| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.材料の電気的な性質を、原子構造、化学結合、結晶構造、バンド理論から説明することができる。 | □様々な材料の電気的な性質について、量子論から導かれるバンド理論に基づいて考えることができる。 □様々な材料の電気的な性質について、化学結合から考えることができる。 | □主量子数、方位量子数、磁気量子数の関係を説明できる。 □5つの化学結合を挙げることができる。 □結晶構造やバンド理論から電気的な性質を説明できる。 | □量子数、化学結合、結晶構造、バンド理論について、聞いたことがある。 |
2.交流電界下での誘電分極現象を定性的に説明することができる。 | □電子分極率を導出することができる。 □イオン分極率を導出することができる。 □配向分極率をランジュバン関数を用いて導出することができる。 | □4つの誘電分極を列挙し、交流電界下での誘電分極現象を定性的に説明できる。 | □誘電体という言葉を知っている。 □誘電分極という言葉を知っている。 |
3.強誘電体の性質や工学的な応用例を簡単に説明することができる。 | □強誘電体の工学的な応用例を説明することができる。 □キュリー温度を説明することができる。 | □自発分極、残留分極、抗電界をヒステリシス曲線を用いて説明することができる。 □常誘電体と強誘電体の違いをP-E特性から説明することができる。 | □強誘電体という言葉を知っている。 □強誘電体の例を1つ以上挙げることができる。 |
4.絶縁材料の体積抵抗率や表面抵抗率の測定方法を説明できる。(C1-4) | □固体絶縁材料の体積抵抗率を測定する際に用いる保護環(ガードリング)の役割を説明することができる。 | □固体絶縁材料の体積抵抗率および表面抵抗率の測定方法を説明することができる。 | □抵抗率と導電率の関係を説明することができる。 |
5.絶縁劣化現象を例を挙げて説明できる。(C1-4) | □絶縁劣化現象の試験方法を2つ以上説明することができる。 | □絶縁劣化現象の例を2つ以上挙げて説明することができる。 | □絶縁破壊と絶縁劣化の違いについて説明することができる。 |