到達目標
前期は,講義や見学等で理解した建設技術者の役割と,そのために必要な知識と能力を,文章や図を用いてレポートとしてまとめることができること.
後期は,(1) 図面の役割や、図面の基礎的な知識・技術が習得されること.(2) 製図用具の使用法、図形の表し方、立体図の表し方などの図面作成の基本事項が身についていること.(3) すべての課題図面が「正確に」「明瞭に」「迅速に(期間内に)」完成できること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建設技術者の役割を理解し、必要な知識と能力を理解するとともに、都市構造物の役割を調査し、理解できる | 建設技術者の役割を理解し、必要な知識と能力を理解する。 | 建設技術者の役割が理解できない |
評価項目2 | 製図において、線の種類、平面図形と投影図の描き方、尺度について理解し、与えられた課題を正確に完成できる。 | 製図において、線の種類、平面図形と投影図の描き方、尺度について理解し、与えられた課題を完成できる。 | 与えられた課題を完成できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
土木・建築構造物の設計施工に携わる建設技術者の役割と,そのために必要な知識と能力を,講義や見学等で理解し,その内容を文章や図を用いてレポートとしてまとめる.また,一般科目と専門科目の関連,学年進行で学習する各専門科目の関連を理解する.さらに,設計と施工を結びつける図面の書き方の基礎を修得する.
授業の進め方・方法:
前期は,講義,実験室見学,現場見学,先輩講座を行い,毎回の授業終了時,学修した内容を日誌にまとめること.また,複数回の宿題をレポートとしてまとめて期限までに提出すること.後期は,製図の演習を行い,複数回の製図の課題を期限までに提出すること.
注意点:
前期成績と後期成績の平均点が60%以上を合格とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
環境都市工学科で学ぶ内容を理解する.
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2週 |
ガイダンス |
環境都市工学で使用する実験装置を理解する.
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3週 |
専門基礎1 |
専門分野(構造)について理解する.
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4週 |
専門基礎2 |
専門分野(地盤,環境,建築)について理解する.
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5週 |
専門基礎3 |
専門分野(材料,水理,計画)について理解する.
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6週 |
現場見学1 |
建設工事の発注者(官公庁)と受注者(建設会社)の関係を理解する.
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7週 |
現場見学2 |
建設工事の発注者(官公庁)と受注者(建設会社)の関係を理解する.
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8週 |
工学基礎1 |
レポートの書き方を理解する.
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2ndQ |
9週 |
工学基礎2 |
単位の扱い方を理解する.
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10週 |
基礎実験1 |
実験で構造の特性を理解する.
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11週 |
基礎実験2 |
実験で地盤の特性を理解する.
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12週 |
基礎実験3 |
実験で材料の特性を理解する.
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13週 |
キャリア教育1 |
建設技術者として働く先輩の活躍を理解する.
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14週 |
キャリア教育2 |
将来の就職先と必要な資格を理解する.
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15週 |
まとめ |
将来の自分の技術者・研究者としての姿を想像する.
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16週 |
学期末試験期間 |
試験は実施しない
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後期 |
3rdQ |
1週 |
製図を学ぶにあたって |
シラバスの説明、ガイダンス、図面の役割、製図を学ぶ目的
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2週 |
製図用具 |
製図に用いる用具と製図用紙の使い方を理解する.
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3週 |
線の練習(その1) |
線の種類、線の用法を理解する.
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4週 |
線の練習(その2) |
様々な種類の線を書く手法を修得する.
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5週 |
図面に用いる文字 |
図面に用いる文字の書き方を修得する.
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6週 |
立体を平面で表す方法(その1) |
投影法、第三角法、投影図の配置と正面図の選び方を修得する.
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7週 |
立体を平面で表す方法(その2) |
投影図の描き方を修得する.
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8週 |
中間確認 |
中間確認(投影図の描き方)
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4thQ |
9週 |
投影図の練習(その1) |
課題作成を通じて,投影図の描き方を修得する.
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10週 |
投影図の練習(その2) |
課題作成を通じて,投影図の描き方を修得する.
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11週 |
投影図の練習(その3) |
課題作成を通じて,投影図の描き方を修得する.
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12週 |
品物の形状が一目でわかる方法 |
課題作成を通じて,等角図とキャビネット図の描き方を修得する.
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13週 |
等角図の練習 |
課題作成を通じて,等角図の描き方を修得する.
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14週 |
キャビネット図の練習 |
課題作成を通じて,キャビネット図の描き方を修得する.
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15週 |
学期末試験期間 |
試験は実施しない
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16週 |
まとめ |
まとめ、提出課題の修正 他
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | 線と文字の種類を説明できる。 | 4 | 後3,後4,後5 |
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 4 | 後6,後7,後9 |
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 4 | 後2,後9 |
評価割合
| レポート課題 | 製図課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |