到達目標
メタ認識、つまり、世界の中の日本の位置、自分のおかれている立場などを考察できるようになること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | さまざまな形の「教養」を身につけている。 | さまざまな形の「教養」をおおよそ身につけている。 | さまざまな形の「教養」を身につけていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般教養科の教員によって、さまざまな形の「教養」を身につけることを目指す。
【講義概要】
大竹担当分では,身の回りの出来事を科学的に分析することで,科学者がどのように世界を見ているかを紹介する.
吉田担当分と櫻井担当分で扱うのは,経済学に用いる数学について,複利計算や最適化問題などいくつかの話題の数学的な側面を中心に取り扱う。その背景を踏まえ,扱った内容についての演習を実施する。
横田担当分では、産業論の基礎を講じていく。農林水産業、鉱工業、サービス産業について、それぞれの動向を概観したい。加えて、地元富山の産業面における特徴(歴史性も含めて)を捉えることにしたい。
授業の進め方・方法:
講義とインタラクティブな演習をしながら、内容理解を深めていく。4人の教員によるオムニバス形式で進める。
事前に行う準備学習:講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
授業外学習・事前:授業内容を予習しておくこと。
授業外学習・事後:授業内容を復習すること。
注意点:
担当の教員がそれぞれ評価をつけ,4人の点数の合計で評価を出す。
評価が60点に満たない者は,願い出により追認試験を受験することができる。追認試験の形式は別途指示する。追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1)オリエンテーション 2)錯覚の科学 |
各種の測定器と人間の感覚器との差異を,具体例をあげて説明できる.
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2週 |
AIの科学 |
AIを支える機械学習とはどのようなものか具体的なイメージを持ち,それに基いてAIの利用方法について意見を述べられる.
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3週 |
論理の科学 |
主に理工学分野で用いる証明方法に触れ,そのいくつかについて具体例をあげて説明できる.
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4週 |
経済学で用いる数学① |
等比数列とその和を計算することができる.それを応用して,複利計算ができる.
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5週 |
経済学で用いる数学② |
自然対数の計算ができる.それを応用して,利子率・収益率の計算ができる.
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6週 |
経済学で用いる数学③ |
数列の和の計算および指数・対数の基本的な計算ができる.
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7週 |
経済学で用いる数学④ |
微分の計算を用いて,最適化問題を解くことができる.
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8週 |
経済学で用いる数学⑤ |
2階微分の計算を用いて,グラフの凹凸および変曲点を求めることができる.
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
既習事項を確認する。 試験内容・試験形式については別途指示する。
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10週 |
経済学で用いる数学⑥ |
微分を用いて基本的な関数のグラフをかくことができる.
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11週 |
産業総論と第一次産業 |
歴史的かつ原理論的に産業を把握する。第一次産業(農林水産業)を概観する。
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12週 |
第二次産業 |
第二次産業(鉱業・工業・建設業)を概観する。
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13週 |
第三次産業 |
第三次産業(サービス産業)を概観する。
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14週 |
今後の新規産業動向 |
現在の日本の「ものづくり」をめぐる議論や新規動向を紹介する。富山の農業や工業の特徴点(地域特性や歴史など)にも触れる。
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15週 |
期末試験 |
11週から14週の授業内容について、前期末試験を実施する。
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16週 |
成績確認 |
成績を確認する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |