都市空間論

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 都市空間論
科目番号 94024 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設工学専攻A 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「快適都市空間をつくる」 青木仁著(中公新書1540)「都市の計画と設計」小島勝衛監修(共立出版)/適宜資料等を配布
担当教員 大森 峰輝

到達目標

(ア)我国と欧米における都市計画と建築デザインに対する考え方の違いを説明できる。
(イ)我国の都市計画・建築規制制度の問題点について説明できる。
(ウ)現状の都市問題について説明できる。
(エ)都市計画に関する英語文献の内容(概要)を把握できる。
(オ)快適な都市空間創造のための基礎的な考え方を説明できる。
(カ)街並み、公園、建築物等についての望ましいデザイン指針を提言できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(ア)我国と欧米における都市計画と建築デザインに対する考え方の違いを説明できる。我国と欧米における都市計画と建築デザインに対する考え方の違いを概ね説明できる。我国と欧米における都市計画と建築デザインに対する考え方の違いを説明できない。
評価項目(イ)我国の都市計画・建築規制制度の問題点について説明できる。我国の都市計画・建築規制制度の問題点について概ね説明できる。我国の都市計画・建築規制制度の問題点について説明できない。
評価項目(ウ)現状の都市問題について説明できる。現状の都市問題について概ね説明できる。現状の都市問題について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B3 建築分野の実社会に必要で役立つ知識や技術を応用して問題を解決する能力を修得する。
JABEE d 当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力
本校教育目標 ② 基礎学力

教育方法等

概要:
我国では、明治以降の近代都市が産業優先で形成され、建設に際しても何を建てるかだけが問題となり、周辺状況を考慮することがなおざりにされてきた。本科目では、真に快適な生活空間へと都市を再創造するための考え方や方策について学ぶ。
授業の進め方・方法:
注意点:
(自学自習内容)授業内容に該当する項目について、科目担当教員の薦める文献等て予め調べてくること。また、配布する英語文献を理解した上での課題レポートの作成が必要となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 快適な都市空間創造に向けての欧米の取り組み事例概説 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)
2週 快適な都市空間創造に向けての欧米の取り組み事例概説
          課題:欧米の取り組み事例調査・まとめ
上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)
3週 魅力的な生活空間、生活空間のリ・デザイン 上記(イ)(ウ)(エ)(オ)
4週 魅力的な生活空間、生活空間のリ・デザイン
          課題:講義内容のまとめ
上記(イ)(ウ)(エ)(オ)
5週 生活空間の再点検(街並み、公園、建築物等)
          課題:講義内容のまとめ
上記(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)
6週 生活空間の再点検(街並み、公園、建築物等)
           課題:講義内容のまとめ
上記(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)
7週 生活空間をとりまく社会問題 上記(イ)(ウ)(オ)
8週 生活空間をとりまく社会問題
           課題:講義内容のまとめ
上記(イ)(ウ)(オ)
2ndQ
9週 都市計画・建築規制制度の問題点
           課題:講義内容のまとめ
上記(イ)(ウ)
10週 都市計画・建築規制制度の問題点 上記(イ)(ウ)
11週 欧米の都市計画、生活空間
           課題:欧米の都市計画
上記(エ)(オ)(カ)
12週 欧米の都市計画、生活空間 上記(エ)(オ)(カ)
13週 快適な都市空間創造のための戦略・政策と総括
           課題:英文資料の和訳
上記(オ)(カ)
14週 快適な都市空間創造のための戦略・政策と総括 上記(オ)(カ)
15週 前期の総まとめ 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験定期試験課題合計
総合評価割合305020100
専門的能力305020100