概要:
この講義はTOEIC L&Rテスト受験への橋渡し的な役割を果たすTOEIC Bridgeテストにおいて高いスコアを獲得し、4年次のTOEIC L&Rテスト受験に必須である英単語語彙の増強と高校英語までの英文法の総復習を行うことを目的とした習熟度別授業である。国際感覚を備えた技術者となるためには、英語によるコミュニケーション 能力は必要不可欠なものである。そしてその能力は現在ではTOEICスコアにより計測されることが極めて多い。 有明高専においてはこのTOEICスコアにおけるReadingパートの低スコア問題を抱えている学生が極めて多い。そこでこの科目おいては習熟度別授業および、学期中の配属グループの入れ替えを行うことによって、学生の現時点での実力に見合ったレベルでの授業を行う。同じレベルの少人数クラスによる授業を実施することで、学生同士のコミュニケーションも活性化し、グループの入れ替えにより緊張感を持った授業を行うことができると考えている。
授業の進め方・方法:
各授業は2つのグループに分けて2名の教員により実施される。グループ分けは直近のTOEIC BridgeテストやTOEIC Bridge模擬テストの結果をもとに行い、年に4回のグループ入れ替えを実施する。授業内ではTOEIC Bridgeの模擬問題の全パートを1コマで全て行うことができるように作成された、TOEIC Bridge模擬問題(シュリンク版)プリントを用いて行う。授業は選択教室で実施され、毎回席順を変更して隣の学生とランダムなペアを形成し、ペアとなった学生を対戦相手として模擬問題に取り組んでもらう。模擬問題のスコアは成績には加味しないが、対戦相手に負けた場合には敗者専用の追加課題が課せられる仕組みとなっており、足りない語彙力や英文法力を追加課題で補ってもらう。
注意点:
評価方法: 各中間試験の成績や課題試験、期末試験時に行うTOEIC Bridgeテストの成績60%、課題の提出40%の比率で評価。なおTOEIC Bridgeテストはそのままのスコアで、中間試験はTOEIC Bridge模擬問題を1問1点の100点満点として成績算出に用いる。課題試験・中間試験・期末試験は全て同じウェイトで扱うものとする。TOEIC Bridgeテストはしっかり取り組まないと低いスコアが出やすいため真剣に取り組む必要がある。
評価基準: 60点
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス、グループ分け、選択教室まで移動 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)1回目&解説 |
・授業の概要について理解し、移動教室と自分の所属グループ、学習のルーティンを理解できる。 ・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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2週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)2回目&解説
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・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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3週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)3回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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4週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)4回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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5週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)5回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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6週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)6回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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7週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)7回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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8週 |
前期中間試験 |
・授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
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2ndQ |
9週 |
試験返却、新たなグループ分け TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)8回目&解説 |
・前期中間試験を振り返って、定着していない英単語・熟語・文法事項について復習し、知識の定着を図ることができる。 ・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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10週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)9回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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11週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)10回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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12週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)11回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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13週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)12回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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14週 |
学習内容の振り返り |
・模擬テストプリントを振り返り、自身の間違えたところの見直しを行い、受験対策を立てることができる。
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15週 |
前期末試験 TOEIC Bridge Test (1回目) |
・授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。 ・昨年度よりも高いTOEIC Bridgeスコアを出すことができる。
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16週 |
TOEIC Bridge Test 返却 自身の弱点の確認
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・TOEIC Bridge TESTを振り返って、定着していない英単語・熟語・文法事項について復習し、知識の定着を図ることができる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
夏課題試験返却、新たなグループ分け 各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)13回目&解説 |
・夏課題試験を振り返って、定着していない英単語・熟語・文法事項について復習し、知識の定着を図ることができる。
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2週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)14回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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3週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)15回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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4週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)16回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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5週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)17回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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6週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)18回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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7週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)19回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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8週 |
後期中間試験 |
・授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
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4thQ |
9週 |
試験返却、新たなグループ分け 各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)20回目&解説 |
・後期中間試験を振り返って、定着していない英単語・熟語・文法事項について復習し、知識の定着を図ることができる。 ・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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10週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)21回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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11週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC Bridge模擬テスト(シュリンク版)22回目&解説 |
・ペアと競い合うことで、自分の弱点を把握しTOEIC Bridgeテスト受験のための力を身に着けることが出来る。
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12週 |
TOEIC Bridge Test(2回目) |
・授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
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13週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC L&R 模擬テスト(シュリンク版)1回目&解説
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・TOEIC BridgeとTOEIC L&Rテストの難易度の違い、出題方法の違いに気を付けながら、問題に取り組むことができる。
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14週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC L&R 模擬テスト(シュリンク版)2回目&解説
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・TOEIC BridgeとTOEIC L&Rテストの難易度の違い、出題方法の違いに気を付けながら、問題に取り組むことができる。
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15週 |
各グループごとの教室での学習 TOEIC L&R 模擬テスト(シュリンク版)3回目&解説 |
・TOEIC BridgeとTOEIC L&Rテストの難易度の違い、出題方法の違いに気を付けながら、問題に取り組むことができる。
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16週 |
これまでのTOEIC Bridgeテスト受験結果の確認 来年度のTOEIC L&Rテスト受験に向けての課題発見 |
・これまでのTOEIC Bridge Test の自分の受験スコアの推移を把握できる。 ・来年度のTOEIC L&R Test の特徴とBridge Testとの違いを理解し、TOEIC L&R Test受験に向けて準備できるようになる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | 後16 |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | 後16 |
英語運用能力の基礎固め | 平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | 後16 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | 前16 |
英語運用能力向上のための学習 | 英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 2 | 後12 |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 2 | 後11 |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | 後11 |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 2 | 後11 |