概要:
プログラムによる具体的な問題の解決手法を学ぶ.多くの例題を通したプログラムの作成方法に慣れてもらい,プログラミングにおける考え方の基礎を固める.プログラムの基礎的な事柄から徐々に発展し,数学関数や公式,物理法則などを利用した現実世界の問題についてのシミュレーションを行い,結果をグラフィックスを用いて表示する.
授業の進め方・方法:
講義はすべて反転授業にて実施する.基礎的な動作をするプログラムを資料とビデオにより解説するので,必ず自宅学習してくること.講義の時間は基本的なプログラムの動作をペアワークやグループワークなどで確認し,課題に取り組んでもらう.さらに余力のある学生は,応用問題や発展問題に挑戦する.
注意点:
プログラムを表面的に眺めるのではなく,動作を深く考えることが必要である.課題プログラムを作成する際は,資料のサンプルプログラムを自力で書き直してみること.プログラムの動作や計算の過程を理解した上で記述することが肝要である.
〇自学について
(事前学習)
事前に配布した授業資料をよく読んでおくこと.
(事後学習)
各週ごとにWebClassで課題を出題するので,次回授業開始前までに対応すること.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 3 | |
定数と変数を説明できる。 | 3 | |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 3 | |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 3 | |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 3 | |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 3 | |
条件判断プログラムを作成できる。 | 3 | |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 3 | |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |