到達目標
(1) 与えられた実験・演習課題の工学的意義を理解できること。提示された方法を計画・実行することができること。定められた期限までに妥当な結果を導けること。および、技術者としての基礎能力を身につけることができること。
(2) 数学や情報処理の知識・技術を用いて,実験または数値シミュレーションの結果を統計的に処理できること。適切な報告書をまとめることができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 到達目標に示す内容を達成し,やや複雑な問題が解けること. | 到達目標に示す内容を達成し,基本的な問題が解けること. | 到達目標に示す内容が達成できていない. |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
JABEE JE1
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JABEE JE2
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教育方法等
概要:
専門分野の応用的な課題について実験・演習を行い,正しいデータの解析法ならびに適切な実験レポートの作成方法を指導する.
授業の進め方・方法:
3つの課題について実験・演習を実施する.課題ごとに4週間にわたり,実験内容の説明,実験・演習,報告書の作成・提出を行う.
科目のまとめとして,グループごとに実験・演習の成果をプレゼンテーションする.
注意点:
【学習・教育目標】
環境生産システム工学プログラム:JE1(◎),JE2(◎)
都市計画実験(JE1,JE2),地震工学実験(JE2),構造工学実験(JE1)
【関連科目】
材料工学実験(物質系本科5年)、生物工学実験(物質系本科5年)、都市工学実験実習Ⅴ(環境系本科5年)、都市工学実験実習Ⅳ(環境系本科4年)
【評価方法】
(1) 出身学科特有の高度に専門的な実験・演習課題を与え,それらの実験内容を正しく理解・実行し,実験方法及び得られたデータの処理・解析の妥当性を報告書として期日までにまとめ,提出させる。
(2) 与えられた課題を解決するために必要な数学や情報処理に関する知識と技術を理解させ,それにしたがって実験・解析結果を統計的に処理させる.これらを報告書にまとめる。
レポート提出状況と内容,実験態度,プレゼンテーション等による評価方法の配点割合は実験テーマごとに決定する。
【評価基準】
JE1及びJE2に関する評価がそれぞれ60点以上のこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 授業 構造工学実験① |
実験実習の項目とスケジュールを理解する. 実験準備(RC梁(供試体)の製作と養生)
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2週 |
都市計画実験① |
実習準備(VRによる没入型疑似体験システムの構築)
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3週 |
都市計画実験② |
実習(プログラミング)
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4週 |
都市計画実験③ |
実習(プログラミング)
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5週 |
都市計画実験④ |
実験データのまとめ
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6週 |
構造工学実験② |
実験と計測(円柱供試体の耐圧試験とRC梁の曲げ疲労試験)
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7週 |
地震工学実験① |
構造物模型の自由振動実験
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8週 |
地震工学実験② |
起振機を用いた自由振動実験
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4thQ |
9週 |
地震工学実験③ |
常時微動計測実験
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10週 |
地震工学実験④ |
実習データのまとめ
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11週 |
構造工学実験③ |
実験データの整理(鉄筋の疲労破断,コンクリートの圧縮疲労破壊に関する安全性の検討)
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12週 |
構造工学実験④ |
実験データの整理(せん断補強鉄筋の応力度)とレポート作成
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13週 |
まとめ① |
各実験の復習
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14週 |
まとめ② |
各実験に関するプレゼンスライド作成
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15週 |
まとめ③ |
各実験に関するプレゼン
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| レポート | 発表 | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 25 | 10 | 35 |
専門的能力 | 50 | 15 | 65 |