到達目標
(1) 工学的諸問題に対処する際に必要な基礎数学を理解できること.それらを化学の専門分野において応用できること.(JB1)
(2) 英語で書かれた解説や論説・学術論文などを筆者の意図に沿って読解し,その内容を日本語で説明できること.(JC2)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(数学) | 工学的諸問題に対処する際に必要な基礎数学を理解でき,かつそれらを化学の専門分野において応用できる. | 工学的諸問題に対処する際に必要な基礎数学を理解できる. | 工学的諸問題に対処する際に必要な基礎数学を理解できない. |
評価項目2
(英語) | 英語で書かれた解説や論説・学術論文などを辞書を使用せず筆者の意図に沿って読解し,その内容を日本語で説明できる. | 英語で書かれた解説や論説・学術論文などを筆者の意図に沿って読解し,その内容を日本語で説明できる. | 英語で書かれた解説や論説・学術論文などを筆者の意図に沿って読解し,その内容を日本語で説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
JABEE JB1
説明
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JABEE JC5
説明
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教育方法等
概要:
専門技術者としての総合的な基礎能力のレベルアップとプレゼンテーション能力の向上を図る.数学については,本科で学習した内容の復習と化学の各専門分野において必要性の高い項目の演習を行う.英語については,化学または生物学分野の英語論文を輪読し,適宜試験またはレポート課題などを課す.
授業の進め方・方法:
数学演習については,化学に関連した計算問題の演習を主に行い,それに必要な数学的内容の復習を並行して行うことで演算能力および数学的処理能力を向上させる.英語演習については,英語で書かれた化学または生物学の専門分野のジャーナルを読解できることを目的とし,内容について正確に理解できるようにする。.
注意点:
環境生産システム工学プログラム:JB1(◎),JC2(◎)
関連科目:工業数理(専攻科2年),現代数学論(専攻科1年),現代英語(専攻科1年)
評価方法:
JB1:数学分野については,演習の成果物と試験で評価を行う.
JC2:英語分野については,専門分野の論文を輪読し、期末試験成績と総合的に判断して評価する.
評価基準:数学と英語のそれぞれの評価において,ともに60点以上で合格とし,科目総合成績は数学と英語の平均点として表記する.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
シラバスの配布・説明,演習項目の確認などを行える.
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2週 |
英語演習1、数学演習1 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.①
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3週 |
英語演習2、数学演習2 |
化学に関連する計算問題その他の数学演習が行える.①
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4週 |
英語演習3、数学演習3 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.②
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5週 |
英語演習4、数学演習4 |
化学に関連する計算問題その他の数学演習が行える.②
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6週 |
英語演習5、数学演習5 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.③
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7週 |
英語演習6、数学演習6 |
化学に関連する計算問題その他の数学演習が行える.③
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8週 |
英語演習7、数学演習7 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.④
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2ndQ |
9週 |
英語演習8、数学演習8 |
これまでの演習を振り返り,今後取り組むべきことを整理できる.
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10週 |
英語演習9、数学演習9 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.➄
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11週 |
英語演習10、数学演習10 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.⑤
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12週 |
英語演習11、数学演習11 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.⑥
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13週 |
英語演習12、数学演習12 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.⑥
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14週 |
英語演習13、数学演習13 |
各専門分野の基礎的文献に関する講読・輪読と解説を行える.➆
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15週 |
英語演習14、数学演習14 |
演習の内容をまとめ,重要事項を整理できる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 4 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 4 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 4 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 4 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | レポート(提出課題) | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
専門的能力(英語) | 50 | 0 | 50 |
専門的能力(数学) | 40 | 10 | 50 |