到達目標
本科目は生体計測技術において、ワイヤレス人体センシングのしくみを授業と実習実験を通して下記評価項目を理解し説明できる。
評価項目1: 人体計測の基礎、および代表的な計測方法を理解し説明できる。
評価項目2: 電波センシング技術、及びその呼吸・心拍の計測応用を理解し説明できる。
評価項目3: ワイヤレス生体計測において、ウェアラブルディバイスによる生体計測を理解し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 人体計測の基礎、および代表的な計測方法について、基礎的な用語を用いてわかりやすく論理的に説明することができる。 | 人体計測の基礎、および代表的な計測方法について、概略を端的に説明できる。 | 人体計測の基礎、および代表的な計測方法について、概略を説明できない。 |
評価項目2
| 電波センシング技術、及び呼吸・心拍の計測応用について、基礎的な用語を用いてわかりやすく論理的に説明することができる。 | 電波センシング技術、及び呼吸・心拍の計測応用について、概略を端的に説明できる。 | 電波センシング技術、及び呼吸・心拍の計測応用について、概略を説明できない。 |
評価項目3
| ウェアラブルディバイスによる生体計測について、基礎的な用語を用いてわかりやすく論理的に説明することができる。 | ウェアラブルディバイスによる生体計測について、概略を端的に説明できる。 | ウェアラブルディバイスによる生体計測について、概略を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では、人間の状態や特性を評価するにあたり、生体信号の計測特にワイヤレス生体計測技術を紹介する。その生体情報工学への利用に関して、呼吸・心拍をはじめとする生体信号の計測技術を紹介し、PBL課題への取組を通して実践的な信号計測・解析の手法を理解する。
※実務との関係
この科目は企業で生体信号計測と生体情報処理技術の研究開発を担当していた教員が、その経験を活かし、生体情報処理システムの構成と原理、最新生体信号解析技術などについて講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
スライドを使用した講義形式とする。教科書と教材は指定しているもの以外も参考書類や最近の研究論文も積極的に勉強する必要がある。授業で説明する内容以外、最先端の技術動向や新しい計測・評価手法などについて各自調査しまとめることが必要である。
注意点:
規定授業時間数:30時間。履修者は計測工学や生体情報など関連科目の履修や、生体信号の計測・解析の経験がある人は望ましい。
【自学・自習について】
この科目は学修単位のため60時間相当の自学・自習が求められます。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス/身近になってきたワイヤレス生体計測 |
本科目の学習内容や目標、評価方法について理解できる。
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2週 |
人体計測の基礎(1) |
生体計測の仕組み、これまでの技術発展及び課題について理解できる。
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3週 |
人体計測の基礎(2) |
生体計測の仕組み、これまでの技術発展及び課題について理解できる。
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4週 |
電波センシングの基礎(1) |
電波センシングの基礎と仕組みについて理解できる。
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5週 |
電波センシングの基礎(2) |
電波センシングの基礎と仕組みについて理解できる。
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6週 |
電波による生体計測の基礎(1) |
電波による生体計測の基礎について理解できる。
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7週 |
電波による生体計測の基礎(2) |
電波による生体計測の基礎について理解できる。
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8週 |
電波計測の呼吸・心拍測定 |
電波計測を用いた呼吸・心拍測定について理解できる。
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4thQ |
9週 |
ウェアラブルディバイスによる生体計測(1) |
ウェアラブルディバイスによる生体計測について理解できる。
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10週 |
ウェアラブルディバイスによる生体計測(2) |
ウェアラブルディバイスによる生体計測について理解できる。
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11週 |
人間生体工学PBL演習 |
人間生体工学の研究課題をPBL演習でグループワークで解決できる。
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12週 |
人間生体工学PBL演習 |
人間生体工学の研究課題をPBL演習でグループワークで解決できる。
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13週 |
人間生体工学PBL演習 |
人間生体工学の研究課題をPBL演習でグループワークで解決できる。
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14週 |
人間生体工学PBL演習 |
人間生体工学の研究課題をPBL演習でグループワークで解決できる。
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15週 |
人間生体工学PBL演習 |
人間生体工学の研究課題をPBL演習でグループワークで解決できる。
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16週 |
PBL演習課題発表 |
人間生体工学の研究課題をPBL演習でグループワークで解決し、その成果を発表・紹介できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| グループワーク(取り組み) | グループワーク(発表・レポート) | レポート課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 10 |
専門的能力 | 30 | 20 | 20 | 70 |
分野横断的能力 | 10 | 10 | 0 | 20 |