到達目標
1. 環境汚染防止のため触媒材料や自動車排気ガス浄化触媒の原理について理解できる。
2. 血管疾患をターゲットとした循環器系バイオテクノロジーについて基本的な事項が理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
触媒作用の基本事項 | 自動車排気ガス浄化触媒の機能性発現メカニズムを詳しく説明できる。 | 自動車排気ガス浄化触媒の機能性発現メカニズムを説明できる。 | 自動車排気ガス浄化触媒の機能性発現メカニズムを説明できない。 |
評価項目2 | 循環器系のバイオテクノロジーについて詳しく説明できる。 | 循環器系のバイオテクノロジーについて説明できる。 | 循環器系のバイオテクノロジーについて説明できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 DP4
説明
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学習・教育到達度目標 DP5
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教育方法等
概要:
【開講学期】夏学期週2時間
自動車排気ガスの浄化触媒の機能性発現メカニズムについて材料面と化学反応の両面から説明を行う。また、工学の医学分野への応用事例として血管疾患について循環器系のナノバイオニクスについて力学的観点から講義を行う。
授業の進め方・方法:
本講義の前半は、大気汚染を防止するための触媒材料や自動車排気ガス浄化システムについて、最近のトピックスを交えながら講義する。また、後半は、工学の医学・医療への応用分野として近年盛んなバイオメカニクス(生体力学)について取り上げ、特に超高齢化を背景に我が国でも深刻な問題になっている血管疾患をターゲットとした循環器系のバイオメカニクスについて、ナノテクノロジーとの関わりに触れつつ解説する。
注意点:
成績は到達度試験80%、課題を20%として評価を行い、総合評価を100点満点として、60点以上を合格とする。答案は採点後返却し、達成度を伝達する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
触媒による環境浄化への取組 |
触媒の働きと環境浄化への応用について理解する
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2週 |
ガソリンエンジン排気ガスの浄化技術 |
有害物質の発生メカニズムと浄化技術の基礎を理解する。
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3週 |
リーンバーンエンジン排気ガス浄化技術 |
リンバーンエンジンにおける排気ガスの特徴と浄化技術を理解する
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4週 |
ディーゼルエンジン排気ガス浄化技術/バイオメカニクス:生体の構造と機能の力学解析 |
ディーゼルエンジン排気ガスの浄化技術を理解する 生体の構造と機能の力学的関連について説明できる
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5週 |
工業における力学と生体における力学 |
工業分野で取り扱う力学特性と生体における力学特性の違いについて説明できる
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6週 |
循環器系のバイオメカニクス |
循環器系における血管壁や血流に関わる力学現象を把握する
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7週 |
循環器系のナノバイオメカニクス(分子・細胞・組織・器官から生体全体へ至る力学) |
生体の階層構造と階層間の力学的連関を理解する
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8週 |
到達度試験 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |