| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 基礎的な到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
円運動と単振動、単振り子 | 円運動,単振動および単振り子の様々な物理量の定義を説明し,関係を理解してそれらを計算することができる。
等速円運動,単振動および単振り子の運動を適切に式に示すことができる。
円運動,単振動の速度,加速度と変位の関係について微分を用いて説明できる。 | 円運動,単振動および単振り子の様々な物理量の定義を説明し,それぞれを計算することができる。
慣性力について説明し,等速円運動,単振動について運動方程式や力のつり合いの式を示すことができる。 | 角速度,回転数,円運動の周期の定義を説明でき,これらの物理量を求めることができる。
角振動数,振動数,単振動の周期,および振幅の定義を説明でき,これらの物理量を求めることができる。
円運動の速度,加速度の計算ができる。
向心加速度,向心力,遠心力について説明できる。 | 角速度,回転数,円運動の周期の定義を説明できない。
角振動数,振動数,単振動の周期,および振幅の定義を説明できない。
円運動の速度,加速度の計算ができない。
向心加速度,向心力,遠心力について説明できない。
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惑星の運動と万有引力 | ケプラーの法則を説明し,惑星の速度や公転周期などの基本的な物理量をもとめることができる。
惑星の運動について,運動方程式やつり合いの式を適切に示すことができる。
宇宙速度について説明し、第1宇宙速度および第2宇宙速度を求めることができる。 | ケプラーの法則を説明し,遠日点や近日点での惑星の速度を求めることができる。
万有引力を用いて運動方程式やつり合いの式を示すことができる。
宇宙速度について説明し,地球および太陽を中心とした公転運動の条件を式に示すことができる。 | ケプラーの法則を説明することができる。
万有引力を説明し,式で示すことができる。
宇宙速度について説明し,地球を中心とした公転運動を式で示すことができる。 | ケプラーの法則を説明することができない。
万有引力を説明し,式で示すことができない。
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剛体の運動 | 重心の定義を説明し,その位置を求めることができる。また,簡単な場合について,重心を積分を用いて求めることができる。
剛体の運動について,力のモーメント,慣性モーメントを理解し,剛体の基本的な運動について回転系,ならびに並進系の運動方程式,つり合いの式や運動量保存則を適切に示すことができる。 | 重心の定義を説明し,その位置を求めることができる。
力のモーメントのつり合いの式,角運動量保存則の式を示し、物理量を求めることができる。
回転系の運動方程式を示すことができる。
| 重心の位置,力のモーメント,角運動量を求めることができる。
力のモーメントのつり合いの式を示すことができる。
角運動量保存則の式を示すことができる。
| 重心の位置,力のモーメント,角運動量を求めることができない。
力のモーメントのつり合いの式を示すことができない。
角運動量保存則の式を示すことができない。
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気中や静水中における物体の運動 | パスカルの法則やアルキメデスの原理を説明し,必要な物理量を適切に求めることができる。
静水中の物体について,運動方程式,力のつり合いの式を適切に示し,物理量を求めることができる。 | 圧力と力の違いを説明し,パスカルの法則から力や圧力を求めることができる。
アルキメデスの原理を説明でき,静水中の物体の運動方程式,力のつり合いの式を書くことができる。 | 密度,圧力の定義を説明できる。
パスカルの法則を式に示すことができる。
アルキメデスの原理から浮力を求めることができる。 | 密度,圧力の定義を説明できない。
パスカルの法則,アルキメデスの原理を式に書くことができない。 |
波動 | 波の波長,周期,振動数,速さの定義を説明し、これらの関係を理解してそれらを計算することができる。
波の性質について説明できる。
ドップラー効果について説明し、式を示して必要な物理量を求めることができる。
光の性質について理解し,反射や屈折の法則を用いて必要な物理量を求めることができる。
光の干渉について説明し,式を用いて現象をあらわすことができる。 | 波の波長,周期,振動数,速さの定義を説明し,それぞれを求めることができる。
波の性質について説明し,反射や屈折の法則を式に示すことができる。
ドップラー効果について説明し、必要な物理量を求めることができる。
光の性質について理解し,反射角および屈折角を求めることができる.
光の干渉について説明し,具体例を挙げることができる。 | 波の波長,周期,振動数,速さについて説明し,これらの物理量を求めることができる。
波の反射,屈折,回折,干渉について説明できる。
ドップラー効果について説明し、式を示すことができる。
光の反射や屈折において、法則を用いて反射角および屈折角を求めることができる.
光の干渉によって生じる現象ついて,具体例を挙げることができる。 | 波の波長,周期,振動数,速さについて説明できない。
波の反射,屈折,回折,干渉について説明できない。
ドップラー効果について説明できない。
光の反射や屈折において、法則を用いて反射角および屈折角を求めることができない.
光の干渉によって生じる現象ついて,具体例を挙げることができない。 |
熱 | 熱力学で取り扱う様々な物理量の定義を説明し,これらの関係を理解してそれらを計算することができる。
熱量の保存則を説明し,これを用いて様々な物理量を求めることができる。
気体の熱力学過程について説明し,過程ごとに適切な式を示し,必要な物理量を求めることができる。 | 熱力学で取り扱う様々な物理量の定義を説明し,それぞれを求めることができる。
熱量の保存則や理想気体の状態方程式,熱力学第1法則を式に示し,物理量を求めることができる。
気体の熱力学過程について説明できる。
等温変化,断熱変化について式を示し,必要な物理量を求めることができる。 | 熱容量や比熱,熱量の定義を説明し,これらの物理量を求めることができる。
熱量の保存則から,熱容量や比熱を求めることができる.
理想気体の状態方程式や熱力学第1法則を式に示すことができる。
気体の熱力学過程について説明できる。 | 熱容量や比熱,熱量の定義を説明することができない。
熱量の保存則から,熱容量や比熱を求め
ることができない.
理想気体の状態方程式や熱力学第1法則を式に示すことができない。
気体の熱力学過程について説明できない。 |