情報処理A

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理A
科目番号 191333 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械電子工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:中山 清喬,国本 大悟,スッキリわかるJava入門,インプレス,I978-4844336389,ホームページとプリント
担当教員 来年度以降開講予定科目

到達目標

(1)C言語でビット演算,ポインタ演算の簡単なプログラムが書ける。
(2)javaで基礎的なオブジェクト指向プログラミングができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1構造体とポインタ変数を使って,高度にデータの操作ができる。ポインタ変数を利用して,配列の任意のバイトのビット操作ができる。ポインタ変数を利用して,配列の任意のバイトのビット操作ができない。
評価項目2ポリモーフィズムを利用したオブジェクト指向プログラムを書ける。継承を利用した基礎的なオブジェクト指向プログラムを書ける。継承を利用した基礎的なオブジェクト指向プログラムを書けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C言語のビット演算、ポインタ,構造体を説明できる。オブジェクト指向プログラミングの基本思
想を説明でき,ポリモーフィズムを実現した簡単なプログラムを書ける。
授業の進め方・方法:
講義と演習により理解する。サンプルプログラムや演習問題は共有フォルダに置く。プログラミン
グ能力を身に付けるためには,自分の考えたことを書き,実行し,その実行結果を考察することが
重要である。そのためには,開発環境に慣れることが必要であり,指を動かすこと,質問をするこ
とを怠らないことが重要となる。プログラミングの情報はインターネット上に豊富にあるので,自
主的に調べることが大事である。
注意点:
特になし

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス説明,開発環境 eclipseでc言語の記述と実行ができる。
2週 データ型,出力 データ型と書式付き出力の動作が分かり,書ける。
3週 ビット演算 ビット演算の動作が分かり,書ける。
4週 if,while if,whileの条件について理解でき,書ける。
5週 型とポインタ 型とポインタ変数について分かり,ポインタ変数を使った処理を書ける。
6週 配列,文字列とポインタ 配列,文字列とポインタ変数について分かり,ポインタ変数を使って配列,文字列の処理を書ける。
7週 構造体とポインタ 構造体が分かり,構造体の処理を書ける。ポインタ変数を使った構造体の処理を書ける。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却、解答,クラスとインスタンス クラスとインスタンスの関係を説明でき,クラスの定義とインスタンスの生成の処理を書ける。
10週 オブジェクトの利用 属性値の異なる複数のインスタンスを生成し,操作を実行する処理の動作が分かり,書ける。
11週 継承 継承の思想と効果を説明できる。継承の処理を書ける。オーバーライドが分かり,書ける。
12週 抽象クラス 抽象クラスの思想と効果を説明でき,書ける。
13週 継承のコンストラクタ,super,this,static 継承でのコンストラクタの動作が分かる。Super,thisを使える。クラス変数,クラスメソッドの使用目的を説明できる。
14週 ポリモーフィズムの考え方 ポリモーフィズムの考え方を説明できる。
15週 ポリモーフィズムのプログラム 継承と抽象クラスと配列を利用したポリモーフィズムのプログラムわ分かり,書ける。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
知識の基本的な理解800002000