到達目標
1. HPLCの操作・データ解析ができること
2. NMR・IR等の操作・データ解析ができること
3. タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)について原理を理解し、操作・データ解析ができること
4. X線回折(XRD)により,無機物質の組成を評価できること
5. TG-DTAにより,無機物質の熱挙動を評価できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | HPLCの操作・データ解析が充分に正しくできる | HPLCの操作・データ解析がほぼできる | HPLCの操作・データ解析ができない |
評価項目2 | NMRやIR等の原理を十分に理解し、有機化合物の構造解析が充分に行うことができる | NMRやIR等の原理を理解し、有機化合物の構造解析がほぼ行うことができる | NMRやIR等の原理を理解できず、有機化合物の構造解析がほぼ行うことができない |
評価項目3 | タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)の操作・データ解析が充分に正しくできる | タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)の操作・データ解析がほぼできる | タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)の操作・データ解析ができない |
評価項目4 | 未知物質の結晶構造をXRDにより評価できる | XRDの回折パターンを見て,与えられた試料のピーク帰属ができる | XRDのチャートから必要な情報を読み取れない |
評価項目5 | TG-DTAにより,無機物質の熱挙動を評価できる | TG-DTAにより,無機物質の熱挙動の概略をを理解できる | TG-DTAのチャートから必要な情報を読み取れない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-3
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JABEE 1(2)(c)
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JABEE 1(2)(d)(2)
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JABEE 1(2)(h)
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ディプロマポリシー 1
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ディプロマポリシー 2
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ディプロマポリシー 3
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教育方法等
概要:
化学・生物分野で広く用いられている機器分析装置を実際に操作し,幅広い知識と視野を涵養することを目的とする。
授業の進め方・方法:
5つの班に分け、5つの実験テーマ(A~E) を1テーマ2~3週にわたって実験する。1班5テーマを行う。
注意点:
各指導教員のもとで、種々の機器分析原理・手法を習得し、広い視野と技術を身につけるよう、積極的に実験に取り組んで貰いたい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
実験1 |
(テーマA)HPLC測定
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2週 |
実験1 |
(テーマB)NMR・IR測定
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3週 |
実験1 |
(テーマC)タンパク質の電気泳動
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4週 |
実験2 |
(テーマD)XRDによる未知試料の結晶相分析
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5週 |
実験2 |
(テーマE)TG-DTA測定
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6週 |
実験2 |
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7週 |
実験3 |
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8週 |
中間試験(実施しない) |
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4thQ |
9週 |
実験3 |
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10週 |
実験3 |
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11週 |
実験4 |
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12週 |
実験4 |
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13週 |
実験4 |
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14週 |
実験5 |
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15週 |
実験5 |
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16週 |
実験5 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 材料系分野【実験・実習能力】 | 材料系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し実践できる。 | 4 | 後6,後7 |
レポートの書き方を理解し、作成できる。 | 4 | 後5,後6,後7 |
金属材料実験、機械的特性評価試験、化学実験、分析実験、電気工学実験などを行い、実験の準備、実験装置および実験器具の取り扱い、実験結果の整理と考察ができる。 | 4 | 後5,後6,後7 |
X線回折装置などを用いて、物質の結晶構造を解析することができる。 | 4 | |
分析機器を用いて、成分などを定量的に評価をすることができる。 | 4 | 後5,後6,後7 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭での説明またはプレゼンテーションができる。 | 4 | 後5,後6 |
化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 分析化学実験 | 代表的な定性・定量分析装置としてクロマト分析(特にガスクロ、液クロ)や、物質の構造決定を目的とした機器(吸光光度法、X線回折、NMR等)、形態観察装置としての電子顕微鏡の中の代表的ないずれかについて、その原理を理解し、測定からデータ解析までの基本的なプロセスを行うことができる。 | 4 | 後7 |
固体、液体、気体の定性・定量・構造解析・組成分析等に関して必要な特定の分析装置に関して測定条件を選定し、得られたデータから考察をすることができる。 | 4 | |
物理化学実験 | 温度、圧力、容積、質量等を例にとり、測定誤差(個人差・器差)、実験精度、再現性、信頼性、有効数字の概念を説明できる。 | 4 | 後5,後6,後7 |
生物工学実験 | クロマトグラフィー法または電気泳動法によって生体物質を分離することができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |