到達目標
1.世界各地の様々な文化現象、社会現象について触れ、理解する
2.異文化・異社会への理解を通して、自分が置かれている文化・社会を相対的に考えることができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 世界各地の様々な文化現象、社会現象について理解し、詳細に説明できる。 | 世界各地の様々な文化現象、社会現象について理解し、ある程度説明できる。 | 世界各地の様々な文化現象、社会現象について理解できておらず、説明が十分できない。 |
評価項目2 | 異文化・異社会への理解を通して、自分が置かれている文化・社会を相対的に考えることができる。 | 異文化・異社会と自分が置かれている文化・社会の違いについて説明できる。 | 異文化・異社会と自分が置かれている文化・社会を相対的に考えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
様々な異文化・異社会への理解を通して、自分が置かれている文化・社会を相対的に考察できることを目指す。
授業の進め方・方法:
・本科目はスライド資料に基づき行う。
・プリント資料も配布するが、ノートPCやタブレット端末での受講を推奨する。ただし、スマホでの受講は不可。
・講義に関連するテーマでグループワークし、簡単な発表を求めることがある。
・期末試験では、カンニングペッパー(A4サイズ1枚のみ、両面可、形式自由)の持ち込みを可とする。
注意点:
・本科目は、受講生の発言やグループディスカッションを求める機会が多い。
したがって、受講生の積極的かつ主体的な取り組みことを評価項目の一つにする(10点)
・無断欠席(公欠、忌引き除く)について、最終評価では欠課時数分減点する。
・A4一枚程度のレポートの提出を2回(〆切は中間と期末2回)求める。
レポート未提出の場合、未履修とみなす。
授業で得た知識と考えを使って身近な社会について考えることができるかどうかを評価する(10点×2)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション |
・グループ分け ・授業の目的や流れ、評価方法について理解する
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2週 |
リーダーはマレーグマのように振る舞うべき? |
マレーシア・ボルネオ島に住むプナン人の文化・社会について理解する
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3週 |
交易するけど、儲かるためじゃない?① |
パプアニューギニア・トロブリアンド諸島のクラ交換の特徴について理解する
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4週 |
交易するけど、儲かるためじゃない?② |
パプアニューギニア・トロブリアンド諸島のクラ交換の意義について理解する
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5週 |
グループワーク① |
交換、贈与を通してつながりを創ることを実践する
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6週 |
「結婚」、「父親」という言葉すらない? |
中国モソ族の母系社会について理解する
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7週 |
嫁いでも、その家族の一員にならない? |
台湾における伝統的漢民族社会で暮らす女性について理解する
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8週 |
グループワーク② |
もしあなたは男性/女性なら、どうする?
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4thQ |
9週 |
零下50度の環境で生きる子供たち? |
カナダ・ヘヤー・インディアンの子育てについて理解する(上)
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10週 |
零下50度の環境で生きる子供たち? |
カナダ・ヘヤー・インディアンの子育てについて理解する(下)
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11週 |
グループワーク③ |
子育て環境を一からデザインしてみよう
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12週 |
奄美の浜は「死んだ」? |
奄美大島南部の浜の変遷について理解する
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13週 |
子供同然に育てた子熊をなぜ殺すのか? |
イオマンテという儀礼から、アイヌ民族の自然・環境観について理解する
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14週 |
グループワーク④ |
今まで自分がいいなと感じる環境について共有しよう
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15週 |
試験答案の返却・解説 |
試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目)。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 中間レポート | 最終レポート | グループワーク | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 10 | 10 | 10 | 100 |