画像処理工学

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 画像処理工学
科目番号 0209 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻(電気情報工学コース)(2023年度以前入学者) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 C言語による画像処理プログラミング入門 ─サンプルプログラムから学ぶ─、長尾智晴、朝倉書店
担当教員 重田 和弘

到達目標

1.基本的な画像処理(諧調補正と2値化処理)の概要を理解し、プログラミングに応用できる。
2.空間フィルタリングの原理とアルゴリズムを理解し、プログラミングに応用できる。
3.周波数フィルタリングの原理とアルゴリズムを理解し、説明できる。
4.画像の圧縮符号化の原理とアルゴリズムを理解し、説明できる。
5.2値画像処理と立体・3次元環境認識アルゴリズムを理解し、説明できる。
6.文字・図形の認識アルゴリズムを理解し、プログラミングに応用できる。
7.画像認識処理の原理とアルゴリズムを理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
基本的な画像処理諧調補正と2値化処理の概要を理解し、プログラミングに応用できる。諧調補正と2値化処理の概要を理解し、簡単なプログラミングに応用できる。諧調補正と2値化処理の概要を理解し、簡単なプログラミングに応用できない。
空間フィルタリング空間フィルタリングの原理とアルゴリズムを理解し、プログラミングに応用できる。空間フィルタリングの原理とアルゴリズムを理解し、簡単なプログラミングに応用できる。空間フィルタリングの原理とアルゴリズムを理解し、簡単なプログラミングに応用できない。
周波数フィルタリング周波数フィルタリングの原理とアルゴリズムを理解し、説明できる。周波数フィルタリングの原理とアルゴリズムを理解し、概略を簡潔に説明できる。周波数フィルタリングの原理とアルゴリズムを理解し、概略を簡潔に説明できない。
画像の圧縮符号化画像の圧縮符号化の原理とアルゴリズムを理解し、説明できる。画像の圧縮符号化の原理とアルゴリズムを理解し、概略を簡潔に説明できる。画像の圧縮符号化の原理とアルゴリズムを理解し、概略を簡潔に説明できない。
2値画像処理と立体・3次元環境認識2値画像処理と立体・3次元環境認識アルゴリズムを理解し、説明できる。2値画像処理と立体・3次元環境認識アルゴリズムを理解し、概略を簡潔に説明できる。2値画像処理と立体・3次元環境認識アルゴリズムを理解し、概略を簡潔に説明できない。
文字・図形の認識文字・図形の認識アルゴリズムを理解し、プログラミングに応用できる。文字・図形の認識アルゴリズムを理解し、簡単なプログラミングに応用できる。文字・図形の認識アルゴリズムを理解し、簡単なプログラミングに応用できない。
画像認識処理画像認識処理の原理とアルゴリズムを理解し、説明できる。画像認識処理の原理とアルゴリズムを理解し、簡潔に説明できる。画像認識処理の原理とアルゴリズムを理解し、簡潔に説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 B-2 説明 閉じる
学習・教育目標 B-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータの高速化・大容量化にともない多くの分野で画像が取り扱われるようになってきた。この科目では,代表的な画像処理の理論,手法を学ぶことにより,目的に応じて適切な画像処理を選定し,プログラミングに応用できるようになることを学習目標とする。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進めるが、プログラミング実習課題を適時行い、画像処理アルゴリズムの理解と応用力の向上を図る。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合7030100
基本的な画像処理101020
フィルタリング151025
画像の圧縮符号化15015
認識処理301040