概要:
高度情報化社会に対応するために,必要不可欠な基礎的情報技術を習得します。情報化の進展,情報の意義と役割,情報技術に関する基礎的な知識と技術の習得,情報および情報手段を活用する能力と態度の育成を行います。
授業の進め方・方法:
授業は座学を中心に適宜実習を交えて実施します。実習を交えて授業を行う場合は,実習室の利用状況により授業計画を前後する場合があり,その際は事前に告知します。授業の進度に伴い課題,レポート等により達成度を確認します。成績は学期末試験40%,達成度確認試験30%,到達目標に対する達成度の確認(課題,レポート)30%の割合で評価します。学業成績の成績が60点未満のものに対して再試験を実施する場合があります。この場合,再試験の成績をもって再評価を行います。なお今年度の後期末試験については,通常の試験を実施せずレポート評価に変更します.
注意点:
準備する用具は教科書,ノート,筆記用具,必要に応じて関数電卓,英和辞典などを用意してください。本科目では,多くの専門用語を使用します。その中には英語表記のものも多いので予習,復習時には英語表記についても学習してください。レポートを作成する際には,本校図書館に情報技術に関する参考文献が多数あるので参照してください。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
産業社会と情報技術(コンピュータの発達) |
コンピュータの歴史,情報化の進展と産業界における利用例について理解し説明できる。
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2週 |
産業社会と情報技術(基本構成と基本操作) |
コンピュータの基本構成,処理装置の動作,周辺装置,基本的な操作を理解し説明できる。
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3週 |
産業社会と情報技術( ハードウェアとソフトウェア) |
ハードウェアとソフトウェアの概要について理解し説明できる。
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4週 |
産業社会と情報技術(情報化社会の権利とモラル ,情報セキュリティ管理) |
情報化社会に必要なモラルや著作権,情報セキュリティ管理の概要について理解し説明できる。
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5週 |
産業社会と情報技術(情報セキュリティ管理,暗号方式) |
コンピュータの不正利用対策について理解し説明できる.暗号方式について理解し説明できる.
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6週 |
産業社会と情報技術(情報セキュリティ管理,暗号方式) |
コンピュータの不正利用対策について理解し説明できる.暗号方式について理解し説明できる.
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7週 |
数値の表現と取扱い(基数と基数変換) |
2進数,8進数,16進数の表記法と基数変換を理解し活用できる。
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8週 |
数値の表現と取扱い(加算,減算) |
2進数,8進数,16進数の加算と減算計算方法を理解し活用できる。
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2ndQ |
9週 |
数値の表現と取扱い(補数演算) |
補数演算について理解し活用できる。
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10週 |
数値の表現と取扱い(基数における小数の扱い) |
固定,浮動小数点表示について理解し活用できる。
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11週 |
数値の表現と取扱い(乗算,除算) |
2進数,8進数,16進数の乗算と除算計算方法を理解し活用できる。
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12週 |
ソフトウェア(ソフトウェアの分類,アプリケーションソフトウェア) |
ソフトウェアの分類とアプリケーションプログラムの概要を説明し活用できる。
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13週 |
ソフトウェア(オペレーティングシステムの基礎) |
OSの概要を理解し,説明できる。
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14週 |
プログラミング(プログラミング言語の基礎) |
プログラミング言語の概要について説明できる。
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15週 |
プログラミング(フローチャート) |
問題分析とフローチャートの記述方法について理解し活用できる。
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16週 |
定期試験 |
学習した内容を理解している.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
プログラミング(フローチャート 分岐) |
フローチャートの分岐記述方法について理解し活用できる。
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2週 |
プログラミング(フローチャート 繰返し) |
フローチャートの繰返し記述方法について理解し活用できる。
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3週 |
プログラミング(初歩的なプログラミング) |
初歩的なプログラミングの手順を理解し説明できる。
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4週 |
プログラミング(演習1) |
初歩的なプログラミングができる。
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5週 |
プログラミング(演習2) |
初歩的なプログラミングができる。
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6週 |
プログラミング(演習3) |
初歩的なプログラミングができる。
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7週 |
プログラミング(演習4) |
初歩的なプログラミングができる。
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8週 |
プログラミング(演習5) |
初歩的なプログラミングができる。
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4thQ |
9週 |
ハードウェア |
ハードウェアの概要について理解し説明できる。
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10週 |
論理回路の基礎1 |
基本的な論理回路について理解し説明できる。
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11週 |
論理回路の基礎2 |
基本的な論理演算について理解し,論理回路図を作成することができる。
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12週 |
論理回路の基礎3 |
基本的な論理演算について理解し,論理回路図を作成することができる
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13週 |
コンピュータネットワーク |
コンピュータネットワークの概要を理解し説明できる。
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14週 |
データ通信 |
データ通信技術の概要について理解し説明できる。
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15週 |
コンピュータ制御 |
コンピュータ制御の概要について理解し説明できる。
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16週 |
定期試験 |
学習した内容を理解している.
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | 前4 |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | 前4 |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | 前4 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3 |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 3 | 前4 |
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。 | 3 | 前4 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 2 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 2 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 2 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前4 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前4 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前4 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前4 |