卒業研究

科目基礎情報

学校 鹿児島工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0084 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 9
開設学科 都市環境デザイン工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 9
教科書/教材 〔教科書〕 各担当教員から適時指示する
担当教員 内田 一平,堤 隆,山内 正仁,山田 真義,川添 敦也,片平 智仁

到達目標

都市環境デザイン工学科に関する研究題目について実験・研究を行い、その結果を卒業研究発表会で発表し、卒業研究報告書にまとめる。一連の研究過程を実際に経験し、諸問題を解決する能力や都市環境デザイン工学に関する技術者・研究者となるための能力を養う。これらを通じて以下の項目を習得する。1.技術者として社会への貢献と責任。2.自主的に計画・立案し継続的に学習を行う能力。3.論文内容を要約して報告するプレゼンテーション能力。4.研究成果を論文としてまとめ記述する能力。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.技術者として社会への貢献と責任について説明できる技術者として社会への貢献と責任について適切に説明できる。技術者として社会への貢献と責任について概ね説明できる。技術者として社会への貢献と責任について説明できない。
2.自主的に計画・立案し継続的に学習を行うことができる自主的に計画・立案し継続的に学習を行うことができる。自主的に計画・立案し継続的な学習を概ね行うことができる。自主的に計画・立案し継続的に学習を行うことができない。
3.論文内容を要約して報告するプレゼンテーションを行うことができる論文内容を要約して報告するプレゼンテーションを行うことができる。論文内容を要約して報告するプレゼンテーションを概ね行うことができる。論文内容を要約して報告するプレゼンテーションを行うことができない。
4.研究成果を論文としてまとめ記述することができる研究成果を論文としてまとめ記述することが十分にできる。研究成果を論文としてまとめ記述することが概ねできる。研究成果を論文としてまとめ記述することができない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 1-b 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-b 説明 閉じる
本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-d 説明 閉じる

教育方法等

概要:
卒業研究の題目により重点的に必要となる科目は異なるが、1年次から5年次までの全授業科目が関連する。
授業の進め方・方法:
以下の項目を達成できるように取り組むこと.
・技術者として社会への貢献と責任を理解する。・自主的に計画・立案し継続的に学習を行う能力を養う。・論文内容を要約して報告するプレゼンテーション能力をつける。・研究成果を論文としてまとめ記述する能力を養う。
注意点:
各研究課題の割振りは年度開始時に通知する。教員の指示を待たず、各自独力で研究を計画的に進めること。研究課題によっては、正課の時間外に行うこともある。担当教官の指導のもと研究に関する資料に目を通すこと。前期:授業(270分)×15回、後期:授業(540分)×15回

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・環境工学、廃棄物工学 ・材料力学、岩盤力学 ・材料学、土木材料、コンクリート工学 ・建築デザイン、建築計画、地域計画 ・鉄筋コンクリート工学、耐震工学 ・国土計画、都市計画、土地利用計画 ・環境工学、衛生工学、廃棄物工学 ・建築デザイン、アーバンデザイン、景観設計の中から課題を選択する。
進路や興味と関連する研究課題課題を見出すことができる。
2週 技術の現状や先行研究を探査する。 現状では未解決である課題を見出すことができる。
3週 課題解決について指導教員より方針や方法の助言を得る。 前週で見出した課題の解決方法を見出し,研究計画を立案することができる。
4週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
5週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
6週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
7週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
8週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う 選択した課題への理解を深めることができる。
2ndQ
9週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
10週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
11週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
12週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
13週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
14週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
15週 中間発表 14週までに行ってきた内容をまとめることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 中間発表の中で指摘された事項をもとに研究計画の修正等を行う。 客観的な視点から研究課題の評価を行うことができる。
2週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
3週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
4週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
5週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
6週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
7週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
8週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
4thQ
9週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
10週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
11週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
12週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
13週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
14週 調査,実験,シミュレーションなどの手法により,課題解決を行う。 選択した課題への理解を深めることができる。
15週 卒業研究発表会 学術的あるいは実務的な意義を背景に取り組んできた研究課題の発表を行い,口頭試問を受ける。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後15
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後15
他者の意見を聞き合意形成することができる。3後15
合意形成のために会話を成立させることができる。3後15
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3後15
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後15
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後15
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後15
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3後15
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3後15
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3後15
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後15
複数の情報を整理・構造化できる。3後15
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3後15
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後15
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3後15
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後15
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後15
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後15
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3後15
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3後15
目標の実現に向けて計画ができる。3後15
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3後15
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3後15
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3後15
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3後15
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3後15
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3後15
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3後15
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3後15
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3後15
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3後15
法令やルールを遵守した行動をとれる。3後15
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3後15
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3後15
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。4後15
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。4後15
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。4後15

評価割合

態度前刷・論文研究発表会合計
総合評価割合602020100
基礎的能力0000
専門的能力602020100
分野横断的能力0000