| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
国土計画から建築計画に至る計画対象の相違を踏まえ、都市計画の担う役割を説明できる | スケールの違う各種計画と都市計画の関係性を説明できる
都市問題でも現行都市計画が是正できない点があることを事例を示して説明できる | スケールの違いにより計画対象が異なる認識しつつ、都市計画法第1条から3条の内容を踏まえ都市計画の担う役割を説明できる | スケールの違いにより計画対象が異なる認識がない
都市計画により実現できる施策範囲の認識がない |
評価項目2
都市建設・都市計画の歴史的潮流の変化と現代の都市計画への影響が説明できる | 田園都市論と大ロンドン計画以外にも代表的な都市論や有名な計画について説明できる | 田園都市論と大ロンドン計画について、その概要(背景・目的・施策)を説明できる | 田園都市論または大ロンドン計画について、その概要(背景・目的・施策)を部分的にしか説明できない |
評価項目3
都市計画の決定手続きを住民参加/住民参画の視点も踏まえて説明できる | 公聴会や意見書が計画案の変更につながる可能性があり、より適した計画に成りえることも認識している | 都市計画の決定手続きにおける各行程の名称が分かれば、住民参加/住民参画の行程位置を指摘しつつ、各行程の関係性と全体フローを示すことができる | 計画決定手続きにおける各行程の概要を説明することができない
計画決定手続きのフローを示すことができない |
評価項目4
土地利用誘導に関する各制度において、目的・役割・制度内容を説明でいる | 土地利用規制の各制度の関係性を踏まえつつ、土地利用誘導の方法を説明できる | 土地利用誘導に関する各制度において、それぞれ目的・役割・制度内容について整合性をもって説明でいる | 土地利用誘導に関する各制度において、それぞれ目的・役割・制度内容を部分的にしか説明できない |
評価項目5
施設配置計画について公園施設を事例として取り上げ、配置計画を立案ことができる | 住区基幹公園並びに都市基幹公園における整備目標を示すことができ、その整備目標を基に実際の都市に住区基幹公園の配置計画を立案できる | 住区基幹公園並びに都市基幹公園における整備目標を示すことができ、その整備目標を基に仮想都市に住区基幹公園の配置計画を立案できる | 住区基幹公園並びに都市基幹公園における整備目標を示すことができない
配置計画の方法論を認識していない |
評価項目6
市街地開発事業(区画整理・再開発)の目的・開発手法・権利変換方法を説明できる | 右の事柄を踏まえ、対象となる区域の特性も加味しながら、区画整理事業と市街地再開発事業のどちらの事業により開発すると良いか判断できる | 市街地開発事業(区画整理・再開発)の目的・開発手法・権利変換方法をそれぞれ整合性のある説明ができる | 区画整理事業を目的・開発手法・権利変換方式の観点で部分的にしか説明できない
市街地再開発事業を目的・開発手法・権利変換方式の観点で部分的にしか説明できない |
評価項目7
地区計画について主だったメニューと、他の都市計画制度で実現できない理由を説明することができる | 目指すべき地区の将来像や地区の方向性に対して、地区計画に盛り込むことができるメニューから適したメニューを選定できる | 地区計画制度の目的を認識しつつ、実際の地区計画で用いられたメニューおよびそのメニューが採用された理由を説明できる | 地区計画制度の目的を説明できない
実際の地区計画で用いられたメニューおよびそのメニューが採用された理由を説明できない |
評価項目8
現状および将来の都市の課題を認識し、将来に向けた都市計画の取り組みを説明できる | 3つ以上の問題意識に対して、現状および将来の都市の課題を認識し、将来に向けた都市計画の取り組みを説明できる | 1つ以上の問題意識に対して、現状および将来の都市の課題を認識し、将来に向けた都市計画の取り組みを説明できる | 1つの問題意識に対して、現状および将来の都市の課題を認識し、将来に向けた都市計画の取り組みを説明できない |