英語Ⅴ

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語Ⅴ
科目番号 0003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 一般人文科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 Science for Everyone
担当教員 本荘 忠大,森永 治之介

到達目標

1.相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付ける。
2. 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
3. 自分や身近なことについて、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性をもって理解したり伝えたりする初歩的な英語運用能力を養う。 相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (B-2, C-2)相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付けることができる。相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度をほぼ身に付けることができる。相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付けることができない。
評価項目2 (B-2, C-2, C-3)自分の専門に関する基本的な語彙を習得できる。自分の専門に関する基本的な語彙をほぼ習得できる。自分の専門に関する基本的な語彙を習得できない。
評価項目3 (B-2, C-2)自分の身近なことについて、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性をもって理解したり伝えたりする初歩的な英語運用能力を身に付けることができる。自分の身近なことについて、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性をもって理解したり伝えたりする初歩的な英語運用能力をほぼ身に付けることができる。自分の身近なことについて、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性をもって理解したり伝えたりする初歩的な英語運用能力を身に付けることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学に関する英文をできる限り日本語を介さずに読み進めながら、大意と必要な情報を把握していく習慣を身につけると同時に、英語の運用能力全般の向上を図る。
授業の進め方・方法:
医学、生物、宇宙、環境等の幅広い分野の英文を読み、語彙、読解能力とリスニング能力の向上を目指す。また、学習した語法・表現を使っての作文・発表等を行うことにより、意思伝達の手段としての英語力を身につける。
注意点:
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合は、B-2(10%)、C-2(70%)、C-3(20%) とする。
・総時間数45時間(自学自習15時間)
・自学自習時間(15時間)は、日常の授業 (30時間)に対する予習復習、レポート課題の解答作成時間、試験のための学習時間を総合したものとする。
・評価については、合計点数が60点以上で単位修得となる。その場合、各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること、教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
① 語学学習においては積極性と反復が必要であり、そのための努力を怠らないこと。
② テキストの音読、ペア・ワークなどの活動を取り入れるので、受け身ではなく積極的に授業に参加すること。
③ 未知語についてはあらかじめ予習の段階で調べておくこと。そして復習の際に英文を何度も音読すること。
TOEIC400 点以上を取得した学生のみに、前期末の成績で100 点満点の範囲内で10 点を上限に加点する。また既に400点による加点を受けている場合は、開講期に50 点以上の得点の伸びがあった場合に限り、10 点を上限に加点する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Orientation
Unit 1 Chocolate Power
授業の進み方、学習の仕方がわかる。
・チョコレートに含まれる物質とそれらがもたらす効用に関する英文を読み、内容を理解すること
ができる。
・関連する表現や文法(使役動詞)を理解し、英語で表現することができる。
・チョコレートのパッケージから情報を正確に読み取ることができる。
2週 Unit 1 Chocolate Power の続き ・チョコレートに含まれる物質とそれらがもたらす効用に関する英文を読み、内容を理解すること
ができる。
・関連する表現や文法(使役動詞)を理解し、英語で表現することができる。
・チョコレートのパッケージから情報を正確に読み取ることができる。
3週 Unit 1 Chocolate Power の続きとUnit 2 An End to Malaria? Unit 1
・チョコレートに含まれる物質とそれらがもたらす効用に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(使役動詞)を理解し、英語で表現することができる。
・チョコレートのパッケージから情報を正確に読み取ることができる。
Unit 2
・マラリア撲滅に向けたワクチンの研究に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(受動態)を理解し、英語で表現することができる。
・あるマラリア予防薬に記載された注意事項の表示から情報を正確に読み取ることができる。
4週 Unit 2 An End to Malaria? の続き ・マラリア撲滅に向けたワクチンの研究に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(受動態)を理解し、英語で表現することができる。
・あるマラリア予防薬に記載された注意事項の表示から情報を正確に読み取ることができる。
5週 Unit 2 An End to Malaria? の続きと Unit 3 Spiders in Space? Unit 2
・マラリア撲滅に向けたワクチンの研究に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(受動態)を理解し、英語で表現することができる。
・あるマラリア予防薬に記載された注意事項の表示から情報を正確に読み取ることができる。
Unit 3
・宇宙空間におけるクモとチョウの行動に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(接続詞)を理解し、英語で表現することができる。
・ある宇宙旅行のオンライン申込みフォームから情報を正確に読み取ることができる。
6週 Unit 3 Spiders in Space? の続き ・宇宙空間におけるクモとチョウの行動に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(接続詞)を理解し、英語で表現することができる。
・ある宇宙旅行のオンライン申込みフォームから情報を正確に読み取ることができる。
7週 Unit 3 Spiders in Space? の続きと Unit 4 Feeling Stressed or Annoyed? Talk, Don't Text Unit 3
・宇宙空間におけるクモとチョウの行動に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(接続詞)を理解し、英語で表現することができる。
・ある宇宙旅行のオンライン申込みフォームから情報を正確に読み取ることができる。
Unit 4
・ストレスの軽減を巡る実験結果に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(動名詞)を理解し、英語で表現することができる。
・あるストレス解消法のアンケートフォームから情報を正確に読み取ることができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験答案返却、解答解説
Unit 4 Feeling Stressed or Annoyed? Talk, Don't Text
前期中間試験において間違った問題の正答を求めることができる。
・ストレスの軽減を巡る実験結果に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(動名詞)を理解し、英語で表現することができる。
・あるストレス解消法のアンケートフォームから情報を正確に読み取ることができる。
10週 Unit 5 Speeding Sharks Unit 5
・サメの生態に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(that のさまざまな用法)を理解し、英語で表現することができる。
・ある水族館のインフォメーションから情報を正確に読み取ることができる。
11週 Unit 5 Speeding Sharks の続き ・サメの生態に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(that のさまざまな用法)を理解し、英語で表現することができる。
・ある水族館のインフォメーションから情報を正確に読み取ることができる。
12週 Unit 5 Speeding Sharks の続きと Unit 6 Asteroid Special Delivery Unit 5
・サメの生態に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(that のさまざまな用法)を理解し、英語で表現することができる。
・ある水族館のインフォメーションから情報を正確に読み取ることができる。
Unit 6
・惑星に存在する水に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(to 不定詞の基本的用法)を理解し、英語で表現することができる。
・NASA の宇宙飛行士募集に記載されている応募条件から情報を正確に読み取ることができる。
13週 Unit 6 Asteroid Special Delivery ・惑星に存在する水に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(to 不定詞の基本的用法)を理解し、英語で表現することができる。
・NASA の宇宙飛行士募集に記載されている応募条件から情報を正確に読み取ることができる。
14週 Unit 6 Asteroid Special Delivery の続きと Unit 7 "Dung Beetle" Car Powered by Poop Unit 6
・惑星に存在する水に関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(to 不定詞の基本的用法)を理解し、英語で表現することができる。
・NASA の宇宙飛行士募集に記載されている応募条件から情報を正確に読み取ることができる。
Unit 7
・バイオガスに関する英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(分詞)を理解し、英語で表現することができる。
・国ごとの石油消費量・産出量・人口の表と一人あたりの消費量・産出量のグラフから情報を正確に読み取ることができる。
15週 前期末試験
16週 前期末試験答案返却、解答解説 前期末試験において間違った問題の正答を求めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。2
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。2
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。2
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。2
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。2

評価割合

試験小テスト課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合652010500100
基礎的能力652010500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000