コンピュータリテラシ

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 コンピュータリテラシ
科目番号 4095 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Microsoft Office 2021を使った情報リテラシーの基礎 切田節子,小林としえ,乙名 健,三浦信宏,近代科
担当教員 永岩 健一郎

到達目標

(1) WindowsパソコンとMicrosoftオフィスを用いて資料作成ができる.(2) 情報化社会とは何かを理解し,情報倫理を守った行動ができる.(3) 自分の判断で,正しい情報の取捨選択ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
WindowsパソコンとMicrosoftオフィスを用いて資料作成ができる.WindowsパソコンとMicrosoftオフィスを用いて,文書作成,表計算,プレゼンテーションの作成ができる.WindowsパソコンとMicrosoftオフィスを用いて,文書作成,表計算,プレゼンテーションの作成ができない.情報化社会について説明でき,情報倫理に関連する問題に対して8割以上解答することができる.
情報化社会とは何かを理解し,情報倫理を守った行動ができる.情報化社会について説明でき,情報倫理に関連する問題に対して6割以上解答することができる.情報化社会について説明でき,情報倫理に関連する問題に対して6割以上解答することができない.氾濫する情報の中から,正しい(題意に沿った)情報を8割以上選択することができる.
自分の判断で,正しい情報の取捨選択ができる.氾濫する情報の中から,正しい(題意に沿った)情報を6割以上選択することができる.氾濫する情報の中から,正しい(題意に沿った)情報を6割以上選択することができない.

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
教科書に沿って, WindowsパソコンとMicrosoftオフィスを用いた資料の作成方法について学ぶ.
鹿児島高専で必要となる情報端末等の利用方法について学ぶ.
WEB掲示板や鹿児島高専で必要となるクラウドサービスの利用方法について学ぶ.
授業の進め方・方法:
授業時間中に実際のWindowsパソコンを用いて,資料作成を行う.作成した資料の提出を行う.
また必要に応じて携帯端末を用いる.
注意点:
授業中に完成しなかった資料は課題とします.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 学内での情報端末の利用方法とクラウドサービスの利用方法、情報化社会とリテラシー 情報端末の利用方法とクラウドサービスを適宜利用できるようにする.情報化社会とは何かを理解し,情報倫理を守った行動ができる.
2週 Windowsの基本操作エディタ使用方法とタイピング練習 Windowsの起動・終了,ファイル操作ができ,それぞれの機能を説明できる.
キーボードの操作ができ,タッチタイピングで文字を入力できる.
3週 ワードプロセッサソフトによる文書の作成1 Microsoft Wordを用いて,文書作成ができる.
4週 ワードプロセッサソフトによる文書の作成2 Microsoft Wordを用いて,文書作成ができる.
5週 ワードプロセッサソフトによる文書の作成3 Microsoft Wordを用いて,文書作成ができる.
6週 ワードプロセッサソフトによる文書の作成4 Microsoft Wordを用いて,文書作成ができる.
7週 表計算ソフトによる表,グラフの作成1 Microsoft Excelを用いて,表計算ができる.
8週 表計算ソフトによる表,グラフの作成2 Microsoft Excelを用いて,表計算ができる.
2ndQ
9週 表計算ソフトによる表,グラフの作成3 Microsoft Excelを用いて,表計算ができる.
10週 表計算ソフトによる表,グラフの作成4 Microsoft Excelを用いて,表計算ができる.
11週 プレゼンテーションソフトによる効果的なプレゼン資料の作成1 Microsoft PowerPointを用いて,プレゼンテーションの作成ができる.
12週 プレゼンテーションソフトによる効果的なプレゼン資料の作成2 Microsoft PowerPointを用いて,プレゼンテーションの作成ができる.
13週 プレゼンテーションソフトによる効果的なプレゼン資料の作成3 Microsoft PowerPointを用いて,プレゼンテーションの作成ができる.
14週 WWWブラウザによる情報収集・知的財産権 WWWページへのアクセスができ,情報の信頼性を適切に評価しながら,必要な情報を得ることができる.また,知的財産権について説明できる.
電子メールの送受信ができ,パスワード管理の重要性,情報モラルの必要性について説明できる.
15週 前期期末試験 達成度を確認する.
16週 試験答案の返却・解説 試験において間違えた部分を自分の課題として把握する.(非評価項目)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。3前1
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。2前2
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。3前4
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。1前4
情報を適切に収集・取得できる。2前1,前14
データベースの意義と概要について説明できる。1前10
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。1前2
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。3前3
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。1前3
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。3前3
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。2前2
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。3前2
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。1前3
分野横断的能力汎用的技能情報収集・活用・発信力情報収集・活用・発信力信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。2前14
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。3前14

評価割合

試験レポート授業態度合計
総合評価割合60400100
基礎的能力3020050
専門的能力3020050
その他0000