概要:
教育目標の「技術者としての基礎力」と「応用力」を養い「ものづくり」の導入教育的位置付けで行うものである.実験実習は,「実験レポートの書き方」,「Linuxの基礎」,「Pythonプログラミング」を各自で,「電気諸量の測定」,「産業用ロボットの制御」,「ロボット教材を用いた制御プログラミング入門」を班に分けてローテーションをしながら行う.また,実験実習レポートの作成を通して報告書の作成に慣れるよう,適宜レポート講評を行う.
授業の進め方・方法:
各自で行う実験(週前半2時間15週)
・レポートの書き方
・Linuxの基礎
・Pythonプログラミング
各班で行う実験(週後半2時間12週+レポート等3週)
・産業ロボット制御(3週)
・電気諸量の測定(3テーマ,3週)
・オームの法則と直列・並列抵抗の測定
・分圧回路の電圧の測定
・分流回路の電流の測定
・ロボット教材を用いた制御プログラミング入門(6週)
注意点:
実験実習を行う前に,各テーマの目的と内容を調べ,熟知しておくこと.
各テーマとも本コースが定めるカリキュラムの基礎となっている。従って全てのテーマの実習を行う必要があり,その報告(レポート提出)を行わなければ,合格にならない。
グループ単位で行う実験では協力して遂行する必要がある.そのため欠席した場合には減点の対象となる.
成績は,提出レポートの成績(80%),及び出欠および実習態度(20%)により評価する.
レポートは期限内に提出すること.
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス/講義 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
2週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
3週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
4週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
5週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
6週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
7週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
8週 |
再実験/レポート作成・修正 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
4thQ |
9週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
10週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
11週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
12週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
13週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
14週 |
ローテーションによるグループ別及び各自での実験,レポート提出 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
15週 |
再実験/レポート作成・修正 |
1.グループで協力して及び各自で実験実習が遂行できる 2.各テーマの目的,原理,実験方法などを理解し説明できる 3.実験で経験した過程と得た結果の考察,及び実験レポートの作成ができる
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 2 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 2 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 2 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 2 | |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 2 | |
情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 2 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 2 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 2 | |
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 2 | |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 2 | |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 2 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 2 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 2 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 2 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 2 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 2 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 2 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 2 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 2 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 2 | |