到達目標
1. 材料の強さ,腐食(さび),摩擦,摩耗,潤滑について基本的な事項を理解し説明できる。
2. 二次電池(電池材料)について基本的な事項を理解し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
材料の強さ,耐食材料,摩擦材料,潤滑剤 | 材料強化,腐食,摩擦摩耗,潤滑のメカニズムを理解し説明できる. | 材料強化,腐食,摩擦摩耗,潤滑のメカニズムをおおむね説明できる. | 材料強化,腐食,摩擦摩耗,潤滑のメカニズムを説明できない. |
無機材料(電池材料) | 無機材料(電池材料)の構造について理解し説明できる. | 無機材料(電池材料)の構造についておおむね説明できる. | 無機材料(電池材料)の構造について説明できない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 DP4 課題発見力・探究心と協調性
説明
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学習・教育到達度目標 DP5 地域社会への貢献
説明
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教育方法等
概要:
【開講学期】夏学期週2時間
本講義の前半は,構造用材料,耐食材料,摩擦材料について解説する.また,後半は,二次電池(電池材料)について解説する.
授業の進め方・方法:
講義は7回(14h)で,前半(赤垣:7時間)と後半(門磨:7時間)で教員が交代する.前半は,工学材料の強さのお話,さびのお話,摩擦のお話,潤滑のお話等に関する内容について,ナノテクノロジーに関係付けて解説する.また,後半は,工学への応用分野として近年盛んな二次電池について取り上げ,電池材料を中心に無機工業における研究対象や材料開発について、背景や問題点について紹介し,無機材料におけるナノテクノロジーとの関わりにて触れつつ解説する.
注意点:
成績は到達度試験80%,課題を20%として評価を行い,総合評価を100点満点として,60点以上を合格とする.答案は採点後返却し,達成度を伝達する.本科目は学修単位科目です.自学自習確保のためのレポート課題を課すので,必ず提出すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
材料の強さのお話:材料強化のメカニズム(構造用材料) |
材料強化の方法について理解する.
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2週 |
さびのお話:さびのメカニズムと防食(耐食材料) |
さびのメカニズムと防食法について理解する.
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3週 |
摩擦のお話:摩擦摩耗のメカニズム(摩擦材料) |
摩擦摩耗のメカニズムについて理解する.
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4週 |
潤滑のお話:潤滑のメカニズム(潤滑剤) / 無機材料のお話:無機材料の構造について |
潤滑のメカニズムを理解する./ 無機材料の構造について理解する.
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5週 |
電気化学のお話:電気化学の基礎と材料の関係 |
電気化学の基礎と材料の物性との関係について理解する.
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6週 |
材料開発のお話:ナノスケールでの構造制御について |
無機材料におけるナノスケールでの構造制御について理解する.
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7週 |
ナノテクノロジーと材料のお話 |
電極材料におけるナノテクノロジーと材料について理解する.
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8週 |
到達度試験(前半・後半一緒に実施) |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |