英語論理・表現基礎

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語論理・表現基礎
科目番号 4039 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 English Locomotion: 参加して学ぶ総合英語 (成美堂), コンパスローズ英和辞典(研究社)
担当教員 坂元 真理子,鞍掛 哲治,國谷 徹,嵯峨原 昭次

到達目標

1.身近な話題を扱った短い英文を読んだり聞いたりして概要をつかむことができる。
2.既習の基礎的な文法事項を理解し、それを使って英語でやり取りすることができる。
3.既習の基礎的な文法事項を理解し、それを使って英語で簡単なスピーチができる。
4.既習の基礎的な文法事項を理解し、それを使って簡単な英作文ができる。
5.視線やジェスチャーも含め、他者とコミュニケーションするための基本的なスキルを身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
読むこと教科書の文を通読して短時間で必要な情報を見つけ出し、質問に答えられる。教科書の文を通読して必要な情報をある程度見つけ出すことができる。教科書の文を通読して必要な情報を見つけ出すことができない。
聞くこと教科書のリスニング課題を聞き取り、質問に答えることができる。教科書のリスニング課題を部分的に聞き取り、質問にある程度答えることができる。教科書のリスニング課題を聞き取り、質問に答えることができない。
話すこと(やり取り)教科書のテーマに関連する話題について、ペアで2-3往復以上の会話を続けられる。教科書のテーマに関連する話題について、ペアで質問と答えのやり取りができる。教科書のテーマに関連する話題について、ペアで会話をすることができない。
話すこと(発表)教科書のテーマに関連する話題について、自分の考えをまとめて1分程度のスピーチができる。教科書のテーマに関連する話題について、自分の考えをまとめて30秒程度のスピーチができる。教科書のテーマに関連する話題について、自分の考えをまとめてスピーチすることができない。
書くこと教科書のテーマに関連する話題について、自分の考えをまとめて200語程度の英作文が書ける。教科書のテーマに関連する話題について、自分の考えをまとめて150語程度の英作文が書ける。教科書のテーマに関連する話題について、自分の考えをまとめて英作文を書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・基礎的な文法事項を再確認し、それらを使って簡単な英語を話す・書く活動に取り組む。
・話す・書く活動を数多く繰り返すことを通して、日本語とは異なる英語の論理や文の組み立て方に慣れ親しむ。
・ペアワークを通して、視線やジェスチャー、聞く力なども含めたコミュニケーション能力の基礎を身につける。
授業の進め方・方法:
リーディング・リスニングで教科書の各課ごとのテーマを理解したのち、そのテーマについて基礎的な文法事項を使ってやり取りや発表、英作文等の活動を行う。なお、本科目での学習は4年次に開講される英語表現へと引き継がれる。
注意点:
必要に応じて和英辞典を持参のこと。
話す・書く力を伸ばすことが目的であるので、意欲を持って積極的に授業活動に参加することが望ましい。不十分な英語であっても、何とかして伝えようとする努力をすること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
Unit1:はじめまして!
本科目の目標、授業の進め方等について理解する。誰かを紹介する表現を学び、使ってみる。
2週 Unit2:レシピを見よう 命令文を使った会話ができるようになる。
レシピを考えて英語で書いてみる。
3週 Unit3:いつも何しているの? 頻度の副詞を使って自分の日常生活を表現する。互いの日常生活について伝え合う。
4週 Unit4:何を持って行きますか? 可算名詞・不可算名詞の使い分けを身につける。互いの持ち物についてたずね合う。
5週 Unit5:あなたの理想の部屋は? 位置関係を表す前置詞の使い方を身につける。理想の部屋の間取りを考え、伝え合う。
6週 Unit6:目指そう!健康生活 助動詞の使い方を身につける。助動詞を使って相手にアドバイスをしあう。
7週 Unit7:旅に出よう 動名詞と不定詞の使い方を身につける。地元のおすすめスポットについて伝え合う。
8週 Unit8:パーティーを開こう! 現在分詞を使った表現を身につける。いま何をしているかを伝え合う。
4thQ
9週 Unit9:割れた窓? 過去分詞を使った受け身の表現を学び、人や物を過去分詞で説明してみる。
10週 Unit10:スポーツをしよう 完了形の表現を身につける。今までに経験したことについて伝え合う。
11週 Unit11:フリマでお買い物 比較表現を身につけ、人や物を比べて表現してみる。
12週 Unit12:レポートの提出 関係代名詞の使い方を学び、人や物を詳しく説明してみる。
13週 発表準備 これまでに学んだ表現を使ったスピーチを準備する。
14週 まとめの発表 前時に準備したスピーチを発表する。
15週 答案返却 期末試験の答案を見直し、振り返りをする。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合353500030100
基礎的能力353500030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000