到達目標
1.平歯車各部の寸法を教科書の設計計算式に合わせて決定できる .
2. 平歯車の主要な部分の寸法をJISの規格表から選び出して決定できる.
3. 決定した各部の寸法を反映した平歯車の図面を作図できる.
4.機械の定義について理解できる.
5.器械,器具,工具,道具の厳密な定義と,具体的特徴を理解できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 平歯車各部の寸法を教科書の設計計算式に合わせて確実に決定できる . | 平歯車各部の寸法を教科書の設計計算式に合わせて決定できる . | 平歯車各部の寸法を教科書の設計計算式に合わせて決定できない . |
評価項目2 | 平歯車の主要な部分の寸法をJISの表から選び出して確実に決定できる. | 平歯車の主要な部分の寸法をJISの表から選び出して決定できる. | 平歯車の主要な部分の寸法をJISの表から選び出して決定できない. |
評価項目3 | 決定した各部の寸法を反映した平歯車の図面を確実に作図できる. | 決定した各部の寸法を反映した平歯車の図面を作図できる. | 決定した各部の寸法を反映した平歯車の図面を作図できない. |
評価項目4 | 機械の定義について確実に理解することができる. | 機械の定義について理解することができる. | 機械の定義について理解することができない. |
評価項目5 | 器械,器具,工具,道具の厳密な定義と,具体的特徴を確実に理解できる. | 器械,器具,工具,道具の厳密な定義と,具体的特徴を理解できる. | 器械,器具,工具,道具の厳密な定義と,具体的特徴を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は,精密機器メーカーで新製品の開発を行っていた教員が,その経験を活かし,前期は平歯車各部の寸法を設計計算式およびJISの規格表を基に決定し,それらの寸法を反映した平歯車の図面を作製,完成させるものである.後期は「機械」の本質の理解および「ものづくり」に必要となる論理的思考プロセスの修得等について,講義形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
講義形式であるが「言語力・コミュニケーション能力」向上の為,授業中に与える課題に関して学生にプレゼンテーションを行わせ,教員対学生,あるいは学生相互のディスカッション演習を適宜行う場合がある.授業時間中に抜打ち試験を複数回実施する.試験結果が合格点に達しない場合,再試験を行うことがある.
注意点:
合格点は60点である.前期成績は,授業中に複数回実施する抜き打ち試験の結果40%,平歯車図面の結果40%,授業中に実施する課題・発表に対する評価20%で評価する.後期成績は,授業中に複数回実施する抜き打ち試験の結果50%,および授業中に実施する課題・発表に対する評価20%で評価する.
学年総合評価=(前期成績+後期成績)/2
(講義を受ける前)物理学の基礎を確実に理解しておくこと.
(講義を受けた後)ノート整理等を行い,内容を確実に理解すること.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス 設計計算式に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅰ |
授業の進め方と評価の仕方について説明する. 設計計算式に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅰ).
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2週 |
設計計算式に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅱ
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設計計算式に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅱ).
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3週 |
設計計算式に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅲ |
設計計算式に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅲ).
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4週 |
設計計算式に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅳ |
設計計算式に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅳ).
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5週 |
設計計算式に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅴ |
設計計算式に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅴ).
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6週 |
設計計算式に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅵ |
設計計算式に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅵ).
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7週 |
JISの規格表に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅰ |
JISの規格表に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅰ).
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8週 |
JISの規格表に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅱ |
JISの規格表に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅱ).
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2ndQ |
9週 |
JISの規格表に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅲ |
JISの規格表に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅲ).
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10週 |
JISの規格表に基づく平歯車各部の寸法決定Ⅳ |
JISの規格表に基づき平歯車各部の寸法を決定できる(Ⅳ).
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11週 |
平歯車作図のための段取り |
平歯車を作図するための段取りができる.
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12週 |
平歯車の作図Ⅰ |
決定値に基づいた平歯車を作図できる(Ⅰ).
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13週 |
平歯車の作図Ⅱ |
決定値に基づいた平歯車を作図できる(Ⅱ).
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14週 |
平歯車の作図Ⅲ |
決定値に基づいた平歯車を作図できる(Ⅲ).
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15週 |
平歯車の作図Ⅳ |
決定値に基づいた平歯車を作図できる(Ⅳ).
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
機械工学の基礎Ⅰ |
機械工学の基礎Ⅰについて再確認できる.
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2週 |
機械工学の基礎Ⅱ |
機械工学の基礎Ⅱについて再確認できる.
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3週 |
機械工学の基礎Ⅲ |
機械工学の基礎Ⅲについて再確認できる.
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4週 |
機械工学の基礎Ⅳ |
機械工学の基礎Ⅳについて再確認できる.
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5週 |
機械の定義Ⅰ |
機械の定義Ⅰについて確実に理解できる.
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6週 |
機械の定義Ⅱ |
機械の定義Ⅱについて確実に理解できる.
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7週 |
機械の定義Ⅲ |
機械の定義Ⅲについて確実に理解できる.
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8週 |
器械の定義Ⅰ |
器械の定義Ⅰについて確実に理解できる.
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4thQ |
9週 |
器械の定義Ⅱ |
器械の定義Ⅱについて確実に理解できる.
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10週 |
器具の定義Ⅰ |
器具の定義Ⅰについて確実に理解できる.
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11週 |
器具の定義Ⅱ |
器具の定義Ⅱについて確実に理解できる.
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12週 |
工具の定義Ⅰ |
工具の定義Ⅰについて確実に理解できる.
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13週 |
工具の定義Ⅱ |
工具の定義Ⅱについて確実に理解できる.
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14週 |
道具の定義Ⅰ
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道具の定義Ⅰについて確実に理解できる.
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15週 |
道具の定義Ⅱ 本授業のまとめ |
道具の定義Ⅱについて確実に理解できる. 本授業のまとめ、および授業アンケート.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験・計算書・図面 | 課題・口頭発表 | | | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |