到達目標
電子計算機のハードウェアの構造,動作原理の基本について説明できるようにする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | コンピュータシステムにおけるハードウェアとソフトウェアの役割を説明でき,問題を解くことに応用できる. | コンピュータシステムにおけるハードウェアとソフトウェアの役割を説明できる. | ハードウェアとソフトウェアの役割を説明できない. |
評価項目2 | コンピュータにおける基本命令セットアーキテクチャを説明でき,問題を解くことに応用できる. | コンピュータにおける基本命令セットアーキテクチャを説明できる. | コンピュータにおける基本命令セットアーキテクチャを説明できない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c
説明
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教育方法等
概要:
電子計算機のハードウェアの構造,動作原理の基本について説明できるようにする.
授業の進め方・方法:
教科書を使用して座学による授業で進める.授業の始めに前週の重要事項の小テストを実施する.
また,演習問題としてレポートを課す.レポートは点数だけでなく,提出率も評価に含める.
注意点:
本科目は3学年と4学年の工学実験の理論的な説明になっているので十分な理解が必要である.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1章.コンピュータアーキテクチャとは(1.1) |
コンピュータシステムのハードウェアとソフトウェアの機能分担を説明できる コンピュータシステムによる情報処理の階層構造を説明できる
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2週 |
1章.コンピュータアーキテクチャとは(1.2) |
コンピュータ技術の歴史(第1世代~第3世代)とコンピュータアーキテクチャを説明できる
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3週 |
1章.コンピュータアーキテクチャとは(1.2) |
コンピュータ技術の歴史(第4世代~第5世代)とコンピュータアーキテクチャを説明できる
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4週 |
1章.コンピュータアーキテクチャとは(1.2) |
コンピュータ技術の歴史(第6世代)とコンピュータアーキテクチャを説明できる
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5週 |
2章.基本アーキテクチャ(2,1)
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ノイマン型コンピュータの原理と特徴を説明できる
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6週 |
2章.基本アーキテクチャ(2.1) |
コンピュータの基本ハードウェア構成を説明できる
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7週 |
2章.基本アーキテクチャ(2.2.1) |
基本命令セットアーキテクチャにおけるソフトウェアの構成要素について説明できる
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8週 |
2章.基本アーキテクチャ(2.2.2) |
基本命令セットアーキテクチャにおける命令形式について説明できる
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4thQ |
9週 |
2章.基本アーキテクチャ(2.2.3) |
基本命令セットアーキテクチャにおけるアドレス指定モードについて説明できる
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10週 |
アセンブリ言語演習 |
CASLシミュレータにおけるプログラミングを記述,説明できる
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11週 |
アセンブリ言語演習 |
CASLシミュレータにおけるコンディションとスタックの動作について説明できる
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12週 |
2章.基本アーキテクチャ(2.2.4) |
基本命令セットアーキテクチャにおけるデータ形式について説明できる
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13週 |
2章.基本アーキテクチャ(2.2.5) |
基本命令セットアーキテクチャにおける命令実行サイクルについて説明できる
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14週 |
2章.基本アーキテクチャ(2.2.6) |
基本命令セットアーキテクチャにおける基本命令セットについて説明できる
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15週 |
試験答案の返却・解説,学習内容のまとめ |
試験において間違えた部分を自分の課題として把握する.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4 |
プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる。 | 3 | 後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 30 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 30 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |