日本語特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本語特論Ⅰ
科目番号 0146 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】講師作成のハンドアウト/【関連図書】『留学生のための時代を読み解く上級日本語』スリーエーネットワーク 『大学・大学院 留学生の日本語③』アルク 『国境を越えて』新曜社  等 新聞記事、テレビ番組などの生教材
担当教員 田上 栄子

到達目標

・現代の日本・日本人に関して、興味をもって情報を取ろうとする姿勢を持つ
・内容に応じて、適切な語彙や表現が使えるようになる
・文章や映像の論理構成を読み解くことができる
・根拠のある意見を述べることができる
・論理的に構成し、説得力のある発表ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1適切な範囲の語彙や表現が,必要な時に適切に使える 限られた範囲の語彙や表現が使える必要な範囲の語彙や表現がほとんど使えない
評価項目2文章や映像の論理構成が十分にわかるので内容理解も的確である文章や映像の論理構成が大体わかる文章や映像の理解が難しい
評価項目3論理的な構成で、説得力のあるわかりやすい発表ができる。不十分ではあるが構成が考えられており、発表内容がだいたいわかる。論理的構成をすることが難しく、内容がわかりにくい
評価項目4情報発信のために、たいへん明確に構成された視覚資料が作成できる情報発信のために作成された視覚資料において、わかりにくい内容が部分的にあっても、全体の理解を妨げるものではない。視覚資料が、発表内容と合わない、論理的構成が見られないなど、内容理解の妨げになる

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習目標(授業のねらい)
・社会的な話題について適切な語彙・表現を獲得して、使えるようになる
・様々なメディア(インターネット、テレビ番組、新聞・雑誌記事など)を活用して、情報の読み取りや整理を行う。
・日本語で述べたいことをまとまった談話として構成して、情報発信する力を身につける
授業の進め方・方法:
講義(20 %)B(100%)、授業手法1
演習(80%) B(50%) C(50%)、授業手法3・4・6
注意点:
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・オリエンテーション:4年で学ぶこと
・自己紹介(自己分析:長所短所を元に)
対話的な手法で、自らの長所、短所を様々な場面で分析し、表現できる
2週 ・自己紹介
3週 いじめ
 いじめとはなに+C6:D16か
いじめの事例を通じて、いじめとは何かを知る
構成読みをする
4週 いじめ
 いじめ防止のためにしていること
映像読解のスキル
いじめの原因について
5週 いじめ
 いじめ防止のための
6週 格差:子どもの貧困 日本における子どもの貧困問題を知る
新聞を読む(新聞の構成に着目して)
7週 格差:子どもの貧困 各自が得た情報をもとに、貧困の問題を分析し、まとめる
8週 格差:子どもの貧困 レジュメにまとめる
2ndQ
9週 格差:自国における格差の問題 貧困の事例、自国における格差の原因を調査する
10週 格差:自国における格差の問題 発表
11週 日本における災害 災害被害、現状と対策、課題について知る
 テレビ・新聞報道を読む
 
12週 日本における災害 災害被害、現状と対策、課題について知る
 テレビ・新聞報道を読む
 
13週 日本における災害 自国の災害について調べる
14週 日本における災害 自国の災害について調べ、発表する
15週 期末テスト
16週 フィードバック

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験平常点(課題・授業参加度)合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000