到達目標
1. 個人及び集団の生活における健康・安全についての関心を深めることができる。
2. 運動とからだについての正しい知識と実践法に関する学習を進めることができる。
3. 健康的なライフスタイルについての理解と実践する生活態度・能力を養うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 健康についての理解を深め、自己および集団のとるべき行動を判断し、適切に働きかけながら、主体的に 健康的な行動ができる。 | 日常生活において、自己のとるべき行動を判断し、日常に潜む危険を回避し健康的な生活を送ることができる。 | 日常生活において、自己のとるべき行動を判断できない。日常に潜む危険に気付くことができない。 |
評価項目2 | 自己の体力を理解し、適切なトレーニングを選択・実践し、体力を高めることができる。 | 体力テストの結果に基づいて、自己の体力向上のためのトレーニング計画を立案することができる。 | 体力トレーニングの結果から自己の体力向上のための課題に気付くことができない。 |
評価項目3 | 健康的な生活を送るための自己の課題を理解し、日常生活においても継続的に実践することができる。 | 健康的な生活について、自己の取るべき行動を理解し、実践することができる。 | 健康的な生活について、理解することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 一般人文科の教育目標 ④
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学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ④
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教育方法等
概要:
個人及び集団の生活における健康・安全についての関心を深め、運動とからだについての正しい知識と実践法に関する学習を進める。健康的なライフスタイルについての理解と実践する生活態度・能力を養う。
授業の進め方・方法:
前期については健康の増進についての理解を深め、飲酒・喫煙・薬物・性の問題についても身近な問題と認識できるように各種資料を用いながら進めていく。後期についても、運動を実践していくための理論や方法を資料を用いながら進めていく。また、体育Ⅰと連動して、体力トレーニングプログラムの実践を行い、自らの健康・体力の維持・増進をはかるための実践力を育成する。
注意点:
授業に関してはプリントを中心としながら授業を展開していくので、授業で扱った事柄について自ら進んで関心を持ち新聞、インターネット等を活用し身近な問題として各自の生活にフィードバックすることが望ましい。
運動実践に関しての授業は、各種資料を用いながら健康と運動についての理解を深めてもらうために、自ら進んで運動の実践を行うことが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
健康の考え方 |
・健康とは何か、授業の概要を理解できる。 ・生活習慣病を防ぐためのライフスタイルについて考えることができる。
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2週 |
健康の成立条件 |
・ヘルスプロモーションとは何かが理解できる。
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3週 |
健康と意思決定・行動選択 |
・意思決定・行動選択とそれに影響を与える要因を理解できる。
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4週 |
喫煙と健康① |
・タバコの有害成分が、喫煙者、非喫煙者に及ぼす影響を考えることができる。
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5週 |
喫煙と健康② |
・タバコの有害成分が、喫煙者、非喫煙者に及ぼす影響を考えることができる。
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6週 |
性機能の成熟 |
・思春期における性的な変化を異性も含めて理解することができる
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7週 |
受精・妊娠・出産の生理 次週、中間試験を実施する |
・受精・妊娠・出産の生理を理解することができる。
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8週 |
飲酒と健康①
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・アルコールの一気飲みなどが体に及ぼす影響を理解できる。
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2ndQ |
9週 |
飲酒と健康② |
・アルコールの一気飲みなどが体に及ぼす影響を理解できる。
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10週 |
薬物乱用と健康① |
・薬物乱用が体や精神に及ぼす影響を理解することができる。
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11週 |
薬物乱用と健康② |
・薬物乱用が体や精神に及ぼす影響を理解することができる。
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12週 |
結婚と健康 |
・結婚や受胎調節の正しい知識をもち、家族計画について考えることができる
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13週 |
家族計画 |
・結婚や受胎調節の正しい知識をもち、家族計画について考えることができる
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14週 |
性行為感染症 |
・性行為感染症の症状を知り、予防方法を理解し将来実践へとつなげていくことができる。
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15週 |
性の指向 |
・様々な性指向について知り、理解を深めることができる。
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16週 |
前期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
運動不足の害 |
・現代人における運動不足の実態、人間は運動しないとどうなるか(運動不足の害)がわかる。
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2週 |
運動と寿命 |
・運動と寿命に関する諸研究のデータを知る。
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3週 |
健康と運動 |
・運動の実施による身体への影響・効果について理解できる。 ・基礎代謝の意味がわかる。
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4週 |
生活習慣病と運動 |
・運動(有酸素運動)には生活習慣病の予防・治療効果があることを理解できる。
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5週 |
体力トレーニングの目的 |
健康・体力を高めるトレーニングの意義や目的について理解できる。
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6週 |
トレーニングの原理・原則 |
・トレーニングの5原則について理解できる。
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7週 |
トレーニングの進め方① 次週、中間試験を実施する |
・トレーニングを行う際のポイント、注意点などがわかる。
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8週 |
トレーニングの進め方② |
・自分の体力の特徴を理解し、自分に合ったトレーニング方法を考えることができる。
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4thQ |
9週 |
1RM(最大挙上重量)の測定 |
・ベンチプレスでの1RMの測定の方法や注意点等がわかる。
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10週 |
目的別にみた体力トレーニングの方法① |
・筋力・瞬発力・持久力の向上などに適したトレーニングについて、目的別に具体的な方法を理解できる。
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11週 |
目的別にみた体力トレーニングの方法② |
・筋力・瞬発力・持久力の向上などに適したトレーニングについて、目的別に具体的な方法を理解できる。
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12週 |
体力トレーニングプログラムの作成と実施① |
・自分の体力の特徴について理解し、自分の健康・体力の維持・増進に適した体力トレーニングプログラムを作成・実施することができる。
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13週 |
体力トレーニングプログラムの作成と実施② |
・自ら計画し体育で実施したトレーニングに修正を加える事ができる。
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14週 |
体力トレーニングプログラムの作成と実施③ |
・自ら計画し体育で実施・したトレーニングに修正を加える事ができる。
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15週 |
トレーニングのまとめ |
・トレーニングの実施を振り返り、運動習慣の重要性を 理解し、今後の生活に生かすことができる。
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16週 |
学年末試験
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 1 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | レポート | 態度 | 学習ノート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 20 | 0 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 20 | 0 | 10 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |