到達目標
1.集合住宅や複合施設の基本概念を理解し,建物全体の構造計画と設備計画ができること.
2.計画原論を理解し,建築物の規模や場所性に相応しい配置・動線計画及びゾーニングを行うことができること.
3.限られた時間内に図面を描き上げることができること.
4.エスキス,各図面(平面図・立面図・断面図等)の作成に取り組み,正確に仕上げると共に〆切までに完成できること.
5.各自のコンセプトとそれをどのように図面で表現したかを発表し,質疑に対して応答できること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 到達目標に示すような,製図が描け,明解なプレゼンができること. | 到達目標に示すような,基本的な製図が描け,プレゼンができること | 到達目標に示すような,基本的な製図が解けないこと. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 RD1
説明
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JABEE JD3
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教育方法等
概要:
都市や地域の現状を把握・分析した上でテーマに沿った提案設計を行う。
授業の進め方・方法:
図面の模写を通じて,建築物の部材の寸法と組み立て方を理解する.
エスキースに加え,設計趣旨および技術提案書などを作成する.
注意点:
【学習・教育目標】
本科(準学士課程):RB◎,RD
環境生産システム工学プログラム:JB,JD
【関連科目】
環境都市工学設計製図Ⅰ(本科2年),環境都市工学設計製図Ⅱ(本科3年),環境都市工学設計製図Ⅴ(本科5年),建築計画Ⅰ(本科2年),建築計画Ⅱ(本科3年),建築史(本科5年),建築意匠(本科5年)
【評価方法】最終成績は,前期(50%),後期(50%)とする.また,各期の成績は,提出物80%, プレゼンテーションを20%とする.設計コンペに応募するなど,学習意欲の高い取り組みに対しては,評価を高くする可能性がある.
【評価基準】成績評価で60%以上を合格とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
集合住宅 ガイダンス 図面の模写① |
ガイダンス、集合住宅の設計製図に関する課題を理解する. 各階平面図を作成する.
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2週 |
図面の模写② |
各階平面図を作成する.
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3週 |
図面の模写③ |
集合住宅の構造計画,設備計画,計画原論を理解する.
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4週 |
図面の模写④ |
断面図と平面図を作成する.
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5週 |
Cadの修得① |
3D-CADによるコア部分(階段,EV,エントランスなど)を作成する. 構造計画と計画原論を理解する.
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6週 |
Cadの修得② |
エスキースを修正する. 技術提案書を作成する.
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7週 |
Cadの修得③ |
エスキースを修正する. 設備計画を理解する.
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8週 |
Cadの修得④ |
エスキースを修正する. 設計コンセプトを作成する.
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2ndQ |
9週 |
Cadの修得⑤ |
ディテールを決定し,図面を作成する.
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10週 |
図面作成① |
設計コンセプトを再確認する. 図面(平面図,立面図,断面図,パース他)①を作成する.
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11週 |
図面作成② |
図面(平面図,立面図,断面図,パース他)②を作成する.
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12週 |
図面作成③ |
図面(平面図,立面図,断面図,パース他)③を作成する.
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13週 |
図面作成④ |
プレゼンテーションの図面を作成する.
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14週 |
3分間プレゼンテーション① |
作品を発表する. 質疑応答に対応する.
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15週 |
3分間プレゼンテーション② |
作品を発表する. 質疑応答に対応する.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
複合施設 ガイダンス |
複合施設の課題説明から周辺環境を把握する. 複合施設の役割と地域に与える影響を理解する.
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2週 |
図面の模写① |
配置図兼1階平面図を作成する.
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3週 |
図面の模写② |
2階平面図を作成する.
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4週 |
図面の模写③ |
3階平面図を作成する.
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5週 |
図面の模写④ |
断面図を作成する.
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6週 |
設計コンセプトと技術提案書の作成 |
複合施設に関する構造計画,設備計画,計画原論を修得する. 敷地図を作成する.
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7週 |
中間確認 |
エスキースを作成する.
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8週 |
図面作成① |
エスキースを作成する.
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4thQ |
9週 |
図面作成② |
エスキースを修正する.
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10週 |
図面作成③ |
ポスターを作成する.
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11週 |
図面作成④ |
ポスターを修正する.
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12週 |
プレゼン作成① |
プレゼンテーション図面を作成する.
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13週 |
プレゼン作成②,課題提出 |
プレゼンテーション図面を作成する.
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14週 |
3分間プレゼンテーション① |
作品を発表する. 質疑応答に対応する.
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15週 |
3分間プレゼンテーション② |
作品を発表する. 質疑応答に対応する.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | 線と文字の種類を説明できる。 | 4 | 前1 |
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 4 | 前4 |
CADソフトウェアの機能を説明できる。 | 4 | 前9,後9 |
図形要素の作成と修正について、説明できる。 | 4 | 前9,後9 |
画層の管理を説明できる。 | 4 | 前9,後9 |
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 4 | 前4,後12 |
与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 4 | 前13,後12 |
設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 4 | 前13,後12 |
評価割合
| 課題 | 発表 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |