本科目では2つの住宅系課題に取組む。第1課題は住宅の設計である。与えられた敷地や家族構成を各自の解釈から創造的な生活の容器としての住宅を提案して欲しい。第2課題はタウンハウスの設計である。複数の家族の生活空間としての住戸の計画や、住戸が集合したときの共用空間や集合のメリットをどのように計画するかが問われる。
概要:
「春学期週2時間、夏学期週2時間」
講義は、15名程度のグループを編成し、担当する教員から1対1の指導を受けながら各自課題に取組む。向上心をもち積極的かつ主体的に課題と取組むことが求められる。
授業の進め方・方法:
注意点:
提出期限は厳守のこと。課題作成にあたっては、必ず毎回担当教員のエスキース(指導)を受けること。エスキースは授業前に予め準備し授業に望んで欲しい。課題の相談ついては各担当教員に相談の上授業以外でも応じる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | 与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 3 | 前8,前16 |
建築系分野 | 設計・製図 | 文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 3 | 前6,前7,前14,前15 |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 3 | 前6,前7,前14,前15 |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 3 | 前6,前7,前14,前15 |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 3 | 前6,前7,前14,前15 |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 3 | 前4,前6,前12,前14 |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 2 | 前8,前16 |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 2 | 前5,前13 |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 2 | 前3,前4,前11,前12 |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 2 | 前6,前7,前14,前15 |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 2 | 前8,前16 |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 2 | 前7,前8,前15,前16 |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。 | 2 | 前3,前4,前11,前12 |
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 2 | 前6,前7,前14,前15 |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 2 | 前6,前7,前14,前15 |