保健体育

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 保健体育
科目番号 0044 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 健康・スポーツ科学の基礎(杏林書院)
担当教員 青木 宏樹

到達目標

(1)身体・健康・体力・運動に関する課題の理解から,個人あるいはグループにおける問題や課題を発見し,それぞれの能力に応じた目標設定・解決プロセスを提案・実行することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1欠席、遅刻、早退、見学がほとんどなく、忘れ物もなく、安全かつ主体的に授業に取り組むことができる.欠席、遅刻、早退、見学が少なく、忘れ物も少なく、安全かつ積極的に授業に取り組むことができる.欠席、遅刻、早退、見学が多く、または忘れ物が多い。もしくは、安全かつ積極的に授業に取り組むことができない.
評価項目2主体的に競技運営を行い、高い意識で安全管理に対して適切に取り組むほか、協力してスポーツを楽しむことができる.積極的に競技運営を行い、安全管理に対して適切に取り組むほか、自らがスポーツを楽しむことができる.積極的に競技運営を行うことができず、安全管理に適切に取り組めない.もしくは、スポーツを楽しむことができない.
評価項目3健康・スポーツ科学の基礎的内容を知識として十分に理解し、自己の日常生活、体格・体力データに関連づけ、横断的、縦断的に分析し、かつ多角的に考察できるとともに、健康管理や体格・体力の改善を図るための具体的な計画を立案することができる.健康・スポーツ科学の基礎的内容を知識として理解し、自己の日常生活、体格・体力データに関連づけ、総合的に分析・考察できるとともに、健康管理や体格・体力の改善を図るための具体的な計画を立案することができる.健康・スポーツ科学の基礎的内容を知識として理解できず、自己の日常生活、体格・体力データに関連づけ、客観的に分析することができない.もしくは健康管理や体格・体力の改善を図るための具体的な計画を立案することができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RE1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 RE2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 RE3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自主的なスポーツ種目の選択・実践を通して、将来にわたり継続的で安全にスポーツを楽しむための能力や態度を育てるとともに、健康で活力ある社会生活を送るために必要な体力の保持増進に関する知識を教授する.
授業の進め方・方法:
体力測定から得られたデータを分析し、体力の維持・向上に果たす継続的な運動の必要性を考察させる.各自が選択したスポーツを自主的・継続的に実施し、準備・安全管理や練習・ゲームの計画立案等を経験させる.
注意点:
授業計画のうち,外で行われる種目は天候などによって選択種目を入れ替えるなど変更せざるを得ない場合がある.
筆記試験が60%に満たない場合は再試験を実施するか課題を課す.レポート(必須課題)を提出しない場合は合格とはならない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
シラバスの説明と身体活動量について
シラバスの内容および身体活動量について理解する.
2週 なぜ健康が重要とされるのか/新健康フロンティア戦略 なぜ健康が重要とされるのか、新健康フロンティア戦略が理解できる
3週 生活習慣のチェック 生活習慣のチェックが理解できる
4週 健康日本21/生活習慣病 健康日本21、生活習慣病が理解できる
5週 死の四重奏 死の四重奏が理解できる
6週 メタボリックシンドローム/特定健康診査・保健指導 メタボリックシンドローム、特定健康診査・保健指導が理解できる
7週 生活習慣病と肥満 生活習慣病と肥満が理解できる
8週 肥満は敵か/肥満を解消するための運動と食事 肥満は敵か、肥満を解消するための運動と食事が理解できる
2ndQ
9週 ヒトの体温調節/熱中症/熱中症の予防・応急処置 ヒトの体温調節、熱中症、熱中症の予防・応急処置が理解できる
10週 パフォーマンスを落とさないために/ウォーミングアップ/クーリングダウン パフォーマンスを落とさないために、ウォーミングアップ、クーリングダウンが理解できる
11週 集中面接授業①
からだつくり・トレーニング
運動に慣れるとともに、安全なからだつくりやトレーニングの方法を理解できる.
12週 集中面接授業②
からだつくり・トレーニング
運動に慣れるとともに、安全なからだつくりやトレーニングの方法を理解できる.
13週 集中面接授業③
からだつくり・トレーニング
運動に慣れるとともに、安全なからだつくりやトレーニングの方法を理解できる.
14週 前期の復習① 前期の学習内容を理解できる.
15週 前期の復習② 前期の学習内容を理解できる.
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
2週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
3週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
4週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
5週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
6週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
7週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
8週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
4thQ
9週 健康・体力の講義
体格・体力・運動能力について
自己の健康管理や体格・体力の改善を図るための計画を具体的に記述することができる。
10週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
11週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
12週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
13週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
14週 選択種目(第二選択)
サッカー、テニス、ソフトボール、アルティメット(外)
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球(内)
これまでに学習した団体種目について、主体的に必要な器具・用具の準備・片づけや運営ができるほか、協力して練習やゲームを行い、スポーツを楽しむことができる.
15週 レポート評価
レポート内容に関する説明
地域スポーツ、健康スポーツについて社会的、健康上の意義について理解し、生涯スポーツに対する意識を高めることができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能複数の情報を整理・構造化できる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3

評価割合

テストレポート取り組み課題合計
総合評価割合40203010100
分野横断的能力40203010100