到達目標
企業のマーケティング戦略について、4P(製品Product、価格Price、プロモーションPromotion、流通チャネルPlace)の観点から分析できるようになる。
マーケティングに関する基本的概念と理論的枠組みを活用して、個々の事例に関する自分の見解を述べられるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 企業のマーケティング戦略について、4Pの観点から、幅広く説明できる。 | 企業のマーケティング戦略について、4Pの観点から、その一部を説明できる。 | 企業のマーケティング戦略について、4Pの観点から、説明できない。 |
評価項目2 | マーケティングに関する基本的概念と理論的枠組みを活用しながら、個々の事例に関する自分の見解を十分に述べられる。 | マーケティングに関する基本的概念と理論的枠組みを活用しながら、個々の事例に関する自分の見解を不十分ながらも述べられる。 | マーケティングに関する基本的概念と理論的枠組みを活用しながら、個々の事例に関する自分の見解を述べられない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講の目的は、企業のマーケティング戦略について、①環境分析、②マーケティング戦略形成、③マーケティング・ミックス策定、という3つの枠組みから分析することにある。「マーケティング論Ⅱ」では、価値提供と競争優位、新製品開発戦略、製品ライフサイクルとマーケティング戦略、製品政策、価格政策、プロモーション政策、流通チャネル政策について検討する。
なお、この科目は、自治体で官民連携に関する業務を担当していた教員が、その経験を活かし、経済を構成する「企業・家計・政府」の幅広い観点から、講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
講義形式で行うが、グループワークや視聴覚教材も交えて実施する。
注意点:
本講では、毎回提出する「授業のまとめ」(授業の要約・意見・感想を書いたもの)の内容を重視する。また、受講生の積極的な発言や意見交換を期待する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。評価方法と評価基準は、本試験に準じる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、価値提供と競争優位 |
「マーケティング論Ⅱ」の目的について、理解できる。また、標的市場選択、コスト・リーダーシップ、差別化、価値提供ネットワーク、関係性マーケティングについて、理解できる。
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2週 |
新製品開発戦略 |
新製品開発過程における売上予測と収益性分析、普及理論・普及モデル、同過程における製品開発・市場テスト・市場導入について、理解できる。
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3週 |
製品ライフサイクルとマーケティング戦略 |
製品の導入期・成長期・成熟期・衰退期の特徴とマーケティングのあり方、製品ライフサイクルの意義と問題点について、理解できる。
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4週 |
製品政策 |
マーケティング・ミックス、製品の種類、製品の構造、ブランド政策、日本企業ブランドの課題について、理解できる。
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5週 |
価格政策(1) |
価格の意義、価格設定の規定関係について、理解できる。
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6週 |
価格政策(2) |
セグメント別価格設定、製品ラインの価格設定について、理解できる。
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7週 |
ビジネス事例研究(1) |
経済の仕組みとビジネスについて、具体的事例に沿って理解できる。
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8週 |
中間試験 |
第1~7回の学習内容
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4thQ |
9週 |
プロモーション政策(1) |
プロモーション活動の役割、消費者情報源、プロモーション手段について、理解できる。
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10週 |
グループワーク(1) |
ある特定の研究テーマ(マーケティング)について、情報収集・調査できる。
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11週 |
プロモーション政策(2) |
プロモーション・ミックスについて、理解できる。
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12週 |
流通チャネル政策(1) |
チャネル選択、延期と投機について、理解できる。
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13週 |
流通チャネル政策(2) |
メーカーとチャネル・メンバーとの関係、パワー資源に基づくチャネル管理、流通チャネルとしてのインターネットについて、理解できる。
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14週 |
グループワーク(2) |
ある特定の研究テーマ(マーケティング)について、資料作成・発表できる。
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15週 |
期末試験 |
第9~14回の学習内容
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16週 |
成績確認 |
答案返却、解説
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 授業のまとめ | グループワーク | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 20 | 5 | 0 | 0 | 0 | 55 |
専門的能力 | 20 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 25 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |