分子生物学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 分子生物学
科目番号 0282 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質化学工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 配布プリント
担当教員 篠﨑 由紀子

到達目標

 1:細胞および細胞小器官の構造と機能、核酸の構造について説明できる
 2:遺伝子発現とその調節(転写・翻訳)について説明できる
 3:遺伝子組換え技術の概要、核酸の調製法について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1細胞および細胞小器官の構造と機能、核酸の構造について説明できる細胞および細胞小器官の構造と機能、核酸の構造について資料を参照しながら説明できる細胞および細胞小器官の構造と機能、核酸の構造について説明できない
評価項目2遺伝子発現とその調節(転写・翻訳)について説明できる遺伝子発現とその調節(転写・翻訳)について資料を参照しながら説明できる遺伝子発現とその調節(転写・翻訳)について説明できない
評価項目3遺伝子組換え技術の概要、核酸の調製法について説明できる遺伝子組換え技術の概要、核酸の調製法について資料を参照しながら説明できる遺伝子組換え技術の概要、核酸の調製法について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
分子生物学発展の鍵となった重要な研究について学び、さらに
細胞とその構成成分(特に核酸)の構造と機能、
遺伝子の発現と調節についての理解を深め、遺伝子工学の基礎を習得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義・期末試験100%
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 分子生物学のはじまり 形質転換因子の発見について説明できる
2週 遺伝現象について メンデルの法則について説明できる
3週 細胞の構造と構成成分 細胞小器官の構造と働きについて説明できる
4週 ゲノムの維持(1) DNAとRNAの構造について説明できる
5週 ゲノムの維持(2) DNAの複製について説明できる
6週 ゲノムの維持(3) DNAの変異性と修復について説明できる
7週 ゲノムの発現(1) 転写のしくみ(原核生物)について説明できる
8週 ゲノムの発現(2) 転写のしくみ(真核生物)について説明できる
2ndQ
9週 ゲノムの発現(3) 翻訳について説明できる
10週 調節(1) 転写調節(原核生物)について説明できる
11週 調節(2) 転写調節(真核生物)について説明できる
12週 調節(3) 転写調節(原核と真核の違い)について説明できる
13週 遺伝子操作方法(1) 遺伝子組換え技術の概要について説明できる
14週 遺伝子操作方法(2) 遺伝子組換え技術における主な手法を説明できる
15週 総合学習 期末試験の解説とアンケート  
16週 期末試験 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000