概要:
専門分野のレポートなどの論理的な文章を読むための基礎的な読解技術を養成する。また、日本語を理解し適切に表現できる能力を育成し、授業内容を理解する力とスムーズなコミュニケーションができる力を身につける。
授業の進め方・方法:
読解技術を身につけるために、文章の構造・論理の構造、読解に必要な文法をシラバスに沿って進める。さらに、読解力・聴解力・発話力・作文力とコミュニケーション力を身につけるために、随時演習の時間を設ける。
注意点:
日本語の力をつけるには、各自が積極的に日本語を学び運用することである。そのために、
授業では、
・予習をし、わからない語句や漢字を辞書で調べておくこと
・積極的に発言し、わからないことがあれば質問すること
・課題には真剣に取り組み、提出を怠らないこと
日常生活では、
・テレビのニュースや新聞などを利用し、「聞くこと・読むこと」を心がける
・日々の出来事や思ったことを書くよう心がける
・コミュニカティブな活動を積極的に行うこと
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
シラバスの見方と授業への取り組み方がわかる
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2週 |
説明文を読む① |
基本的な日本語で書かれた文章を音読して意味を理解することができる
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3週 |
説明文を読む② |
読み取った内容を100字程度,あるいはそれ以上で文章に書き表すことができる
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4週 |
説明文を読む③ |
読み取った内容を、「書き言葉」で文章化することができる
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5週 |
説明文を読む④ |
文章中の句読点と段落を意識して要旨を把握することができる
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6週 |
説明文を読んで、読み取った内容を口頭で発表して、それを適切に文章化する |
文章を正しく読み、読み取った内容を口頭で発表して文章化することができる
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7週 |
同 上② 次週、中間試験を実施する
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文章の意味を正しく理解して、読み取った内容を、200字程度で文章化することができる
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8週 |
①答案返却と解説 ②適切な段落構成で文章を書く |
自分が読み取った内容を、適切な段落構成で、200字程度で文章化することができる
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2ndQ |
9週 |
適切な段落構成で文章を書く |
同 上②
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10週 |
与えられたテーマ(標題)で文章を書く(400字程度) |
助詞、助動詞に注意しつつ、400字程度の文章を書くことができる
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11週 |
同 上② |
同 上②
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12週 |
同 上③ |
同 上③
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13週 |
書き言葉に使われる「助詞相当語」を使って文章を書く |
「助詞相当語」を適切に使って文章を書くことができる
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14週 |
同 上② |
同 上②
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15週 |
同 上③ |
同 上③
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16週 |
前期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
論説文を読む① |
・構造 比較対照の表現、原因結果を表す表現、位置を表す表現とそれらの展開パターンがわかる
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2週 |
同 上② |
同 上②
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3週 |
同 上③ |
同 上③
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4週 |
与えられたテーマ(標題)で文章を書く |
与えられてテーマ(標題)の意味を理解して、600字程度の文章を書くことができる
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5週 |
同 上② |
同 上②
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6週 |
同 上③ |
文章構成と接続詞を適切に使って、600字程度の文章を書くことができる
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7週 |
同 上④ 次週、中間試験を実施する |
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8週 |
①後期中間試験 ②適切な段落構成で文章を書く |
適切な段落構成で600字以上の小論文を書くことができる
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4thQ |
9週 |
適切な段落構成で600字以上の小論文を書く |
同 上
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10週 |
文章の論理的なつながりを意識して、800字程度の小論文やレポートを書く |
文章の論理的なつながりを意識して、小論文やレポートを書くことができる
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11週 |
同 上② |
同 上②
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12週 |
同 上③ |
同 上③
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13週 |
同 上④ |
同 上④
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14週 |
待遇表現に注意しながら800字以上の文章を書く |
文章構成と待遇表現に注意しながら、800字以上の文章を書くことができる
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15週 |
学年末試験 |
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16週 |
①答案返却と解説等 ②800字以上の文章を書く |
文章全体の流れを意識して、800字以上の文章を書くことができる
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 2 | |
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。 | 2 | |
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。 | 2 | |
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。 | 2 | |
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。 | 2 | |
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。 | 2 | |
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 2 | |
代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。 | 2 | |
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。 | 2 | |
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。 | 2 | |
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。 | 2 | |
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。 | 2 | |
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。 | 2 | |
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。 | 2 | |
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。 | 2 | |