逆変化と熱機関と熱効率
(7)気体分子運動論
(8)モル比熱
左記の各単元について、計算ができる。
13th 気体の状態変化
(1)圧力、ボイルシャルルの法則
(2)理想気体の状態方程式
(3)分子運動と圧力、絶対温度
(4)気体の内部エネルギー、熱力学第一法則
(5)気体の状態変化
(6)不可逆変化と熱機関と熱効率
(7)気体分子運動論
(8)モル比熱
左記の各単元について、計算ができる。
14th 気体の状態変化
(1)圧力、ボイルシャルルの法則
(2)理想気体の状態方程式
(3)分子運動と圧力、絶対温度
(4)気体の内部エネルギー、熱力学第一法則
(5)気体の状態変化
(6)不可逆変化と熱機関と熱効率
(7)気体分子運動論
(8)モル比熱
左記の各単元について、計算ができる。
15th 学年末試験
16th 答案返却・解答解説・総括 解説を通じて、自分の間違った箇所が理解できる

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000